kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

トラブル

2011-10-31 | 陸上競技
土曜日、試合当日の朝です。雨が降りそうで降らない雰囲気でした。朝6時から散歩をしましたが少し肌寒い感じがありました。これなら何とかなるかなという天気でした。

7時出発の予定にしていましたが車に行くと何故か鍵が開いています。前日鍵をかけたつもりでしたがかかっていなかったのでしょうか。ロックをかけたことを確認していませんでしたから私のチェックが甘かった部分があります。ワイヤレスキーでかけたつもりになっていたのかもしれません…。

車に乗ってエンジンをかけようとすると全くかかりません。室内灯を点けようとしたときに明らかに暗かったので疑問に感じていましたが、実はドアの何処かが半ドア状態だったのだと思います。バッテリーが上がってしまっていたのです。さすがにイラッとしました。前日、車の扱いについては注意を促したつもりです。細かいところをチェックしていかないといけません。私自身も甘い部分があったのは間違いないと思いますが。夏を終えてバッテリーが弱っていた可能性がありますが、ドアをきちんと閉めておけば問題はなかったかなと思います。

前日に力一杯ドアを閉めたときに反動で閉まっていなかったのかもしれません。顧問の車ですからそこまでの意識はないのかもしれませんが、他人の車に乗っていたという気持ちを忘れてもらいたくはないと思います。アップ時間に間に合わないと思ったので歩いて競技場に向かわせました。

私は慌てて何人かにプラグを持っていないかを電話で聞いて回りましたが誰も持っていません。車の販売店に持っていくためにもまずは動かさないといけません。そこにたどり着かないと先には進みません。どうしようか悩んで外に出ると目の前にタクシーが数台止まっていてその後ろに本社があることに気づきました。頼んでみると快く貸してくださいました。知人の車のバッテリーら充電(?)させてもらい何とか動き始めました。試合に行っているにも関わらずそれ以外のエネルギーを使うことが多くなります。疲れます。

チーム状況が良いときにはこんなことはあまり起きません。まだまだ甘い部分があったのは続いています。細かいところまで出来るようにならないと本当の成長はないのです。こういう機会にきちんと教えていかないといけないのです。

波乱の県体の始まりでした。「引き寄せる」ものがあります。笑えません。
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何のためなのか

2011-10-31 | 陸上競技
金曜日、午前中授業を受けて午後からは県体に向けて出発としていました。移動の際は全員が車に乗ることが出来ません。そのため朝の時点で4時間目が終わったらすぐに教室を出て着替えて出発するように指示をしていました。

4時間目が終わって10分で出発しなければ間に合いません。12時40分に終わり13時の電車に乗ります。時間的に厳しいのは分かっていますが不可能な時間ではありません。電車で行くように指示を出していた者の大半が急いで来ました。当然です。が、1人いつまでたっても来ません。かなりイライラしました。時間的に余裕がないので…。これ以上遅くなると間違いなく電車に遅れるという時間になっても来ないので車で行く予定だったものを慌てて電車組に変えました。他の先生に駅まで連れていってもらうように頼んでいたのですぐに連れていってもらい何とかギリギリ間に合いました。電車組が出てしばらくしてから遅れて来ました。慌てた様子はありません。早く来るように言っていたにも関わらず何故遅かったのかを訪ねると「テストの点がショックで…」と言われました。言葉を失いました。

基本的な話をしているだけだと思っています。時間を守るというだけの話です。難しいことを要求していません。小さな事ではありません。団体で行動するときに一人でも約束を守れないと周りに多大な迷惑をかけます。その事は繰り返し話をしてきましたし、当然の事だと思います。それをこの期に及んで言わないといけないのか…。本人には個別に話をしましたが真剣に考えないといけないことです。

電車組が到着する時間に合わせて徳山を出ました。2時半には山口に着いて練習開始。午後から雨がひどくなる予報だったので少しでも早く練習を終えておきたいという気持ちがありましたが、練習を全く見ることは出来ませんでした。うーん、何のために早く行ったのか良くわからない感じがあります。選手の走りは全く確認できず。今回はバトン練習が全く出来ていませんでした。日程的な事もありますし、女子はエースが走るだけで精一杯だったのでそこまで到達できませんでした。見ておきたいという気持ちはありましたがなかなか…。

5時前に練習を終え宿舎に。宿舎の駐車場で荷物を降ろさせましたが、車の後の扉を閉めるのが中途半端なので注意をしました。すると思い切りバタンと力一杯閉めました。これにはかなり頭に来ました。自分の車だったらそんなに酷い扱いはしないはずです。壊れたらどうするのかと。あまり意味が分かっていない感じがありました…。うーん。

実はこの事が翌日の朝大きなトラブルにつながります。後の扉のみに気を配っていたため起きた出来事です。また別に書きます。
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やはり・・・

2011-10-31 | 陸上競技
水曜日の練習後、食事に行きました。その中で色々とよくない話を聞きました。がっかりです。引退した選手の服装が良くないということ。見えるところではきちんと体裁を取り繕うのですが見えなくなったら酷いという話でした。私からすれば「やはり・・・」という感じです。その話を踏まえて木曜日に話をしました。

