kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

身体づくり

2010-06-04 | 陸上競技
木曜日、もう一度身体づくりから始めることにしました。これからひたすら身体づくりをしていくというのではなく、中国大会に向けて基礎筋力を回復させていくという意味です。今から筋力を上げるというのは不可能だと思っています。しかし、低下してきた筋力を元に戻す事は可能です。調整練習ではどうしても最大筋力の練習が不足します。と、感覚的に感じていたのでそこを補う練習をしました。

練習はサーキットからやりました。授業は午前中だったので少し時間が取れましたが、1セットのみとしてラダーとドリルをしました。長時間やると疲れも残るので、金曜日にスピード練習をするために動きを確認だけをしました。加速段階の動きを作ってからそこからウエイトにしました。私はここからPTA総会に伴う個人面談に行きました。これ以後の練習は任せて自分達でやらせました。

面談は1人だけでしたがかなり盛り上がって(?)40分程度話をしていました。この中でこのblogの話が出ました。知人に紹介されたということでした。後でうちの選手に話を聞くと保護者同士が知り合いだったとのこと。うーん、つながりがあります。

面談が終わって練習に行こうと思ったら今度は絶妙のタイミングで卒業生が来ました(笑)。たまたま仕事が休みだということで学校に来たらタイミング良く私に会ったということでこれも話し込んでしまいました。話をしているうちに選手が制服に着替えて目の前を通りかかりました。自主的に練習終了(笑)。この手の事が多いので選手は自分達で判断します。個人面談に行くと言っておいたのでしばらく終わらないという判断だったのでしょう。正解ですね(笑)。

それが終わってから選手を酸素カプセルとマッサージに連れていき、戻ってきてから別の卒業生のDVD作成を少し手伝いました。その時点でかなりの睡魔に襲われていたので長時間つきあうことはできず。後日完成させておく約束をしました。とにかく最近はかなり眠いのでどうにもなりません。疲れています。

ひとまず身体に刺激を入れました。これからポイント練習に向けて準備をします。
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ブレない

2010-06-04 | 陸上競技
水曜日、朝の時点で練習計画をどのようにしようか考えていました。あれだけレースをこなしていますから疲れが残っている可能性はあります。しかし、いつまでものんびりしている暇はありません。次に向けてしっかりと身体作りをしてから練習を積んでいかない限りは勝負はできません。基本的に木曜日にウエイト、金曜日にスピード練習、土曜日はポイント練習にしようと当初考えていました。未知数の部分があるのでどこまで休む必要があるのか多少不安に感じていました。今までの流れのままいくのが一番だと思っていますが、やはり気になる部分があったので。

師事している方に電話で相談をしました。ここまできたら何をやっても同じだと言われました(笑)。狙った大会ですからこちらが神経質になる部分があります。そこまで考えなくても大丈夫なのですが、自分自身でも気づかないうちに神経質になっているのだと思います。客観的に指摘してもらえるというのは非常に大きいですね。いつも「冷静にやれ」と言われているのですが、なかなかできません(笑)。
ここまできたら「ブレない」ことが重要だと繰り返し言われました。私が神経質になりすぎて落ち着きを無くすと選手に間違いなく伝染します。特別なことをやらないと決めていた総体は私も全く慌てませんでしたから、選手も慌てませんでした。距離が近い分、指導者の一挙手一投足が選手に伝わるのだと思います。インターハイを狙ってずっとやって来ました。実施に可能性が高くなってくると欲が出ます。より高いレベルでやってやろうという欲が出てくると「自然体で臨む」という一番大切なことができなくなってしまいます。自分の実力以上のモノは出せないのにそこを狙ってやってしまうとこの2週間ちょっとで故障をしたり崩れたりしてしまうのかもしれません。電話をして良かったと強く思いますね。

これで決心がつきました。自分のやり方で自分の信じた道を進みます。特別なことをやろうとするのではなく自分自身がきちんと「これでいい」と思ったモノをやっていきます。不安に思う必要はないのです。選手は確実に力をつけています。普段通りの練習をきちんとやって故障無くスタート地点に立てばこの子達ならやってくれます。そこまでに冷静さを失い、なにをやっているのかわからないようなブレが生まれると意味が無くなります。どこかで私自身、「誰かに頼る」という部分があったのかもしれません。もちろん、頼るべきは頼りますし、アドバイスを受けることは悪いことではないと思っています。しかし、根本的な部分でブレると良いことはないのです。まだまだですね。

いつも思うのですが、こうやって支えていただけること、的確なアドバイスをいただけることに対して感謝しなければいけません。放っておいても問題ない者にきちんとしたアドバイスをしていただける。こういう指導者に囲まれながら育てていただくことに私自身感謝しなければいけません。選手がここまで来たのは選手自身の努力ですし、支えてくださる多くの方のおかげです。私の力は微々たるもの。それを忘れ自分が何とかできると思い上がらないようにしなければいけません。常に頭を冷やしながら取り組んでいきたいですね。

ブレません。真っ直ぐみて進みます。
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