kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

自分たちで走る

2010-06-08 | 陸上競技
月曜日、午後から雨の予定でした。少しずつ雨が降っていましたが何とかかんとか放課後も持ってくれました。よかった。練習は私が急用のため帰宅しなければいけなくなったので、選手に任せることにしました。もちろん多少なりと不安はありましたし、練習自体を私も見たいという感覚があるのでちょっといらいらしましたが、これは仕方ないことです。逆に勝負の舞台で戦うのは自分たちですから「自分たちでやる」という意識を持たせるのにはちょうど良かったかもしれないと思います。互いに「自立」しなければいけませんからね。

練習のはじめに少しだけ昨日の書いた記事の内容「誰のためにやるのか」を話しました。5分程度だと思いますがきちんと届いていればかなり取り組みが変わるはずです。すでにわかりきっていることですが、中国を前にもう一度確認しておくことは選手たちにとって非常に大きなことだと思います。「自分自身が速くなるため」です。それ以外はありません。やらされる練習では意味がありません。大会が終わったから服装や顔つきが変わるような選手はうちのチームではやっていけませんし、やる必要はないと思います。「怒られるからやる」のではなく、「自分自身が必要だと感じるからやる」のです。ここまで考えが及ぶのは非常に難しいことですが今のチームだからここまでいかなければ許されない部分があります。こちらも求めるものが自然と高くなります。

練習自体は任せていますから様子は選手の報告でしかわかりません。火曜日に日誌を読んでその状態をつかむだけです。全体的に疲れも抜けて身体が動き始めたようでした。この日はショートをしてから250m+αのメニューとしました。先週末は短い距離でスピードを持続させていく練習にしましたが、今週は少し距離を伸ばして「スピード持続」をメインとした練習としました。いきなり長い距離を走るのではなく少しずつ積み上げてからその距離に到達するほうがいいかなと。ある程度の練習の質でできたようです。全員が全開とは行かないかもしれませんが、チームとしての力はかなり上がってきていると思います。2年生もやっと力を出し始めたようです。3年生と互角に1本走れたということですから楽しみです。これが本物になれば間違いなく中国でも戦えます。250mが走れたからではなくそれくらいの気持ちで走れるようになったというのが重要です。今のチーム力が均衡しています。ほぼ同じくらいの選手がそろっていますから気が抜けません。本当はこの中から誰かが抜け出していかなければ戦えないのですが、今は全体的に力が上がってきている感じです。選手は本当に集中しなければチーム内で戦えません。良いことですが厳しいですね。

見ていないので日誌だけでの判断です。これ以上は書けません(笑)。良い練習ができたと信じます。
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周南地区選手権

2010-06-08 | 陸上競技
日曜日、周南地区選手権がありました。県総体の次の週ですからちょっとレースに出ようという気になりません。地区で実施される大会ですから盛り上げるためには参加するほうが良いのでしょうが、長期的な視点で見たときにどうしても中国大会を優先してしまいます。休みとポイント練習の組み合わせを考えると日曜日に数本走るだけでは負荷が足りません。

土曜日にかなりの量をやりましたからさすがに日曜日にレースに出るだけの元気はないですね。申し訳ないという気持ちもありますが、やはり勝負のかかった中国を前にすると参加は出来ませんでした。まー余裕があれば出ても構わないのですが、私もチームも余裕はありません(笑)。強化練習をしておかなければいけない時期ですから走り込みは外せないと思います。

という理由で、選手は1人も出場しませんが役員として大会に参加しました。中国に出場しない者は補助員として参加しました。これくらいは貢献しないといけません。普段試合に出場して意識しない裏方の仕事を経験することで、視野が広がっていくと思います。自分達だけで競技会が実施されているわけではありません。多くの人の力があるからできるのです。感謝の気持ちを持ってやっていかなければ成長はありません。

中国組は各自でケアや疲労抜きに充てました。気功や酸素カプセルに行ったりして自分達に必要なことをさせました。軽く身体を動かす(散歩)ことで血液循環を良くして疲れを抜くという部分も意識的にさせました。本来なら自分達も補助員をしなければいけないのですが、その時間を他の事に充てるということが出来るのは他の選手の支えがあるからです。そこは忘れてはいけない部分です。こちらも感謝の気持ちを持ち続ける事が必要ですね。

大会自体は炎天下の中で実施されました。かなり暑い…。それも1つの種目に出場者が多いのでスタートさせるのが大変でした。今回はスターターだったのですが人が少なかったためずっと働いている感じがありました。今回は真面目に働きました(笑)。風は3m近く吹いていた気がしますが競技場の設備の関係でほとんどが公認となりました。選手にとっては記録が出るというのは非常に大きな事です。他校の先生と話をしましたが昨年のベスト記録がこの大会という選手も多いということでした。風速を本部前で計ります。レーンの内側では計りません。かなり違うと思いますね。記録会として位置付けておくくらいが良いのかなと感じています。この記録に縛られてしまわないようにしたほうが良いですね。と、こんな話をogawa先生としていました。「もっと記録が出るはずなのに」という意識があるといけないですからね。

雰囲気的に運動会のようで和気あいあいとやっていました。これはこれでありなのかなという気もします。総体路線とは真逆の雰囲気です。私は一日日に当たってかなり疲れました(笑)。ぐったりです。
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