kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国を前に

2010-06-17 | 陸上競技
水曜日、中国大会前最後のミーティングをしました。午後は気功に行く予定の者が数名いたので朝の段階でミーティングをしました。

早いもので昨年の中国から1年経ちます。あの日からこの中国で戦うことだけを考えてやってきました。選手も同じ気持ちでやってきたはずです。私から話すというよりは選手が「想い」を話すほうが良いかなと思い話をさせました。それぞれがこの大会に対して様々な事を思っています。仲間の口から想いをきちんと聞くことでチームとしての想いは一つになっていき、伝統が作られていくのだと思います。

今回3年生のotaniが中国に進めませんでした。本人もかなりのショックを受けていましたが、総体が終わった翌日からは次に向けてひた向きに取り組み始めました。実直に素直に取り組む姿は今まで一緒にやってきた他の3年生に大きな刺激を与えました。本当にすごいことだと思います。そのotaniからの「スタートラインに立てるということはインターハイに行ける可能性があるということ。今までやってきたことを信じて走って欲しい。」という言葉が心に響きました。選手達の心にどう届いたでしょうか?「想い」は必ず力に変わります。

今までうちがやってきたこと、それは簡単には出来ないことだと思います。本当に一生懸命にインターハイに行って戦うことだけを考えてやってきました。凍えそうな寒空の中、周りに誰もいなくってもひたすら走る、補強をする。どんなに苦しくても投げ出さず手を抜くことなく必死になって走ってきました。どこのチームよりも真剣に競技に取り組んできたと自負しています。だからこそ「力」を示していく必要があります。うちのような「普通のチーム」が全力で物事に取り組めばこんなに変わるんだというのを示したいと思っています。中国で戦うということは県総体で負けた多くの選手がいたから出来ることです。その人達の分までとは思いませんが、様々な人に勝ったから戦えるのです。忘れてはいけません。

あとは「自分達のやってきたことをする」だけです。特別な事はありません。今回mikiが足を痛めましたが、このことにより私もチームも多くの人に支えられて今があるということを改めて感じることが出来ました。だからこそ特別なことをするのではなく、自分達が今までやってきたことをやる。それが自然に結果へと結び付いていくのです。変に気負う必要はないと思います。自分のやるべきことをきちんとやるだけ。他にはありません。

負けにいくつもりはありません。出場する全ての種目でインターハイに進む気でいます。最後は「想い」だと考えています。チームとしてどこまでも戦います。挑戦者として全力で戦いたいと思います。

応援して下さっている皆様、少しずつで構いません。力を貸してください。インターハイに行けると信じてください。それが見えない力になり背中を押してくれます。どこからも応援されるチームになったと思います。戦います。
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