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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

久々に走る1

2013-11-04 | 陸上競技
月曜日、前日とは打って変わり晴天です。雲一つない天気でした。なかなかですね~。駅伝は毎年とは言いませんがかなりの確率で雨が降っている気がしています。11月に入って直ぐですが雨が降ると寒い。身体が冷えてしまうので風邪を引くのではないかとかなり気を使います。実際体温はかなり下がっていたと思います。疲れ果てて寝るしかできませんでした(笑)。



月曜日は休日だったのでしっかりと練習をする事に。冬期練習の内容確認という意味合いが強いのでガンガン追い込んで走るということはしません。というか、気がついたら1週間ほとんど走っていなかったので強い負荷をかけるのは不可能だという判断でした(笑)。慌てる必要はないと思います。しかし、鉄は暑いうちに打てとう言葉もある位ですから気持ちが高まっている時に練習の流れを確認しておきたいという気持ちもあります。複雑です(笑)。

先週の金曜からサーキットを復活させています。この日は実際にやっている所を見ました。が、こちらの確認不足で多少効率が悪い所がありました。種目数の調整が上手くで来ていませんでした。見ていておかしいなーと気づいたのですが時すでに遅し。まーそのままの流れで進めていく事に。次回以降変更する必要があります。何種目かを追加しなければいけません。補強を見ているとそれぞれの選手の苦手な練習というのが目につきます。ここの部分を克服出来なけれな上のステージには進めません。得意な種目もあれば苦手な種目もある。運動心理学関係の本などには「得意な所をしっかり伸ばせば、苦手な練習にも取り組めるようになる」と書かれています。どうでしょうか?!(笑)。かなりの確率で得意な種目しかやらなくなると思うのですが(笑)。弱い部分を弱いまま残しておくとそこの部分から崩れていきます。やはりバランスよくやって行きながらも苦手の克服に努めるべきだと考えています。それが出来なければ大きな伸びはありませんから。

サーキット終了後はハードル練習へ。かなり前から冬期にはハードル練習をするようにしています。数年前はハードルと短距離で分けて別のメニューをした事もありますが、やはりこちらが意図した動きとはなりませんでした。苦手であろうがしっかりとハードルを越えさせたいと思います。身体の軸の意識や接地感覚を意識しやすい。股関節が上手く使えなかったり重心の移動が出来ない者の動きを変えるためにも必要なのではないかと感じています。この冬はもう一度しっかりと取り組んでいけたらと考えています。

実際にやっていく中で今回はとにかく接地感覚を重視しました。上手くハードルを越えるというのは二の次。高くても良いので接地の姿勢を作るようにしました。普段から重心が進まなかったり股関節が開かない選手はここの動きを見ると一目瞭然です。これでは進まないなというのが分かります。ハードリングが上手くないというのではなく明らかに進まない動きをしています。ここを改善できるかどうかだと思っています。速くクリアするのではないですし、ハードリングの上手い下手ではありません。踏み切った時にすでに身体が進まない状況になっているのです。

高跳び選手、抜き足が抜けませんがバネがあるのでインターバルを余裕で越えて行きます。今の山口県のハードルレベルだったら上位争いが出来るかもしれないと感じています。専門でやらせるかどうかは今後の練習次第ですが楽に3歩で越えていく事は出来ると思います。スピードが上がって行って専門的にハードル練習が出来れば面白いかもしれません。基本的にはスプリントと高跳びの踏切のための練習です。あまり多くを求めすぎると良い事はないと思うのでそれなりに考えていきたいと思います。

他にもそれなりにハードルを越えて行ける者もいます。専門でハードルをやるわけではないですが様々な動きをやりながら身体に刺激を与えていけたら良いなと思っています。ハードルをやる事で股関節周辺の強化になります。単調な冬期練習ですから刺激にもなるのでしっかりと取り組んでいきたいですね。

