kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

思うことを

2018-06-26 | 陸上競技
思うことを書きたいと思います。

「マニュアル」が必要かどうか。これは大切な部分だと思います。何もない状況から始めるというのは難しい。参考になるものが必要になるというのは当然ある。例えば何かをやろうと思えば「真似る」というのは当然必要な要素になります。競技の指導に関しても最初からできるわけではない。何かもとになる部分があってそれを参考にしながら進めていく。その中で「こうしたほうがいい」というアイデアが浮かんで来たらそれを取り入れる。単純に「○○高校がやっているからやる」というのは意味はないと思っています。

以前、ある指導者と話をしていた時に「○○高校の真似をして指導している学校がある」という内容が出てきました。強豪校といわれる学校の練習内容を表面的にまねして実施しているというものでした。そこに対して「劣化版」だと手厳しい言葉が(笑)。もともと、オリジナルの練習というのはそれほど存在しないと思っています。何かをベースにアレンジしていくことでオリジナルになる。どのような練習でもそこに「明確な意図」があるかどうかは大きい。やればよいというのではなく「何のためにやるのか」が重要になる。

「~をやってはいけない」とか「他校ではこうやっている」「他県では・・・」という話が出てくる。本当にそこに理由があるのかどうか。必要でやっているのか慣例でやっているのかは正直分からない。組織として成り立っている部分であれば改善の余地もあるが寄せ集めという部分では一時的なものでしかなく、修正できる可能性は著しく低い。合理的な話をしてもそれを必要としている、その意味を考えることがなければ「絵に描いた餅」でしかない。何も意味をなさない。

「今までこうだったから」というのがどれだけ成り立つのか。基本的に「選手主体」で物事を考えるようにしている。それは私にとっては絶対譲れない部分。しかし、その感覚で物事を考える人がどれだけいるのだろうか。大会などを見てみると主体が「選手」から「運営」に移っているなと感じることが多々ある。確かに競技会自体は「運営する人」がいなければ成立しない。しかし、もっといえば参加する「選手」がいなければ競技会そのものをやる必要性がない。競技会における審判やスポンサーはあくまで「補助的なもの」である必要があると考える。もちろん、資金がなければ大会自体が運営できないので参加料は必要になるだろうしある一定レベルの「イベント」も必要になるのかもしれない。

うちの県でも「日本GPシリーズ」の大会が実施される。しかし、極端に参加者が少ない。今年は日本選手権があるので多くの選手が参加するのではないかという話もあったがふたを開けてみると例年通り。昨年は小学生、中学生、高校生のリレーのみの実施だったのでさらに閑古鳥が鳴いていたようだ。今年は県内学生の100mを実施していたので多少なりと参加者が増えていた。それでもかなり少なかったと思う。

まったく同じ時期に「布施スプリント」が実施される。これはGPシリーズのレースではないが日本有数の高速トラックであり記録が出やすいというメリットがある。有名な選手を呼んできてレースを行うためさらに参加者は集まる。選手は「記録が出やすい競技会」を選ぶ。シーズンオフであれば違うかもしれないが、シーズン中はやはり「記録を狙うために競技会に出る」のが当たり前。この辺りも本当に考えていかなければいけないのではないかと思う。「やればいい」という話ではない。

陸上競技が好きで指導をしている。審判や役員をするためにやっているわけではない。それでも年齢を重ね「誰かがやらなければいけない」という部分があるので昨年度から運営委員をやらせてもらっている。しかし、私は委員をやるために陸上競技に関わっているのではない。そこは絶対に譲れない部分。委員の仕事をしないというわけではない。与えらえたことはやる。さらに工夫してやる。当然の話。しかし、選手を放置し続けてやり続けるのは私のスタイルではない。競技会自体も中心は「選手」だと思っている。

強い選手がいればその学校の名前が売れる。それはそれで大きいことだと思う。しかし、うちがインターハイに行ったからといって私自身が認められたいとは思わない。実際に走っているのは選手。選手の努力があるから上の大会に進める。私はそれをサポートしているだけのこと。勉強しに他県に行くも結局は「選手にとってプラスになるのであれば」というところしかない。自分自身が勉強したいという部分も大きくあるがやはり「選手のために」という感覚がある。

blogを書いていると「言葉が独り歩き」するところも出てくる。一言一句を取り出して叩こうと思えばそれもできる。しかし、私自身と直接関わってもらえればそれなりの部分が理解してもらえると思う。別に上から目線で何をするつもりはない。まーなかなか理解されない部分だと思うが。

