kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

現実3

2011-09-15 | 陸上競技
練習を始めました。が、数人故障気味の者がいたので別メニューのような形になりました。土曜日、練習中に腰が痛いと言ってきた者がいました。話を聞くとその前の水曜日に痛めた気がするとのこと。この段階では何も言ってきませんでした。土曜日突然だったので何故早い段階で申し出て治療に行かなかったのかと話をしました。「痛くて走れない」という雰囲気が出ていたので土日で治療に行くように話して土曜日は早く帰らせました。が、月曜日になってもほとんど変化なし。整形外科でレントゲンだけでも撮ってもらうかと問うとはっきりした返事をしない…。どうしたいのか分からないので補強だけでもやるように言いました。これは冷たいのか…。

他の者の練習を見ていました。先日から脚を痛めていた者がいました。かなりの時間をかけて治療に回り、何とか走れるメドが立ってきた所でした。そのため細心の注意を払って痛めた場所を伸ばしながら練習をさせていました。この日、伸ばしている様子がないので「伸ばしてからやるように」と指示を出しました。こちらは万が一があったらいけないと思って気を配ってやってきたつもりです。見てみると伸ばすための道具を忘れているようでした。がっくりしました。今自分が置かれている現状、やらないといけないことが分かっていません。しかし、忘れたことを私の所に報告に来ません。縄跳びで代用して自分で勝手に練習を始めました。この時点で私は情けなくなりました。何故、忘れたことを言いに来ないのか?この状態でケアが不足して故障をしたら今までやって来たことは水の泡です。そこに気が回らないのか?

自分自身の人生です。これだけ言ってきても勝手にやるのであればそれはそれで仕方ないのではないかと感じました。私は性格的にかなりしつこく言い続けます。万が一何かあって取り返しのつかないことになったら絶対に後悔するからです。そうならないために話をする。が、それに従う気がないなら面倒は見切れないと思います。

繰り返しになりますが私は1度言っただけで出来ない者に「もういい」と言い放つ事はありません。そうならないようにしつこくしつこく言い続けます。今回はこれだくしつこい私でもさすがに我慢できなかった。指導するというのは我慢の連続です。選手が考える以上に周りが想像する以上に我慢しています。私のやり方を知っている人は「そこまではできない」と良く言います。が、私が我慢しないと上手くいかないことが出てくるのでかなり我慢するようになりました。

しかし、治療に行くように促しても行かない。今が一番大切な時期なのに指示を仰がすに勝手に走る。これでは部活動は成立しません。やりことをやりたいようにやるだけなら部活動ではない。言われたことはやらない、技術的な事は教えろというのは虫が良すぎるのではないかと思います。間違っているのでしょうか。

勝手に走っている者、身体も冷えてきてかなり危ないなと思っていました。走るために声を出して自分のレーンを確保しませんからなかなか走り出せません。筋温が保てない、伸びが悪くなるというのは明白です。私も甘いのでさすがにまずいと思って止めさせようと思いました。自分勝手を認めてしまう形になりますからきちんと注意をしようと。が、止めようとした前にまた脚を痛めてストップ。考えられません。今までどれだけの人が支えてきたのかを考えればここまでバカな事はできないはずです。

さすがに激高しました。
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現実2

2011-09-15 | 陸上競技
その日の午後、競技場での練習としていました。いつも通りの練習形態でやろうと思っていましたが、開始前の雰囲気が悪い。朝練の時に注意を受けたというのもありますが、明らかにふてくされた表情の者がいます。朝練で言われたことが気に入らないのでしょう。土曜日は出ていたのに月曜日は出ていない。この言葉にのみ強い不満を感じているのかもしれないなと思いました。自分自身を正当化するつもりはありません。しかし、これは現実にそうなのです。声が出ていないから出ていないと言った。私1人の声よりも複数で発する声の方が小さい。これはどうなのか。

練習開始前に本当に嫌気がさしました。悪いのは注意をする方なのか?何で指導する者がこんな気持ちで練習に顔を出さないといけないのか。本当に悲しい気持ちになりました。嫌々練習に取り組んでもらっても意味がありません。明らかに「不満」を抱いているのが出ています。こんな状態で練習は出来ません。