書いていたら長くなりすぎたので記事を変えます(笑)。

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県駅伝を手伝う

2013-11-04 | 陸上競技
日曜日、朝から雨でした。天気予報では「曇りのち雨」で雨量も1mm~2mm程度。運が良ければ午前中くらいは雨が降らないのではないかと大きな期待をしていたのですが全くダメでした(笑)。この日は高校駅伝。私も手伝うことになっていました。うちの学校からも支部チームとして男子1名、女子2名が出場することになっていました。その引率という形ですが、基本的に毎年手伝うことになっています。選手が出場するので1年生の女子を補助員として連れて行きました。自分のチームは出場しませんが同じチームの選手が出場するのですから応援くらいはしないといけません。

私が働く部署はきららドームからかなり離れているのでレースの流れは全く分かりません。何回か選手が目の前を走っていきました。うちの選手も走っていったのでその部分だけ応援できました。残り1キロ地点での走りでしたが良く走れていたと思います。長距離はコーチに任せています。短距離の指導をしているとどうしても長距離を一緒に見ることができません。それができる指導者もいるとは思うのですがうちではちょっと難しい。長距離専門の指導者がいてくれたらいいのですが今年はそれもありません。うちの卒業生に頼んでコーチをしてもらっています。メニューも完全に任せています。しっかりと練習は積めているのである程度の結果が出始めました。良いことです。

以前一緒に陸上の指導をしていた先生のチームが駅伝で入賞しました。自分のことではないのですがやはり嬉しかったですね。レース終了後「おめでとうございます」とお祝いを言いにいきました。うちで一緒にやっていた時は本当にあと一歩で中国大会に進めませんでした。その時の様子、熱い想いを知っているだけにこちらも感情移入して応援してしまいます。駅伝にはそれほど関心はありませんが、何チームかは応援しています。チームを応援するというよりは「指導者を応援する」という感覚が強いですね。こういう部分では駅伝も面白いと思います。

「女子の駅伝チームを作ってみたらいいのではないか」という話が何回もでます。性格的に駅伝向きだと。残念ながら無理です(笑)。短距離の指導者がいつの間にか長距離に関心が出てきて駅伝にはまるという話をよく聞きます。それほど魅力がある種目なのだと思いますが、現時点では「長距離の指導者になる」ということは考えられません。今いる長距離の選手の面倒は見ますが「うちで駅伝をやりませんか」という呼びかけはしません。そういうスタンスでやっています。別に長距離の指導者が付いてくれるのであれば今後は駅伝に出るかもしれませんが私がイニシアティブを取って進めていくことはしません。こういう考え方では批判を受けるのかもしれませんが・・・。それでもそのスタンスでやっていきたいと思っています。長距離がすごく走れるようになって1人足りない状態で短距離から・・・というのはあるかもしれません。今は100m選手しかいませんから考えられませんが・・・。

以前、1度だけ短距離選手だけで駅伝に出たことがあります。このときはマイル主体のチームでした。このときは私も感情移入しすぎる部分があったので・・・。今考えると本当に正しかったのかどうか分かりません。3年生が最後に走る。マイルに出たいと思っていたが結果的にそれが叶わず他の選手がマイル出場。その3年生の「想い」を引き継ぐためにもバトンではなく襷をつなごうというものでした。実際にかなり走れる選手が複数いました。中学時代は長距離をやっていたという選手ばかりでマイルを組んでいたというのもあります。結果あと一歩で中国大会を逃しました。かなり良く走っていたと思います。

が、結局この駅伝に出たことで主力選手が2名故障。駅伝だけが理由ではないと思うのですが秋に県外に合宿に行く予定だったのをキャンセルして置いていくことにしました。こういう「感情的な部分」がチームを長い目で見るときにマイナスになっていたかもしれないという部分は多々あります。当時は「想い」という部分が最優先でしたし、選手もそのことを感じ取ってくれていました。今考えると「私が主導でそのように持っていった」だけなのかもしれません。本当に勝負をしようと思うのであればそのような部分をなくしていかなければいけない。私自身が一時的な「想い」だけで先走ってしまうと結果として選手にプラスにならない可能性がある。

このときの駅伝があったからその後のチーム作りもできたというのもあるとは思います。正解だったか間違いだったのかは正直判断はできません。選手がどう感じていたのかが重要だと思います。当時は誰一人走りたくないという選手はいませんでした。3年生キャプテンから2年生キャプテンへの襷リレーでした。「想いをつなぐ」というために行った駅伝でした。

