火曜日、この日から2年生は就業体験。女子2名は朝練に参加してから実習に行くことに。これは少し話をした結果ですが。「明日は朝は就業体験があるのでどうしたらいいですか?」と質問してきました。「どうすればよいと思うか?」と聞くと一人は「途中で抜けていく」と答え、もう一人は「いつもよりも早めに来て始める」という答え。どちらが正解なのか?これは分かりませんが「やるべき練習」があるとすれば途中で抜けるという判断にはならないと思います。結局20分程度早めに来て朝練開始。私もその時間に合わせてです。まーそれより30分以上前に来ていますが少しは自分の仕事ができたらと思う部分はあるのですが(笑)。
久々に日誌を見ました。夏休み中はなかなか見ることができず。本当は見たかったのですが・・・。見てみると女子キャプテンに指名したものがかなり日誌の内容が深くなっていました。これから先のことを見据えてです。が、他の者は・・・。この事に関して午後の練習の前に全体を集めて話をしました。以前から(顧問になってからこれまで)うちは「リレーを中心にチームを作る」という話をしています。当初はリレーでしか県総体に出場できなかったというのもありますが、私自身学生時代からリレーに対する「想い」が強かったのもあります。昨年のインターハイは1人参加でしたがもう一人連れて行きました。「来年はこの場で走るんだ」という「想い」を持たせるためです。それが実際に実現する。本人んが「今の自分たちのままでは駄目だ」と真剣に感じ取ったからだと思います。通常はそのような感情を示す選手ではないのですがやはり「インターハイ」という特別な舞台を目で見て雰囲気を肌で感じたことが大きく変えたのだと思います。
が、今回の日誌を見ると支部新人以降の日誌の中に「リレーで戦う」という意識がある選手が女子キャプテンだけ。特に女子はインターハイを経験して、支部新人で「4秒落ち」という通常では考えられない記録を出している。それなのにこの状況というのはどうなのか?「頑張らないといけない」と書いていますが、これは絶対に力にはなりません。本当にリレーについて考える気があるのか?全員ができないのであれば完全にあきらめます。が、前キャプテンの意志を継いで今のキャプテンが「リレー」について書く。今は到底不可能かもしれませんが来年度もインターハイに行くという強い意志を持って取り組んでいるのが分かります。
この状況ですから「リレーで中国新人に進む確率は0」という話をしました。「リレーで行きたい」と書いてはいますがそれは「行きたい」という希望であってそこに「想い」が入っていません。一人だけ「情熱」を持っていたとしてもそれ以外の者が「それなり」であれば絶対に届きません。昨年は部活中の会話や練習後の会話の中に「リレー」の話が結構出ていました。しかし、今は違います。明るい雰囲気の中で練習はできていますが「それだけ」です。本当に戦うための練習にはなっていたいと思います。こういう書き方をすると「練習をしていない」と思われるかもしれませんが、練習の質としては確実に上がっています。しかし、そこに「目標の共有」があるかどうかです。
残念ですが今の状況であれば一人もインターハイ路線の勝負には乗れません。昨年、前キャプテンはこの時点で100mが12秒97がベスト。それから1か月半で12秒35まで記録を伸ばし、中国大会では12秒17、4位入賞してインターハイを勝ち取りました。昨年のこの時点でどれだけの人がこの子がインターハイに個人で行くと思ったでしょうか。リレーも県新人で49秒9を出しましたが中国新人は予選落ち。このようなチームが1年後に48秒29を出して4位に入るというのを予測できるでしょうか?実際はその大きな目標を達成しています。これは指導云々ではなく選手の「想い」の強さだと思います。「自分たちはリレーで絶対にインターハイに行くんだ」という強い意志。これだけが選手を突き動かしていたと思います。「今」の「力は」問題ではないのです。必要なのは「今」の「想いの強さ」です。これが不足しているのであれば可能性は0。戦うレベルにはなりません。
厳しく話をしました。それでもなかかな分からないと思います。「情熱」の部分が足りません。人を目標に突き動かすのは「情熱」です。そこに向かっていく中でどんな困難でも乗り越えてやるという「想いの強さ」がなければどれだけ練習をしても効果はないと思います。この子たち自身がやらなければいけないこと。私から与えられた目標では到達しないのですから。現女子キャプテンはかなり変わってきました。階段サーキットをやった時にこれまでとは違う雰囲気がありました。これまでは「疲れているけど頑張っています」という感じや「辛い」という雰囲気を前面に出している感じがありました。この時の階段サーキットは他の者とは違い「強くなるためにやる」というのが目で見て分かりました。前キャプテンも「前と全然違いますよね」という話をしていました。本気になれば見ている側にも伝わるのです。その支えにあるのが「リレーで戦う」という部分。それが日誌に書き記してある。ここに大きな「差」が生まれるのだと思います。
