kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

新しい風

2017-04-20 | 陸上競技
水曜日、午後から部活動集会。といっても「この日からは 部活動に入って活動しましょう」という形式的なものですが。うちは昨年度から一年生だけ集めて少し話をする程度にしています。自己紹介云々は良いかなと。

教室には集まらずに部室前に集合することにしました。本当はきちんと席に座ってこちらの趣旨を伝えておかなければいけないのかもしれませんが。2年間指導していてやはり「無理かも」と思う生徒がいるのは確かです。参加するのは自由という感覚があると思います。これは「立ち位置」の話にもなると思っています。「一生懸命やりたい」と思う者もいれば「軽くやりたい」「陸上くらいなら出来るだろう」という感覚の者もいる。どちらか一方が正しくてどちらか一方が間違っているというのではないと思います。

が、集団で活動をするのであればある一定の規律の中で取り組む必要があると思っています。適度に身体を動かしたいと思う者と一生懸命にやりたいと思う者は「感覚」が違うのでなかなか共存できないと思っています。力がある、力がないというのは関係ないと考えています。本気になれるかなれないか。「陸上ならできるだろう」という生徒には難しいと思います。

実は部活動集会が始まる前に「練習がキツいと思うので入部を辞めます」と申し出てくる生徒もいました。その方が良いと思います。うちの練習がめちゃめちゃキツいとは思いません。しかし、適度にやって放課後を適当に過ごす活動ではありません。「陸上くらいなら出来るだろう」という考えていたらそれは絶対に不可能なこと。

この日から練習に来た生徒に関しては最初にキャプテンから話をさせました。その後、私も少し。これは全体に話したのでなかなか1年生には伝わらないかなと思いますが。支部大会前ですから最優先はレースに出る者。だからといって1年生を無視するつもりはありませんが。

ダブルダッチをしばらくやって上級生はシャフトトレーニング。更にはダイナマックス投げ。合間合間に1年生は補強をさせました。陸上競技は特別な道具を使って競技をするわけではありません。身体作りが基本だと思っています。だからこそしっかりとやらないといけない。この部分が頑張れないのであれば競技をするのは不可能だと思います。道具を使って競技をしない。楽しさはそこにありません。地味です。

上級生は早めに終わって1年生はひたすら補強。男子に指導を任せました。私は途中から競技場へ。ポールの練習を「見る」ために。「観る」ではないという部分(笑)

1年生が入ってくれるとありがたいなと思います。数は力。新しい風としてうちのチームに刺激を与えてくれるかもしれません。これまでの型から変わる可能性もある。誰でもどうぞ、ではない。ここだけは確かです。

偉そうに思われるかもしれないですね。それでもこちらとしては信念があります。そこだけは譲れない。賛否両論あるとは思いますが。
コメント
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