話がかなりそれました(笑)。雨の中で寒かったですが1年生の短距離2人とゆっくり話をすることもできましたし濃い一日になったと思います。私は帰宅後完全ダウン。疲れ果てました(笑)。
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感じたこと

2013-11-03 | 陸上競技
なんだか良くわかりませんがアクセス数が増えてます(笑)。時々増えることがあるんですがここ最近はかなり多くなっています。何度か書いていますがリンクなどはしていません。まー学校名を検索すると候補として私の名前が挙がりますから、検索されているんでしょうね~。恐ろしい話です(笑)。基本的には今までと同じスタンスでやっていきたいと思います。

話は全く変わりますがちょっと感じたことを書いておきます。今日、一年生と少し話す時間があったのですがやはり「自信が持てない」というのがあるようです。高跳び選手は気がついたら速くなっていました。今までは14秒台で走れたら「すごく速い」と感じていたようです。感覚が変わってくるという話をしている中でその話をしていました。昨年の冬に小さなエースが「走りがいつもと違って気持ち悪い」と話していたことがあります。今までやってきた事とは随分感じが違ったのだと思います。やっていくうちに少しずつ感覚が変わっていく。そして一気に力が上がる。高跳び選手も同様に今までとはスピード感覚が違っていたのでしょう。こういう感覚的な話はあまりしていませんでしたからそういう感じがあるんだろうなーと。

突然速くなったという感覚があるので自分の力がどれくらいなのか正確に把握できていません。周りが速いと大会の時には一歩引いてしまいますし、レースをしてトップだったら焦ってしまう。まーこれまで100mに出たことがないというのもあると思うのですが潜在能力はかなり高いと思っています。過去の実績が無いからといって自信を持てないというのでは困りますね(笑)。

また、色々と話していると200mを専門としている選手、自分自身にあまり自信が持てない状態なんだというのを改めて感じました。試合の時になかなか力が出せません。不安がかなりあるのだと思います。県レベルの合宿に参加する事になるのですがすごくビビっていました。うーん、こういう所が変わらないと大きく伸びないと思います。力はかなりあるのですがこれを出しきれないままです。話をしましたが自分の目の前にいる練習パートナーである2年生2人の存在の方が大きいはずです。他校と練習をすることで萎縮している。しかし、目の前にインターハイを狙える選手が2人いるのです。県内の今の1・2年生の中でトップ2がいる。こちらの方が明らかにビビるべきことです(笑)。当たり前すぎて気づいていませんが、高いレベルで練習をすることができる環境にあるということを忘れてはいけない。

ここは本当に自分の殻を破ってもらいたいと思います。これ以外に大きく成長することはありません。この選手も持っている力はかなりのモノです。それを引き出せないのは自信のなさと欲のなさだと思っています。「先輩には勝てない」と自分の中で納得してしまっている。負けて悔しいというよりも「仕方ない」という部分。ここも自信のなさから出てきているのだと思います。負けたくない!!という気持ちが前面に出るようになると全く違う選手になります。競技者として優しすぎる気がしています。ここは変わらなければいけません。

「自信を持て」と言ったからといっていきなり自信を持てるわけではありません。大会で結果が出たから自信を持てるわけでもない。大会を迎える前までにどれだけ自分自身が納得できる練習を積むことができるかだと思っています。それが一番分かりやすいのはトレーニング。筋力は時間をかければ間違いなくアップします。体幹が弱い者、下半身の筋力が弱い者はこの冬を使って見違えるようなレベルアップをすれば良い。それだけの事です。

与えられた事だけを単純にやる。これだけでは絶対に自信は持てません。本当に必死でやったんだという感覚を持たなければいけない。あれだけ練習をやったのだから大丈夫!という自信。自分より力がある選手と一緒に練習をしてついて行けるようになったという自信。これが来シーズンの力になると思います。

周りの力があるので自分に自信を持てないというのもあるでしょう。自分はダメだと思ってる間はぜったいに伸びない。この冬が勝負だと思っています。そのために時間をかけて話をしたいと思いました。