どこまで伝わるでしょうか。本気になれるでしょうか。見ていきたいと思います。
久々に日誌を見ました。夏休み中はなかなか見ることができず。本当は見たかったのですが・・・。見てみると女子キャプテンに指名したものがかなり日誌の内容が深くなっていました。これから先のことを見据えてです。が、他の者は・・・。この事に関して午後の練習の前に全体を集めて話をしました。以前から(顧問になってからこれまで)うちは「リレーを中心にチームを作る」という話をしています。当初はリレーでしか県総体に出場できなかったというのもありますが、私自身学生時代からリレーに対する「想い」が強かったのもあります。昨年のインターハイは1人参加でしたがもう一人連れて行きました。「来年はこの場で走るんだ」という「想い」を持たせるためです。それが実際に実現する。本人んが「今の自分たちのままでは駄目だ」と真剣に感じ取ったからだと思います。通常はそのような感情を示す選手ではないのですがやはり「インターハイ」という特別な舞台を目で見て雰囲気を肌で感じたことが大きく変えたのだと思います。
が、今回の日誌を見ると支部新人以降の日誌の中に「リレーで戦う」という意識がある選手が女子キャプテンだけ。特に女子はインターハイを経験して、支部新人で「4秒落ち」という通常では考えられない記録を出している。それなのにこの状況というのはどうなのか?「頑張らないといけない」と書いていますが、これは絶対に力にはなりません。本当にリレーについて考える気があるのか?全員ができないのであれば完全にあきらめます。が、前キャプテンの意志を継いで今のキャプテンが「リレー」について書く。今は到底不可能かもしれませんが来年度もインターハイに行くという強い意志を持って取り組んでいるのが分かります。
この状況ですから「リレーで中国新人に進む確率は0」という話をしました。「リレーで行きたい」と書いてはいますがそれは「行きたい」という希望であってそこに「想い」が入っていません。一人だけ「情熱」を持っていたとしてもそれ以外の者が「それなり」であれば絶対に届きません。昨年は部活中の会話や練習後の会話の中に「リレー」の話が結構出ていました。しかし、今は違います。明るい雰囲気の中で練習はできていますが「それだけ」です。本当に戦うための練習にはなっていたいと思います。こういう書き方をすると「練習をしていない」と思われるかもしれませんが、練習の質としては確実に上がっています。しかし、そこに「目標の共有」があるかどうかです。
残念ですが今の状況であれば一人もインターハイ路線の勝負には乗れません。昨年、前キャプテンはこの時点で100mが12秒97がベスト。それから1か月半で12秒35まで記録を伸ばし、中国大会では12秒17、4位入賞してインターハイを勝ち取りました。昨年のこの時点でどれだけの人がこの子がインターハイに個人で行くと思ったでしょうか。リレーも県新人で49秒9を出しましたが中国新人は予選落ち。このようなチームが1年後に48秒29を出して4位に入るというのを予測できるでしょうか?実際はその大きな目標を達成しています。これは指導云々ではなく選手の「想い」の強さだと思います。「自分たちはリレーで絶対にインターハイに行くんだ」という強い意志。これだけが選手を突き動かしていたと思います。「今」の「力は」問題ではないのです。必要なのは「今」の「想いの強さ」です。これが不足しているのであれば可能性は0。戦うレベルにはなりません。
厳しく話をしました。それでもなかかな分からないと思います。「情熱」の部分が足りません。人を目標に突き動かすのは「情熱」です。そこに向かっていく中でどんな困難でも乗り越えてやるという「想いの強さ」がなければどれだけ練習をしても効果はないと思います。この子たち自身がやらなければいけないこと。私から与えられた目標では到達しないのですから。現女子キャプテンはかなり変わってきました。階段サーキットをやった時にこれまでとは違う雰囲気がありました。これまでは「疲れているけど頑張っています」という感じや「辛い」という雰囲気を前面に出している感じがありました。この時の階段サーキットは他の者とは違い「強くなるためにやる」というのが目で見て分かりました。前キャプテンも「前と全然違いますよね」という話をしていました。本気になれば見ている側にも伝わるのです。その支えにあるのが「リレーで戦う」という部分。それが日誌に書き記してある。ここに大きな「差」が生まれるのだと思います。
どこまで伝わるでしょうか。本気になれるでしょうか。見ていきたいと思います。