kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード練習2

2014-09-07 | 陸上競技
続き。

バトンが終わってから少し休息を挟んでスタートへ。加速段階の動きの確認です。少しスタート練習が不足している感じがあるのでそこは常にやっておかないといけないという反省はあります。上手く加速するためには動きの感覚だけではなく練習でしっかりと克服していかなければいけないと思います。この日のスタートも何人かは微妙でした。ここは痛み等も影響しているとは思います。動き始めに痛みが出るという選手が何人かいます。膝の裏の痛みであったりシンスプリント気味であったり。とにかく出来ることはやっておかないといけないと思っています。

幅跳びはバトン練習の途中からは専門練習としました。少し離れた場所で練習をしているのでなかなか見に行くことができませんでした。うちの練習スタイルからするとどうしてもスプリント中心となります。これは選手にも説明はしています。それでも戦える種目を考える中で専門練習を入れていかなければいけません。まだまだ時間の確保が十分ではない気はしています。何とか戦えるレベルまで引き上げることができたらと思いますね。

スタート練習後は走り込み。短短は先日行った並走での120mに60mを加えての練習。前回よりはスピードが出るので本数を少なめにしてセット数を多めに。短長は150mを。以前マイル中心のチーム作りをしていた時は週2回はやっていました。高校のレースは1本速いだけでは勝ち上がれません。ある程度本数をこなせなければいけないのです。400mを考えると初日には400mを3本と4継2本は走らないといけません。めちゃくちゃ力があって力を温存して走れるような選手とは違いうちは一本一本全力で走らないといけない。そのためには負荷も高くしなければいけません。が、まだまだ十分に対応できていない感じがあります。2年生エースは本数が持ちません。スピードは確実に上がっているのですが高い負荷をかけている途中で体調を崩してしまうのがパターン化しています。せっかくのスピードが生かせていません。今後の大きな課題となります。女子も1人参加させました。本数を抑え目にしましたが。これまでとは違い1本目から積極的に走れていました。1本目は男子がなかなか差を詰めることが出来ない位の力走。これは面白いと思います。まだまだ殻を破れない所はありますが少しずつ変わって来ていると思いますね。

短短はスピード意識。高いスピードを維持する練習です。水曜日にも実施しましたがこれはなかなか良いですね。最後まで絶対にスピードを緩めることができません。1走は体力がありません。だからこそ絶対に離れられない状況を作って自分よりもスピードが高い者についていく事で後半の対策にもなります。2本目に最初の60mで2走に置いていかれそうになりました。ここを克服できなければ今後は戦えないと思います。

この日は3-4走はずっと一緒に走らせました。3走の現キャプテン、他の子と比べてもリレーで戦う意識が高い。多少脚に不安はありましたがこの日はかなり走れていました。この走りができれば個人でもある程度戦えるレベルになると思いますね。まだまだ安定しない力ですが可能性が見えてきた気がしています。元々力はあるのですが三歩位引いてしまう所があったのですが、キャプテンとなり少しずつ変わり始めています。何とか中心選手に育ってもらいたいですね。

短短の練習の途中から高跳びは別メニューにしました。本当はあまり練習しない方が跳べるのではないかと感じているのですが160を跳んだため多少なりと技術練習を入れておく必要があるのではないかと。実際にやってみると案の定上手く跳ません(笑)。とはいえ、きちんと力が出せれば跳べる可能性があります。珍しくスプリント系は自分達でやらせて私は跳躍を見ることに。基本的なことしか分かりません。特に細かい事を理解しているわけでもありません。が、うちの高跳び選手は細かい事を言ってもできません(笑)。複数の事を一度にやるというのが最も苦手なタイプです。その中でひたすら跳ばせました。上手く行く時は練習で150は越えます。大会と同じ記録を跳ぶとは元々考えていません。しかし、浮いた時は明らかに160をオーバーすふレベルです。力的にはあるのだと思います。何とかしていかなければいけません。

高跳び選手だけは午後からも自分で課題を決めて少し練習するように話しました。本当にやりたいのであれば時間がある時に自分で取り組むべきです。高跳びの練習時間は確保できません。この子が走らなければうちは戦えないのですから。そこを踏まえた上で高跳びをやりたいというのであれば多少なりと自分で工夫するべきです。これまでも高跳びをやりたいとは言い続けていましたが、そのために自分で時間を作って練習をするということはありませんでした。もちろんやり過ぎはいけません。私も面接練習の合間に見に行きました。こちらで気づいた事を伝えながら1時間半はやったでしょうか。

