kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

放牧?

2018-06-24 | 陸上競技
更新滞る(笑)別に病んでいるわけではありません。バタバタして。ブログの話になることもあるのでやはりきちんと書いておかなければいけないなと思いますね(笑)

火曜日と水曜日。天気が悪く日程的にもなかなか難しいなという感じがありました。1番の問題は選手のモチベーションがどれだけ保ているかという部分。インターハイが決まってひと段落したいだろうなというのもありました。前の記事にも少し書きましたが練習をしてみると案外前向き。すでに前に向かって進んでいました。

そうであれば私は選手が出来る事は限られています。

が、思うことがあって「自分達でやって」という形で2日間を過ごさせました。いつも全てが準備されていて練習メニューを提供される。それに慣れてしまっている。本人達が考えてやる機会が減っている。言われた通りにやっていたらそれなりに力が付きます。それだけでは面白くないなと。こんな書き方をすると批判されるのかもしれませんが「放牧」のように「好きにやってみな」という機会を与えたいなと考えていました。

そのため火曜日、水曜日はこちらから一切メニュー提供はせず。「休んでもいいんでしょ?」となって誰も来ないという感覚はないと思います。水曜日に関しては私は練習に顔を出しませんでした。成熟していない状態であればやはり適当に終わってしまう者も出てくると思います。高校に入って陸上競技を始めた子もいます。まだまだ分からないかもしれませんが誰のためにやるのかというのが分からなければいけません。

私の指導は「めちゃ厳しい」と思われるのかもしれません。tnk先生には「先生の方が怖いですよ」とよく言われますが。いやいや(笑)。長距離は規律が重視される傾向が強いと思います。自分を律することができなければあれほど長い時間ペースを保って走り続けるのは難しいでしょうから。「列が乱れている」とか「ピッチ計の音とリズムが合っていない」と結構細かいことが指摘されています。

どこかのグランドで長距離の指導者が200mの通過のラップを読んでいて「0.1秒遅い!」とめちゃくちゃ怒っていました。いや、それは無理だろう?!理不尽な怒りだと感じた記憶があります(笑)それくらい細かい(笑)

以前は私もグランドで一挙手一投足を見ておかなければと考えていました。今でもその傾向は強くあります。が、前ほど一本一本声かけをすることはなくなっています。余程動きの気になる部分があれば言いますがそうでなければいちいち言わない。指導者によっては「何も言わない」という人もいると思います。これは「分からないから言えない」のか「分かっているけど言わない」のか。

まーそんなこんなを考える中で「好きにやらせておこう」というのがありました。自分達が必要だと思っていることをやればいいやという感じですね。二日間とも室内。あとでメニューをみるとDM走やDMスキップをしていたようです。やりたい事がそこにあったのだと思います。

放牧という表現がいいのか悪いのか分かりませんが(笑)。時には好きにやらせてみるというのも必要だと思います。

また書きます。
コメント
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