話が飛びまくっていて何を書いているのかよくわからなくなったが(笑)。まー直接的な話は書けないので。比喩表現に近い話が増えてしまって抽象的な内容になる。申し訳ないですね(笑)。ちょっと書いておきたかったので残しておきます。
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報告をする

2018-06-26 | 陸上競技
土曜日。朝からリレー対応に追われていました。とりあえず出るだけのレースにはできないと思っています。課題となる部分は明確にしておきたい。その部分の克服をどのように行うかは大きなことだと思います。きちんと準備してレースに出る。ここは譲れない部分です。

レースが終わり表彰式が終わる。そのあとは荷物の片付けをしておく必要がある。選手は家で勉強させなければいけません。私は残って審判をしなければいけない。そのため選手が帰る段階で車に荷物を積んでおく必要があります。あちこち閉鎖されているので大回りしながら荷物運搬。大変な話です。

片付けを始めた時にタイミング良く大阪のmtm先生から連絡が。木曜日から選手を連れて山口にいらっしゃっていました。挨拶をしたいと思っていたので絶妙なタイミングでした。今の3年生は2年連続でmtm先生の所に行って練習をさせてもらっています。大きな刺激を受けて戻ってきて力をつけてきたというのがあります。mtm先生の配慮で京都のtcb高校の選手と一緒に走らせてもらうこともできました。閉鎖的な山口県から飛び出して関西に行く。その中で大きな刺激を与えてもらっています。

3年生を連れてmtm先生の所へ。きちんと自分達の口から報告をしてお礼を言わせたいと考えていました。大阪に行かなければ今のチームはありません。mtm先生にお会いした瞬間に「インターハイ出場おめでとう!」と笑顔で声をかけて頂きました。これによりうちの娘達は頭が真っ白に(笑)「先生のおかげでインターハイに進むことができました!」と言おうとしていたと思います(笑)。こういうのはアドリブで対応できないてますから。mtm先生、苦笑い(笑)本当に申し訳ありません。

今の状況を報告しました。冬に大阪に行った時に「三重で会いましょう」と話をしていました。それが実現できますねと。近畿のレベルの高さは尋常ではない。mtm先生も新天地で色々な苦労をされながら勝ち抜いている。楽な戦いはない。女子のリレーのレベルの高さを再確認。県記録を出してなんとか通過できるかどうかの話だと痛感しました。しっかりと準備をしていきたいと思います。

更に3人を連れて補助競技場へ。mysのtks先生に会うためです。日本選手権に社会人選手を連れて来られているので挨拶に行きたいなと。うちの選手は補助競技場には入れないので100mのスタート地点の外側から話をさせて頂きました。今度はきちんと「一緒に練習させて頂き、中国大会で4位に入ることができてインターハイに進むことができました」と簡単な報告本人達がしました。小さなステップですがやはりこういう部分をやっていきたいと思います。

県総体でバトンを落としたこと、それにより渡す位置がかなり手前になってしまっている事を話しました。今のバトンの流れを教えて頂いたのはtks先生です。きちんとスピードに乗った状態での受け渡しをやらなければいけない。まだまだ記録を短縮できる可能性がいくつもあります。「もうこれ以上失うものないんだから思い切ってやれば良いよ」と声をかけて頂きました。確かに。選手たちには「守りに入る必要はない」と言い続けていました。それでも「バトンミスはできない」という感覚がある。それにより無難にバトンを渡すようになっています。もう一度チャレンジャーとしての感覚をもちたい思いますね。

日本選手権が実施されたことによりお世話になった県外の先生方にお会いできました。こうやって直接選手から報告をするという機会があったというのは大きなことだと思います。うちとしてもまだまだやることがある。mtm先生やtks先生のチームと一緒にインターハイで走れるといいなと思います。どう考えても力の差がありますがそれでも勝負したい。その気持ちを持ってインターハイに向かいたいと思います。

前向きにやっていきます。応援してもらえると力になります。進みます。
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