火曜日、合宿3日目です。合宿の前半を終えていよいよ後半の練習となります。それなりに疲労もあるでしょうがしっかりと頑張ってもらいたいものです。
午前中は特定のパートをみるというよりはいろいろなところを見て回るという感じでした。サブトラックで女子の100mHをやっていたのでそれを他の人と一緒に見ていました。今回の合宿には日本選手権の1位・2位がアシスタントコーチという形で参加していました。こういう選手を目の当たりにするだけで大きな価値があります。レースを見るだけではなく実際の練習を見ることは高校生にとっては刺激になるはずです。高校生が日本のトップ選手と同じような練習・動きはできないと思います。逆にやってはいけないと思っています。基本的なことをやったその上に特出した技術があるのです。また、本人が意図していなくてもそのような動きになっているということもあります。速い選手を真似たら速くなるというわけではありません。そこを理解したうえでトップ選手の走りを見るというのは参考になります。
昼休憩をはさんで、広島出身の偉大なトレーナーの話を聞くことになりました。「考え方」や「心構え」といった「姿勢」についての話です。この姿勢がきちんとしていたら力が発揮できるというのを実際に選手に示されました。「感謝」の気持ちを持って競技に臨むと自分の持っている力を最大限に発揮できる。「心構え」でパフォーマンスが変わってくるということです。また、失敗した時がチャンスだという話を繰り返し話されていました。怪我をしたときはどうしても自分自身に対して否定的になる。そうなると良いものも悪くなる。悪循環を招くのです。怪我をしていても「大丈夫」と思えば怪我をしている場所の周りの筋肉がその個所をサポートしてくれてさらに大きな力を発揮できる。自分が「怪我をしたから走れない」と思い込むから走れないのです。怪我をしたことで周りの存在に支えられるというのは怪我をした場所だけではなく人間としても同じだと感じました。多くの人に支えられて自分の存在があるのだということを理解する必要がありますね。
また、このことはうちの女子選手で目の当たりにしてきました。怪我をしなければ取り組みは変わらなかったかもしれません。自分自身が追いつめられて初めてやらなければいけないことに気づく。気づけない人もたくさんいる中で気づけたというのはこの子の人生にとって本当に多いなことだと思います。だからこそ自分のために努力ができるようになってくる。話を聞きながらいろいろなことを感じました。
話が終わってから徳島の先生と少し話をしました。facebookで知り合いました。名前だけは知っていたのですが「友達申請」を受けて少し交流を持つようになっていました。私が大学院を卒業してから他の大学に入学して競技をされていたとのこと。偶然、国体の時に知り合った徳島の先生と来年から同じ職場になるということでした。これも何かの縁ですね。色々な話をしました。こうやって交流の輪が広がっていくというのは大きいと思います。どのような形であれ知り合いが増えていくというのは情報も増えますし、人間関係も変わってきます。こういう合宿ではできる限り多くの先生と関われたらと思います。貴重な時間でした。
話が終わってやっと練習を見に行きました(笑)。ここまではうちの選手の練習を見ていません。移動して短短女子を見に行きました。なだらかな坂道を走っていました。この日もうちの選手は図々しく先頭のグループに入って走っていました。大事なことです。少しずつ距離を伸ばしていってまた短くなるというピラミッド形式の坂道走でした。この組には中国大会の1・2位が一緒にいました。これはある意味貴重な体験です。勝負をしようと思えばやはり避けては通れない部分です。4本1セットで実施されていました。相変わらずうちの選手は最初からMAXで走っています。これも大事なこと。中国トップ選手は3本目までゆっくり走って最後の1本だけMAX。疲れ果てての4本目と元気な4本目では太刀打ちできません。これは仕方ないと思います。2番手の選手はしっかりと走っていました。ほとんど同着か少し勝つくらいで走れていました。自信になります。一緒に走っていた12秒5台の選手は少し遅れていたので悪くはないのだと思います。いい感じで走れていました。
練習終了後、私はアストラムラインに乗って宿舎に戻りました。せっかくの機会なので。大回りになりますが貴重な経験ができました。