という事で駅伝の補助員に連れていきました(笑)。普段はなかなか時間が作れないですからね。1時間近くは話ができたでしょうか。ここまで細かい話はしていませんが感じ取ってもらいたいですね。説教というわけではありません。本人達の成長を促す必要があります。心の成長がなければ競技力も上がりません。

自信を持たせたい。今回の事ですごく感じました。技術的な部分の成長と共に精神的な成長を期待したいと思います。



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あれこれやる

2013-11-02 | 陸上競技
土曜日、この日も朝からバタバタでした。ここ最近、ゆっくり腰を落ち着けて何かをするということが出来ていません。時間的に余裕がなくなっているのが大きな原因だと思いますが仕方ないですね~。

朝は色々な関係でやる事になった小学生と一緒にお店をやるための準備。私も生徒も小学生もなかなかイメージがつかめない中でやっていく事になっています。基本的に高校生が小学生に事前に指導して今後は小学生がお店の店長となり様々な人に教えていくという流れです。かなり大変です。私は完全に裏方に回るつもりです。気になる事があっても前に出るのは避けて高校生にこっそり確認をするという感じでやっていきたいと考えています。

この準備のために7時くらいに職場に行きあれこれやりました。生徒は8時集合にしていました。実際にやってみないとわからないことがたくさんあるのでそれをやりながら考えていくという形になります。我々はもっとしっかりと準備をした方が良いなーと感じることでも、生徒達はその場に立ってみないと分かりません。それで良いと思っています。こういう経験が力を伸ばしていくためには必要なのですから。割り箸鉄砲とスライムの作成をしました。次はオリジナルブレスレットを作る予定です。やることが多すぎる(笑)。

合間に練習を見に行きました。こういう状況ですから練習をゆっくり見ることはできません。細かい指示が出せませんからトレーニングのみとしました。まーこれだけで十分負荷は高いと思いますが(笑)。まだ慣れない部分もあるのでこちらが考えている以上に時間がかかります。様子を見ながら種目の調整をしていきたいと思っています。多すぎるのであれば減らさなければいけませんし、慣れてきて消化できるのであれば問題なしです。

トレーニングの日は若干悲壮感が漂っていたのですが、この2回は比較的明るい雰囲気でできています。木曜日にやったトレーニングのダメージもあったようですがこれまでと比べるとそこまで大きくない様子。若干名は酷い筋肉痛が土曜日まで残っているみたいですが(笑)。これもやっていくしかないと思っています。股関節とお尻の部分に筋肉痛が来ているとのこと。狙っている所に負荷がかかっている証拠です。腰の痛みを訴える者もいました。とにかくフォームをきちんと作っていかなければ故障につながってしまいます。細心の注意を払わなければいけない部分です。

かなり長い時間かかったと思いますが、通常の選手であれば間違いなく途中で挫折したり集中力が切れてしまいます。それほどの負荷です。余程の気持ちがなければ継続出来ないトレーニングです。それでも今後のことを考えるのであればしっかりとやっていかなければいけません。これを数ヶ月全力でやってくれれば見違えるレベルになると思っていますし、その自信もあります。今のチームにあったトレーニングを組んでいます。いつもの練習にプラスアルファをやるように指示を出して私はきらら浜へ。長距離を迎えにいくことに。

1時間かけて迎えに行きましたが男子はもう帰っていました(笑)。連絡不十分。女子は何処かにいるはずなのですが連絡がつかず。周辺を探しましたが見つかりません。そうこうしているうちに別の用事が発生してそちらを手伝うことに。これは参加させてもらって良かった。ここ最近周囲の人達が優しくしてくれます(笑)。これまでと扱いが違っているので戸惑います(笑)。ありがたいことです。

1時間半くらい経過して遠くにうちの選手の姿を発見。電話をして呼び戻しました。どう考えてもそこで待っているというのはあり得ないだろうという場所にいました。確認すると「日向ぼっこをして気づいたら昼寝していた」とのこと。うーん、すごいレベルの話です(笑)。

