刺激

水曜日、本来であれば軽くやって終わりの所ですが前日全く走っていないのでいつもの調整とは少し違う形で行いました。前日織田記念に出た者は休養。本当は少し動かしておこうかなと思ったのですが若干脚に違和感があるということなので整体に行くことに。身体のバランスが崩れているのもあると思います。前日にアップを見ていたら接地したときの「音」が若干違いました。この部分が実は少しずつ影響している可能性はあります。大きな故障というよりは「違和感」程度なのですが今後のことを考えると無理する必要はありません。

他の者は通常通り。といっても私が会議のため練習の前半は選手にお任せとなります。新入部員が数人入ってきてこれまでと比べると部員数が3倍近くになりました。いや、これはある意味困ります。うちの練習パターンではそれほど多くの人数を上手く回すことはできません。練習道具が不足して今します。この日の練習は簡単にやって終わりにするつもりでしたが新入生に練習方法を教えるという時間が必要になったためかなり手間取ったようです。仕方ないのですが・・・。大会前なのでできるだけ短時間というのが理想。

私が練習に行ったときにはやっとドリルが終わるという感じでした。通常40分程度で到達するところに1時間半くらい要していました。もう少し上級生が多ければもっと効率よくできるようになるのですがなかなか・・・。さらにマネージャー希望の生徒も来ていました。うちの部活、普通の部活とは大きく異なります。マネージャーと言っても選手と同じことを求めますし、そのマネージャーの出来如何によってはチームは大きく成長します。が、これまで「マネージャーのお世話が必要な状態」が結構続いて結局辞めていくというパターンが多くありました。かなり厳しいと思います。今回来てくれた子が本当に入ることができるのか？あまりプレッシャーをかけたくはないのですが。

練習内容自体はそれなりに。いつも通りにチューブ、スキップ＆シザース。バトンの並走。３０＆６０。特に面白い練習はありません。それでいいと思っています。今までやってきたことをきちんとやり続ける。これが一番の練習です。新しいことをやればそれで速くなるとは思っていません。地道な練習の積み重ねです。大きなエースが不在だったためバトン練習は1走と3走が一緒に走るパターンにしました。「一緒に走ると速く走れる」と話をしていました。お互いに負けたくないという気持ちがあるのでしょう。とにかくこの部分は大事です。大きなエースが復調の兆しを見せている今、カギを握るのは2年生の2人（小さなエースは「別格」ですから）。12秒前半（かなり前半）で走る2人を擁している今のチームで勝敗を分けるのは2年生です。この2人がもう少し「何が何でも」という気持ちを持ってくれると全く変わってくると思います。

男子についてはそれほど触れていません。理由は「発展途上」だからです。現時点では戦えません。それは客観的に見て「当たり前」だと思っています。この日卒業生が来てくれたのですがこの学年は短距離に3人いてそれぞれが本当に良い選手でした。しかし、その下の学年は部員が０。この状態では下級生は育ちません。今は2年生が中心に下の学年の対応をしていますが「目指す選手像」が見えない状態でやっていかなければいけませんから簡単にはいきません。それでいいと思っています。最短で秋以降の勝負。春の総体は「チャレンジ」だと思っています。今後のことを考えてどこまで力を出せるか？？ここにかかっています。

練習はまずまず。選手権で自己ベストを更新して本当の勝負に向けての準備をしていけたらと思っています。