練習をしないでバックストレートに集めました。自分でやろうと思えば絶対に出来ることをやらないというのをやろうとしないというのをぶち壊したいと思いました。数年前にチームが変わり始めたきっかけ、バカになって声を出す。恥も外聞も関係ない。とにかく思いきって声を出す。これで全ては変わりました。今の選手は周りの目を気にします。声出しも言われるからやるという感じです。部活の雰囲気を作るのは私ではなく選手自身だという感覚が欠落している気がします。グランドの真ん中で声を出すように指示をしました。いきなり選手にさせるのは無理だと思いました。だから、34歳の社会人である私が一番最初に声出しをしました。やれというだけでは「自分は何もしないくせに」と思われると感じていたので。私に続いて全員が嫌々ながらもやりました。こういう行為に意味を感じない者もいます。別に裸で走れと言っているわけではありません。常識を逸脱した指導だとは思いません。この時点で感覚がおかしいのかもしれませんが…。陸上競技ではスタートラインに立つ時からすでに1人です。リレーを組んだとしても走るのは1人ずつ。周りには見られている中でパフォー
マンスを発揮しないといけないのです。1人ずつ声を出す事を恥ずかしがっていたら何もできない競技だと思っています。

その後、もう少しだけ話をしました。素直に人の話を聞く姿勢を持たなければいつまでたっても何も変わりません。自分の経験も踏まえて話をしました。ここでケリをつけて練習に集中させたいという気持ちがありました。数人は目が変わった感じがしました。本当に変わらなければいけない者がまだまだ伝わっていない感じが残っていました。これの繰り返しでここまで来てしまったのです。何とかしなければという強い気持ちがありましたが、なかなか上手く伝わりません。

それでもやるしかないと思い練習に入りました。
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現実

2011-09-15 | 陸上競技
先週の月曜日、blogを書かなくなった日の事です。何か書けば感情的になってしまうのであえて書きませんでした。書いたことによりまた何かしら問題が発生してしまうのも嫌だったので。ありのままの現実を書くことは不可能だと思います。が、今起きている現実を何らかの形で残しておきたいと思います。自分自身を正当化するつもりはありません。誰かを攻撃するつもりもありません。ただ、書きます。

月曜日、朝練に行きました。一応選手は全員揃っていました。しかし、事前に朝練について聞きに来る者がいません。これは私からすれば「当たり前」の事だと思っています。私にも仕事があります。他の誰よりも早く職場に着いて仕事をしていますが、それでもなかなか終わりません。部活はメイン業務ではありませんから、部活の時間を確保するためには他の時間を使って仕事をしないといけないのです。だから、事前に朝練のメニューを指示してきました。これはここ数年ずっとやってきたことです。が、ここ最近はそこが曖昧になっていました。本当に厳しいと感じていました。

グランドに着くと選手は集まっていました。が、その隣で体育の先生がトイレ掃除を1人でされていました。私はこの状況で自分だけ付きっきりで選手指導するということは出来ません。自分よりも年上の人が掃除をしているのですから。挨拶に行き色々と話をしていました。選手には基本的な動きをやるように指示。付きっきりで見ることが出来ませんでしたがこれくらいはやってもらわないと困ります。

スティックを使ってのドリルに移ったのですがこちらがイメージしていたよりも声が出ません。前の土曜日にやっと声が出るようになってきたと感じていました。これはその日のblogにも書いていました。やろうと思えば出来る事です。やっと声が出るようになったかと思った矢先にまた元に戻る。明らかに意識不足です。やろうと思えば間違いなくもっと出来ます。いい加減にして欲しいという気持ちが強くなりました。毎日毎日、声を出すように言い続けてきました。「やればできること」「意識すれば出来ること」をやらないというのは「やろう」という意志が足りないと思います。難しい話ではなく誰にでも出来ることだと思っています。

ドリルが終わったので全体に話をしました。何故、土曜日に出来ていたのにこの日はできないのか?土曜日声出しをしていた者は他の者に遠慮しているのか?周りは関係ないはず。自分自身の問題です。初めて言われたのであれば仕方ないかもしれませんが、嫌になるほど言われてきたはずです。何となく声を出しているというのが明らかです。これでは…。

朝練であろうが本練習であろうが声を出すということは変わりません。これだけ波があるようなチームでは間違いなく力は出せません。なぜこれだけ簡単な事が出来ないのか?やろうと思えば誰でも出来ることをやらないのに、見えないところでしっかりとした努力が出来るのかと?本当にもどかしくて…。やれと言われたことはやらない、それで練習をしっかり見ろというのはどう考えても間違っていると感じました。何でもかんでも選手のやりたいようにやるのは部活動ではない。ずっとずっと言い続けて来た事ですから。

午後は気持ちを切り替えてきちんと練習をしてくれると信じていました。しかし、…。

記事を変えます…。
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