夜は、懇親会。他県の先生とまた話ができました。こういう機会を大事にしていきたいですね。
午前中は特定のパートをみるというよりはいろいろなところを見て回るという感じでした。サブトラックで女子の100mHをやっていたのでそれを他の人と一緒に見ていました。今回の合宿には日本選手権の1位・2位がアシスタントコーチという形で参加していました。こういう選手を目の当たりにするだけで大きな価値があります。レースを見るだけではなく実際の練習を見ることは高校生にとっては刺激になるはずです。高校生が日本のトップ選手と同じような練習・動きはできないと思います。逆にやってはいけないと思っています。基本的なことをやったその上に特出した技術があるのです。また、本人が意図していなくてもそのような動きになっているということもあります。速い選手を真似たら速くなるというわけではありません。そこを理解したうえでトップ選手の走りを見るというのは参考になります。
昼休憩をはさんで、広島出身の偉大なトレーナーの話を聞くことになりました。「考え方」や「心構え」といった「姿勢」についての話です。この姿勢がきちんとしていたら力が発揮できるというのを実際に選手に示されました。「感謝」の気持ちを持って競技に臨むと自分の持っている力を最大限に発揮できる。「心構え」でパフォーマンスが変わってくるということです。また、失敗した時がチャンスだという話を繰り返し話されていました。怪我をしたときはどうしても自分自身に対して否定的になる。そうなると良いものも悪くなる。悪循環を招くのです。怪我をしていても「大丈夫」と思えば怪我をしている場所の周りの筋肉がその個所をサポートしてくれてさらに大きな力を発揮できる。自分が「怪我をしたから走れない」と思い込むから走れないのです。怪我をしたことで周りの存在に支えられるというのは怪我をした場所だけではなく人間としても同じだと感じました。多くの人に支えられて自分の存在があるのだということを理解する必要がありますね。
また、このことはうちの女子選手で目の当たりにしてきました。怪我をしなければ取り組みは変わらなかったかもしれません。自分自身が追いつめられて初めてやらなければいけないことに気づく。気づけない人もたくさんいる中で気づけたというのはこの子の人生にとって本当に多いなことだと思います。だからこそ自分のために努力ができるようになってくる。話を聞きながらいろいろなことを感じました。
話が終わってから徳島の先生と少し話をしました。facebookで知り合いました。名前だけは知っていたのですが「友達申請」を受けて少し交流を持つようになっていました。私が大学院を卒業してから他の大学に入学して競技をされていたとのこと。偶然、国体の時に知り合った徳島の先生と来年から同じ職場になるということでした。これも何かの縁ですね。色々な話をしました。こうやって交流の輪が広がっていくというのは大きいと思います。どのような形であれ知り合いが増えていくというのは情報も増えますし、人間関係も変わってきます。こういう合宿ではできる限り多くの先生と関われたらと思います。貴重な時間でした。
話が終わってやっと練習を見に行きました(笑)。ここまではうちの選手の練習を見ていません。移動して短短女子を見に行きました。なだらかな坂道を走っていました。この日もうちの選手は図々しく先頭のグループに入って走っていました。大事なことです。少しずつ距離を伸ばしていってまた短くなるというピラミッド形式の坂道走でした。この組には中国大会の1・2位が一緒にいました。これはある意味貴重な体験です。勝負をしようと思えばやはり避けては通れない部分です。4本1セットで実施されていました。相変わらずうちの選手は最初からMAXで走っています。これも大事なこと。中国トップ選手は3本目までゆっくり走って最後の1本だけMAX。疲れ果てての4本目と元気な4本目では太刀打ちできません。これは仕方ないと思います。2番手の選手はしっかりと走っていました。ほとんど同着か少し勝つくらいで走れていました。自信になります。一緒に走っていた12秒5台の選手は少し遅れていたので悪くはないのだと思います。いい感じで走れていました。
練習終了後、私はアストラムラインに乗って宿舎に戻りました。せっかくの機会なので。大回りになりますが貴重な経験ができました。
夜は、懇親会。他県の先生とまた話ができました。こういう機会を大事にしていきたいですね。