日曜日は駅伝です。うちからは支部チームとして男女共に数人出場します。チームとしての活動となるのでしっかりと走ってもらえたらと思います。

あれこれあって流石に疲れました。
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地道に練習に取り組んでみる

2013-11-02 | 陸上競技
金曜日、11月となりました。そのため交通指導で学外へ。なかなか朝から学外で指導することはありません。朝練は選手任せです。前日に動きの確認をするために渡している資料でもう一度確認をしておくようにキャプテンを通じて指示を出していました。どれだけきちんと見ていたでしょうか?ここで全く変わって来ると思いますね。やるだけで終わる練習になる者と意識して練習できる者で大きな差が生まれますから。

私は交通指導でした。遠くから私の姿を見て服装を正したり、音楽を聞いていたイヤフォンを外したりしていました。家を出る所からきちんとやっておかなければいけません。簡単に注意をしましたがきちんとやらなければいけないというのは分かっているようです。が、そうでない者もいます。かなり頭にきました。以前厳しく服装について指導をしたのですが全くです。停めて指導しました。怒り爆発です。何度言っても直す気がない者は繰り返します。こういう部分での指導は私は徹底しています。もしこれが部員だったら…ですね。

そのまま授業があって昼休みには文化祭での前売り券の販売。授業で取り組んでいる総合実践での食品の販売です。前売り券ですが人気が殺到します。多くの行列ができるのですが、その処理は大変です。休みなし(笑)。

その後、今度は近隣の中学校へ行きました。礼法指導をするためです。生徒が中心となって中学生に礼の仕方、離着席の方法、入退室を指導します。中学生は素直に生徒の指導に従ってくれていました。自分が将来的に受験をする時にもやくだちます。このために2時間分外出することに。うーん、バタバタしすぎですね。結局学校に戻ったのは16時過ぎでした。休む間もなく動き続けましたね(笑)

戻った時にはサーキットがほぼ終了していました。今年はサーキットを屋外でできるように組換えました。この冬はいつもサーキットをやっている武道場が改修工事のために使えないようです。そのため途中から変えるのではなく最初からそこを想定した練習の組み立てにしておきたいと思っていました。慣れないので時間がかかりますが今週は全く気にしません。追い込まないといけないということはありません。地に足をつけてやっていきたいと考えています。

この日はシューズで練習へ。私のやる気が伺えます(笑)。この日はスタート練習を中心としようと考えていました。一冬かけてスタートの改善をしようと思っています。これまで大きな課題であったスタートに関してもある程度指導できるようになってきました。師匠には到底敵わないという自覚はありますがそれでも勉強させてもらってかなり指導できるようになってきていると思います。

春先にスタートの部分で大きく疑問を感じる選手がいました。詳しくは書きませんがスタブロの位置を揃えているようなスタートで腰を高く上げます。その選手、スタートには自信があると言っていました。うーん、どうなんでしょうか。桐生選手の紹介がされている陸上雑誌にスタートの変更について書かれていました。スタブロを揃えた状態でずっとやっていたが顧問の先生がこれから先の事を考えた時に「オーソドックスなスタートの方が良い」と判断して修正したそうです。一時期流行ったのですがそれが「正しい」と思って指導する人もいるのでしょう。ある県でも流行っているという話を国体の時に聞きました。まー私は師匠から教わっている動きが一番の近道だと思っていますから遠回りはしないようにしたいと思っています。

基本的な動きとその意味を説明しながらやっていきました。スタブロから出るまでに複数の動きを前段階として取り入れています。いきなりスタートをして上手くいくことはないと思っています。時間が確保できる冬期トレーニングだからこそしっかりとやっていきたいと思います。実際、スタートがあまり上手くなかった(動き的に課題があった)小さなエースは一冬で大きくスタートが変わりました。今ではスタートの脚運び、加速段階の身体のラインの作り方はピカイチです。なかなか真似出来ない水準まで来ています。春に宮崎に行った時にも褒めてもらいました。その時に教わったことも含めてこの冬はもうワンランク上の走りが出来るようにしたいと思います思います。