うちの学校の陸上競技部に所属して何をするのか?本当に大事な話が分からないからいつまでたっても同じことを繰り返す。練習がきちんとできないのはその前に自分自身が何をやらないといけないかを理解できていないからです。部活の時間だけきちんとやろうと思っても間違いなくできません。選手には何度も言っていますが「生活が性格を作る」のです。性格とは「考え方」です。少しくらいいいだろうというのは間違いなく「性格」であり、その選手の「考え方」の根底にあるものです。これを意識して改善していかなければいつまでたっても成長はしません。こう考えるとこの1年間チーム作りが全くできなかったのもわかってきます。もちろん私の力不足というのが大きな理由です。「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」という言葉を何度か言ってきたことがあります。「やりたくない」「強くなりたくない」と思っている者にどれだけこちらがアプローチしても本人の意志がなければどうにもならない部分です。師事している方には「そういう選手をどう成長させるかが指導者の手腕」と言われてきましたが、今の自分ではできなかったですね。

陸上競技部に所属していた時だけきちんとできる。これは全く意味がないと思います。結局は「怒られるからやる」という他律的な部分だからです。自分自身で「我慢」をして自分をコントロールできるようにならなければ将来的に困ることになります。だからこそしつこくしつこく言っていくのです。1年前にこんなことになるのではないかという危惧がありました。その後冬期練習中に信じられないこと、考えられないことが何度も何度もあり私自身の「心」が折れそうになりました。シーズンに入ってもそれは全く変わらず結果的には目標には大きく届かない状態。中国大会前にはチームは完全に崩壊していました。これは「その時」にいきなり起こることではありません。その前に予兆があるのです。その時点で何度も言い続けていますが「受け取る気がない」情報は無駄です。それでもやっていくしかありません。かなり耐えてやってきて、最後の場面で「これからが本当に大事」と話して中国を終わりました。

引退した選手の行動がおかしければ下級生は「あの時こんなことを言っていたのに・・・」と競技をしていた時の言葉も信用できなくなります。当然です。部活動に所属していた時だけ「服装」「行動」がきちんとできるというのではこれまで費やした時間の意味がなくなってしまいます。自分自身で理解して「行動」できるようになるからこそ部活動の意味があるのです。周りに流されずに自分自身のために努力する。「自分を高める」「自分自身の可能性にチャレンジする」という根本的な考え方が身についていなければ間違いなく行動が崩れます。当然です。

どれだけ話をしても受け取る側が受け取らなければ意味がない。独り言と同じです。話をする人間に相手の「心」を動かすだけの力がないというのもあると思いまう。ここ最近は選手が見違えるように成長してくれていました。私も安心していた部分があるのかもしれません。だからといって手を抜いたとは思いません。しかし、足りなかった。それが現実でです。

情けないなという気持ちと怒りがあります。伝えきれない部分があるのは間違いありません。かけてきて時間は何だったのか?これを今の選手が聞いて何を感じるのか?どう考えるのか?これが今後につながっていくと思います。情けないですね。
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中間考査終了

2011-10-31 | 陸上競技
時間が作れず更新が全くできていませんでした。バタバタしていて・・・。

水曜日、中間考査が終わりました。今回は国体の関係で考査が始まるのが1週間ずれました。県体も1週間ずれていたので問題はなし。山防地区や宇部地区の選手は本国体に引き続き山口大会の手伝いで練習ができていないという話を聞いていました。少し離れているので手伝いはしていませんが、本来ならうちの選手も協力をしないといけないのではないかと思います。

考査終了後は冬期練習で行う練習のための準備を少ししました。補強のメニューを印刷してラミネート加工をしました。これを各自に渡しいつでもどこでも補強ができるようにしました。思い付きでやると間違いなく自分の好きなメニューしかやらなくなります。一覧表を作成することでいろいろなメニューをすることができます。これは最終的には意識の問題になるのですが・・・。あとは身体作りメニューのメニュー表を作成しこれもラミネート加工を。次にどのような種目をやればいいのかが間違いなくわからなくなります。効率を上げていくためには準備をしなければいけません。ラミネートしたものをどのように持ち歩くかを考えさせました。また、今後は練習メニューや配布した資料を各自で保管させるようにしました。そのためのファイルも購入させました。大事なことだと思います。与えられるだけではなく自分たちで考える時間を持たせないといけないと最近強く感じています。考えないで行動することが多すぎます。

練習は試合前ということもあり、少し動かす程度にしようと思っていました。ここ最近は時間の関係でバトン練習ができていません。うちのように走力がないチームはバトンで少しでもかせぐようにしないといけません。春先からいろいろと教わってきて以前よりは良くなってきています。これも継続してやっていかないといけない部分です。動きの確認を行いその後SD練習、バトンとやって終了。男子はかなりいい感じになっていました。走力も上がってきているので4継は上位入賞が十分狙える位置にいると感じていました。女子はエースが少しずつ復調してきていますがやはり練習が足りません。ハイスピードでの走り込みが不足しています。いろいろと考えすぎて走れないので「何も考えずに思い切り走れ」と指示を出しました。最後のバトン走はかなり良かったですね。

十分な準備はできませんでしたが今シーズン最後の大会を迎えます。力を出してもらえればと思っていました。
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