しっかりと練習は出来たと思います。 負荷は私がコントロールするしかありません。選手の状況を見ながら判断していきたいと思います。短短は本当によく走っていました。雰囲気的にもまずまずの状態。このまま県新人を迎えてもらいたいですね。

なんだか真面目に練習について書いた気がします(笑)。競技関係以外の話を書いていないので興味がない人には全く面白くない内容だと思いますが。まー私のblogなのでお許しください(笑)。
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スピード練習

2014-09-07 | 陸上競技
土曜日、この日は走練習をする予定にしていました。この日のためにある程度負荷を調整していました。脚の状態を見ながらの練習となります。県新人までのこり数週間、怪我は出来ませんが負荷はかけないといけません。ここのバランスをどうするか。様子を見ながら状態を判断しながらやっていきたいと思います。

この日はアップをメディ投げとしました。試合と同じアップから始めようかと悩みましたが時間がかかるので割愛。動きの確認を徹底しておきたかったのでアップ自体は短めにしました。ジャンプ系で反発をもらう。自分の力で跳んでしまう選手がいるのでこの部分を身につけてもらえるとかなり大きいと思っています。反発を意識した後は縦の動きだけを意識してドリル、壁を使って腰の移動を意識した後にスティックの距離を広げてドリル。縦の動きをしっかりとやった後で練習の流れの中で足運びと重心の移動。

そのままの流れでもも上げを。前日に行ったもも上げ、かなり良かったのでこの日も(笑)。短い距離設定で動きの中で縦の動き、少しずつ伸ばして重心の移動の感覚をつかむ、短い距離から一気に距離を伸ばして重心移動をつかむ。以前は毎日のようにやっていたのですがハードルで代替していたのでいつの間にかやらなくなっていました。同じ動きで感覚を作ることも大切だと思いますが、時には方法を変えることも必要かなと感じました。全くやったことのない動きを試合が近づいた時期にやるのは絶対に避けたいと思います。新しい物ではなくこれまでの練習とつながりがある動きだからこの時期にやることができます。

ここまでにかなり時間をかけました。うちの練習が長くなるのはこの辺りが大きく影響しています(笑)。時間がある時には徹底してやります。練習負荷を高めるというのではなく原点に帰るという部分を大切にしています。それが良いのか悪いのかは分かりません。飽きさせない工夫とモチベーションの維持が必要になってくると感じています。そういう意味ではうちの選手は良くやっていると思いますね。以前のように厳しい指導をするわけではありません。それでも競技力を高めるための努力はしています。少しは「チーム力」というのが出て来たのでしょうか。年代が変わればいつも0からのスタートとなっていましたが今年はこの部分が違います。まだ3年生が一緒に練習をしてくれているのも影響しているのかもしれませんが、それでもこれまでと比べるとある程度の水準から始められています。

スパイクを履いてからスキップも実施。これも最近やっていませんでした。メディを持ってのスキップとしました。追い込むためのスキップではありませんから丁寧にやるように指示。焦るよりも前に進む感覚を身につけてもらいたいと思っています。なんだか久々に真面目に練習の内容を書いていますね(笑)。少しは元気になって来たのかもしれません(笑)。

その後は並走とバトンパス。この日のパスは女子の3-4走の所に付きました。今一番安定しないのはこの区間です。これまでと比べると全ての区間にまだ不安が残っていますが、特にここの区間が勝負の分かれ目になると思っています。これまではアンカーに任せて何とかしてもらうという感じがありました。今のチームには絶対的エースが存在しません。本当に「チーム力」が問われるリレーとなります。アンカーまでにどれだけ上手くバトンをつないでくるかで勝負が決まると思っています。3走はこれまでと変えません。経験値としてはかなりあります。ここでミスることはないと思います(油断はできませんが)。アンカーが焦って早出をしてしまう危険性があると考えています。とにかく落ち着いて出る。いつものことをいつものようにやる。ここを徹底しておかなければいけません。この日の練習でも出が安定しませんでした。やはりここが鍵を握っているのではないかという感じですね。

更には2-3走も不安(笑)。先程ミスはないだろうと書いていますが2走の走りが安定してくれないと怖い部分があります。また、これまでは1走しかやっていません。直線を走ると浮いてしまうという最大の欠点をどう克服するか。ここも大きな話だと思います。この日の練習では声をかけるタイミングが遅いというのも目立ちました。二つの事を一度にやるというのがかなり苦手な選手ですから練習の中で克服していくしかありません。こう考えるとまだまだ不足する部分が多いですね。

真面目に思い出していたら長くなりました(笑)。記事を変えて書いておきます。ひとまずはここまで。
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