3年生や卒業生が練習を見に来てくれたのですがこのスタート練習を見て「はやっ」しか言えませんでした。確かに速い。走練習の貯金は全くと言っていいほどありませんが疲れはほとんどないでしょうからレースに出たらもうワンランク上の記録が出せるんじゃないかという雰囲気があります。抜群です。大きなエースも良く動いています。まー試合に出る気は一切ありません(笑)。今はとにかく来年に向けての準備で十分だと感じていますから。

地道に練習をしていこうと思っています。とにかく以前と比べると自分の動きを変えようとする姿勢が見えます。やるだけではなく他の人の動きを見ながら何とかしようという雰囲気がある。ある選手が「他の人のスタート見てたら勉強になるよ」と一年生に言っていました。いやーすごい話です。自分達で強くなろうという気持ちが出て来ている。声出しがまだ不十分かなと感じる部分はありますが成長は感じています。

細かいことを積み重ねてやっていきたいと思います。多くの方から学んだことをしっかりと頭の中で整理していきます。指導者として多くの事を形にできる冬にしたいと思います。
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冬期練習に地味に突入

2013-11-02 | 陸上競技
木曜日から冬期練習に入りました。とはいっても練習内容の確認というレベルで強い負荷をかけるという感じではありません。最優先事項は基礎筋力のアップだと思っていますから時間をかけて取り組んでいきたいと思っています。

朝練ではBOXを使った補強を実施。これも「軸」を意識したトレーニングです。さらに重心移動と足運びも合わせてできるようにしています。そのためフォームや意識が違えばまったく意味のない練習となってしまいます。この冬のテーマは「意識して鍛える」という部分ですからやろうとしていることを理解してもらわなければいけません。時間はかかると思いますが丁寧に取り組んでいきたいと思いますね。

午後は完全にトレーニング。これはシーズン中にも実施していますから問題なし。とはいえ、少し種目変更を行っていますから底の部分だけは確認をしておかなければいけません。この日私は会議がったので1時間程度遅れて練習に参加することに。私が行ったときにはウエイトが終わりシャフト補強に入っていました。ほかにもハードルを使ったトレーニングなども入れていますからバタバタやっています。ウエイトトレーニングだけで鍛えらえる筋力は競技に直結しない気がしています。これも感覚的な部分なのですが(笑)。とにかく動きながら鍛えるというのがメイン。さまざまな動きをしながら鍛えていく。良いのか悪いのかは全くわかりませんが(笑)。

大きな筋群に刺激を与え、あとは股関節周りなどに地道に刺激を与えていく。見ていると意識レベルが上がった気がします。目の前に大きな目標があるというのは大事ですね。これまでと同じ練習をしているはずなのですが「細かい部分への意識」が届くようになった気がします。今まで雑にやっていたのがある程度意識しながら取り組む。補強などは意識した部分に意識した刺激が届くと全く違う結果になります。見た目の筋肉の肥大だけではなく「使える筋肉」にしていく必要があります。

話が少しそれますが筋力は筋断面積に比例します。つまり「太ければ太いほど大きな筋力を発揮できる」ということです。速く走るためには筋肉が必要。だったらウエイトで太くしていけばいい。という短絡的なつながりではないと思います。確かに断面積に比例するとしてもその大きくなった筋肉は重い。その重い筋力を動かすというのには大きなエネルギーを必要とします。結果的に肥大しか筋群を動かすことができなくなる。筋力が増えれば間違いなく体重も重たくなります。何のためにトレーニングをするのかわからない状態となる。意味なしです(笑)。

この冬は体脂肪率を落としながらも筋力で体重を増やそうと思っています。それはベンチプレスやスクワットだけで増やすのではなく細かい筋群を強化していって筋力アップです。難しいことですが可能だと思っています。特に脚の筋肉は増えやすいので体幹と腰回りお尻回りを二回りくらい大きくできたらと思います。これによりズボンがはけなくなるかもしれませんが(笑)。

途中所要があり選手に練習を任せて校外へ。任せました。いろいろとやることがあるので・・・。

練習的にはいい感じでできていると思います。冬期練習に入りましたが最後までこの勢いでできればいいなと思っています。期待したいですね。
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