kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

できることをする

2017-04-27 | 陸上競技
水曜日。この日は朝から雨。屋外での練習は厳しいなという感じでした。朝練の時点で室内で補強。これからの朝練は体幹補強中心にしようと考えていましたから丁度いいかなという感じですね。1年生が多く入ってきています。男子は8人、女子は4人合計12人。私のスタイルから考えるとキャパを超えています(笑)。こうなると男女一緒の練習はほぼ不可能。メニューを分けながらやることにしました。

午後、これも同様。とにかく人数が多い。20人を超えて練習をするというのはこれまでありませんでした。あったかもしれませんが。どれだけの1年生が練習を継続できるか分かりません。大半の1年生が初めて陸上競技に関わる。表面的な部分さえわかっていないと思っています。競技力の有無で評価はしません。どのように取り組むのか。こちらのほうが大事です。一生懸命に取り組んでくれれば様々なことが変わると思います。

室内の狭いスペースで男女が一緒に練習するのは難しいなと判断。アップメニューのみ一緒にやってから別々の場所で実施することに。外で走れないのでどうしても補強中心となります。「補強+動き」をやりました。このタイミングで最近親しくさせてもらっている指導者が来校。gt先生から頼まれている部分もあるので「陸上競技」にかかわってもらうという意味でも練習に来てもらうことにしています。

tkg先生が「強いですね」と評価していました。いや、弱いんですが(笑)。こちら求めている基礎筋力のレベルと比べると大きな差があります。それでも初めて見た人からすれば「それなり」に感じるのかもしれません。女子の練習を見ていました。「声も出るしすごいですね」と(笑)。これも感覚の差ですね。私は物足りないのですが(笑)。

そこから股くぐり&おんぶ回転&倒立。これは軸意識の部分と身体の使い方。特別な練習ではありません。遊び感覚で身体を上手く使えるようになればいいなと。終わってからおんぶダッシュをしてシャフトトレーニング。更にはハードルドリルへ。いつもよりも少し本数を増やしました。これも男女別。男子のほうが人数が多いので時間がかかります。待つ時間がもったいないのですぐに始めることに。

休憩することなく少し長い廊下で「DMスキップ」と「DM走」を実施。走れないのでできることをやるという感じですね。汗をかくという意味ではかなりの負荷かもしれません。

女子はシャフト補強を。前日に引き続いてです。かなりきついと思います。女子だけを集めて話をしました。正直、今のリレーの力では「インターハイに行ける可能性が出てきた」に過ぎません。弱い。それでも今年インターハイに行く必要があります。それは「自分たちはこんなに弱いのだ」という現実を突きつけられるためです。今の力で全国に行っても相手にしてもらえません。その感覚を持つことです。決してうちは強くない。

某高校は365日のうち「同じ練習をしない日」というのは1日くらいだという話をしました。どこまで本当なのかは分かりませんが「トレーニング」が重要なので走練習もするがトレーニングが多い。右足が痛かったら左足で走れ。両足がダメだったら上半身でやれ。それくらい徹底している、と。うちはまだまだです。

0.01秒。ここで順位が変わります。本当に勝負しようと思えば一人当たり0.25秒は上げないといけません。それが最低レベルの話です。そうであれば目の前の練習をどれだけできるか?きつい云々は関係ありません。必死になって取り組んで初めて可能性があるのです。今できることを最大限にやる姿勢を持ってもらいたい。その話をしてから「放置」しました。シャフト補強に関しては一度も見に行かない。それできちんとできないようであれば実際にインターハインは届かないでしょうから。最後は選手。

男子はDM走をしてからショートスプリントをやることに。場所も道具もないので走るしかないかなと。1年生にも走らせました。その前段階で話を。1年生に話をするのは初めてかも。残念ながら人の後ろに隠れて話を聞く者やきちんと立って話が聞けない者も。指導されていないのだと思います。最初から求めても無理。こちらも我慢です。

上級生の自覚と責任感。この話をしました。誰かがやらなければチームは変わらない。その「誰か」に「誰」がなるのか。自分自身がリレーメンバーに入って走るという気持ち。言葉でいうだけではなく行動に移さないといけない。その部分が足りない。これは以前から感じていました。今のままで中国大会にける確率はほぼ0%。それくらいの状況だと認識しなければいけません。だからこそどうするのか。

全体が数本ショートスプリントを走って終わり。

最後に「自覚すること」という話をしました。ある程度競技力が付いてきています。学内であれば結果を出しているほうになる。ということは周囲からもその感覚で見られます。「強ければよいのか?」と批判的に言われることは多々あります。そういう部分も含めて「応援される選手になる」のです。率先して挨拶をしたり何か行動する。それくらいのことはできて当たり前。そう言われるでしょう。できていなければ尋常ではなく批判される。世の中そんなものです。

だからこそ「基本的なこと」をやるように話しました。これもやるかどうかは選手次第なのですが。

声は出始めました。これがどうなのか。競技力につながらなければ意味はありません。少しずつ進みたいと思います。

面白くないですね(笑)。すみません(笑)。
コメント
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