続き。
更には目標を口にするという話も。私は他県の学校に行って話をするときにいつも「日本一になる」と言っています。こいつ大丈夫か?!と思われているに違いない。それでも出来ると信じて口にし続けている。他の誰かではなく自分が信じなければ達成できないからです。
目標の共有と含めて前任校の話しを。kanaの話です。これは私の中で伝説のようになっています(笑)。最初は練習が全くできなくて集中も続かない。それが様々な経験をする中で「リレーでインターハイ」という想いが誰よりも強くなる。何が何でもたどり着くという強い意志。練習は大嫌いだけど強くなるためには絶対にやらないといけない。
そして強い想い。冬季練習の間に不機嫌になる。どうしたのか??と聞くと「他の3人が練習中に全くリレーの話をしない」との返事。本当にインターハイに行く気があるのか分からない。怒る怒る(笑)。中国大会の前に話をする。3走が故障気味だったので不安のある中、全体の前で話す。1走に対して「バトン持ってきてくれたら良いから。あとは私が何とかする。」と。
更に勝負をかけてkanaが走る距離を伸ばす。3走の走る距離を短くするためにスタート位置をずらしました。その時「思い切り出て良いから。絶対に追いつく。」と話していました。何が何でもインターハイに行くんだという気持ち。それが前面に出ていました。結果は激走。2走の中では誰よりも速かったと思います。驚異の走りでした。その子の強さに救われたと思っています。
まーリレー終了後、集中力が切れたのか「疲れたので100m出なくても良いですか?」と言い出すという恐ろしい話しもありました(笑)。いや、とりあえず走ろうよと送り出すと12秒17で4位。終わってから「先生、本当に疲れたので明日の200mはもういい」と言い出す。かなり本気だったので保護者を呼んで話すのですがやり切った感満載(笑)保護者から「あとは先生、お願いします」みたいな雰囲気なってなだめすかしながら走らせる。結果25秒28で4位(笑)天才です。
その発言の裏には「自分はリレーで行くために強くなるんだ」という気持ちがあったのだと思います。自分が強くならなければリレーでインターハイに行くことはない。それが分かっていたから努力した。
春先に12秒97でした。この子が変わらなければチームは強くならないという感覚があったので大分インターハイに付き添いとして連れて行きました。レースを見るのではなくアップ会場でリレー練習を見続ける。戻って9月には追い風参考で12秒5で走る。更に10月には12秒35へ。一冬越えて12秒17。最後は本人がその気になったというのが大きいと思います。
それは今のチームにも当てはめることができる。変わるチャンス、強くなるキッカケは与えています。後はそれを自分自身がどうするか。ここで変わらないようならやはり目標を口にする資格はありません。自分がどうするか。kanaが大きく変わったように他の誰にでもチャンスがある。
そんな話をしました。私にはその時の事が強く印象に残っていて鮮明にイメージできます。選手はその場を見ていませんからなかなかイメージ出来ないと思います。それでもやらないといけない。それが出来なければ変わらないから。
どこまで伝わるか。ここだと思います。
長々と書きました(笑)読みにくい部分はお許しを。思いつくままに書いているので(笑)
更には目標を口にするという話も。私は他県の学校に行って話をするときにいつも「日本一になる」と言っています。こいつ大丈夫か?!と思われているに違いない。それでも出来ると信じて口にし続けている。他の誰かではなく自分が信じなければ達成できないからです。
目標の共有と含めて前任校の話しを。kanaの話です。これは私の中で伝説のようになっています(笑)。最初は練習が全くできなくて集中も続かない。それが様々な経験をする中で「リレーでインターハイ」という想いが誰よりも強くなる。何が何でもたどり着くという強い意志。練習は大嫌いだけど強くなるためには絶対にやらないといけない。
そして強い想い。冬季練習の間に不機嫌になる。どうしたのか??と聞くと「他の3人が練習中に全くリレーの話をしない」との返事。本当にインターハイに行く気があるのか分からない。怒る怒る(笑)。中国大会の前に話をする。3走が故障気味だったので不安のある中、全体の前で話す。1走に対して「バトン持ってきてくれたら良いから。あとは私が何とかする。」と。
更に勝負をかけてkanaが走る距離を伸ばす。3走の走る距離を短くするためにスタート位置をずらしました。その時「思い切り出て良いから。絶対に追いつく。」と話していました。何が何でもインターハイに行くんだという気持ち。それが前面に出ていました。結果は激走。2走の中では誰よりも速かったと思います。驚異の走りでした。その子の強さに救われたと思っています。
まーリレー終了後、集中力が切れたのか「疲れたので100m出なくても良いですか?」と言い出すという恐ろしい話しもありました(笑)。いや、とりあえず走ろうよと送り出すと12秒17で4位。終わってから「先生、本当に疲れたので明日の200mはもういい」と言い出す。かなり本気だったので保護者を呼んで話すのですがやり切った感満載(笑)保護者から「あとは先生、お願いします」みたいな雰囲気なってなだめすかしながら走らせる。結果25秒28で4位(笑)天才です。
その発言の裏には「自分はリレーで行くために強くなるんだ」という気持ちがあったのだと思います。自分が強くならなければリレーでインターハイに行くことはない。それが分かっていたから努力した。
春先に12秒97でした。この子が変わらなければチームは強くならないという感覚があったので大分インターハイに付き添いとして連れて行きました。レースを見るのではなくアップ会場でリレー練習を見続ける。戻って9月には追い風参考で12秒5で走る。更に10月には12秒35へ。一冬越えて12秒17。最後は本人がその気になったというのが大きいと思います。
それは今のチームにも当てはめることができる。変わるチャンス、強くなるキッカケは与えています。後はそれを自分自身がどうするか。ここで変わらないようならやはり目標を口にする資格はありません。自分がどうするか。kanaが大きく変わったように他の誰にでもチャンスがある。
そんな話をしました。私にはその時の事が強く印象に残っていて鮮明にイメージできます。選手はその場を見ていませんからなかなかイメージ出来ないと思います。それでもやらないといけない。それが出来なければ変わらないから。
どこまで伝わるか。ここだと思います。
長々と書きました(笑)読みにくい部分はお許しを。思いつくままに書いているので(笑)