kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ポイント練習

2014-09-14 | 陸上競技
土曜日、この日はポイント練習としていました。今回は色々な条件が重なっていました。とにかくこの日を迎えるまでにバトンが全く安定しない。スピード刺激を入れ過ぎている部分が確実にあります。三日連続で最大スピードを出すような練習をここ最近はやっていません。必ず途中で休める日を作っていました。あまりにもバトンが渡らないので感覚をつかませるために繰り返し行いました。そのためこれまでとは異なる疲労があったと思います。それでもバトンを渡すというのは本当に最低限の条件。やるしかないという感じでした。

また、この日は跳躍系の練習を専門の先生に見てもらう約束をしていました。多大なご迷惑をかけながらもこれからのことを考えるとやはり専門家に頼む必要が出てくると思います。この事の意味を選手がどれだけ感じているか?自分達のために様々な人の力を借りているのです。真剣に考えないといけない部分があります。

アップはフリー。大会時と同じように自分達で進めて行きました。約1時間かけてある程度の所まで準備。今回は他校も一緒にバトンをすることになっていました。いきなりあれこれ言われてもすぐには対応できないと思いますから最低限の話だけをしていきました。うちはリレー中心にチームを作ります。他校と比べるとこの部分へのこだわりは強いと思います。そこに少しでも触れて競技に対するモチベーションを高めてもらえればもいう感じでしょうか。あれこれあっていつもよりもかなり時間を要しました。大会一週間前なのでテキパキと練習をしないといけないところなんですが。

風の影響もあったので追い風、向かい風の両方でバトン合わせを行ないました。1-2、3-4はまずまずのところまで来ました。最低限のバトンはできるようになって来たかなという感じですね。ここの区間は残りの時間の中で精度を上げていくしかありません。が、女子2-3走のバトンは危機的な状況です。全くといって良いほど安定感がありません。このままであればかなりの確率でここの区間でバトンがつながらず失格すると思います。この事を2人がどれだけ感じているのか?こちらも細かく指示は出していますが、本当に危機感を持っているのか怪しいなと感じています。もちろん疲れはあると思います。この日の走りは前の2日間と比べると80%程度の出来でした。通常であれば試合の一週間前にはある程度走れているというのが必要です。今回は疲れという理由が明確になっていますから全く心配はしていませんが、バトンが渡らないことに関しては問題は別です。不安要素があります。2-3走の所はこの日も本数を多めにしなければいけない状態。この事をどう感じているかです。

予定時間はかなりオーバーしていましたがそのままスタートを。本数は最小限にして最後にセット走。短短と短長に分けて実施。大会の一週間前に他校と一緒にやることで緊張感を持って取り組むことができたはずです。疲れがある中できちんと走れたのではないかと思います。1年生女子、かなり走れるようになって来ていると感じています。きちんと走れれば13秒2くらいでは走るのではないかという水準まで来ています。やっとここまで来たかというのが正直なところですが。まーこれは私の感覚的なモノなので実際にどれ位で走れるか不明です(笑)。最低レベルを13秒2に持って来れるのであれば県新人でも勝負できると思います。その可能性は十分にあると思います。

高跳び選手は1セット行ってから専門。かなり見てもらいました。練習で150が跳べるのでそれなりの結果は出せるのかなという気はしています。が、本当にこのレベルで良いのか?技術的な練習はしていません。今回の技術指導が上手くかみ合うか。助走の最後の部分が以前に戻ってしまっていたとのこと。そこを意識して改善すると150も跳びました。焦らず自分の動きをするしかないと思います。

三段跳も「基礎」を教えてもらいました。そのおかげでかなり技術的な事が改善されたようです。申し訳ないですがそれすらやっていません。今後は多少なりと勉強をしていかなければいけないのかなと感じています。上手くいけばかなり記録を伸ばすことができるのではないかという感じでした。真面目に考えないといけないですね。

疲れはあります。そこからどうするか?本気で中国新人を狙うのであればやれることは全てやるべきです。自分でできることをどれだけやれるかだと。力は上がっています。これだけは間違いありません。こちらも確信を持てています。しかし、まだ何か足りないものがあると思っています。それを一週間で理解して改善できるかどうかです。

不安はあります。これが一週間でどこまで克服できるか。考えて行動してもらいたいですね。
コメント
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