kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

心の整理

2013-11-11 | 陸上競技
何となく書いてみます。陸上に関わることではないのかもしれませんが自分の心の整理をしていきたいと思っています。そんなもの公に書くなという話ですが、もともとこのblogは「私の頭の整理」のために書き始めました。書くことでなんとなく頭の中がまとまっていき少し次にやることが見えてくるという部分があります。面白くない内容になるかもしれないので読み飛ばしてもらっても構いません。というか、このblogを読んでくれる人たちがこのblogに求めるモノは何か分からないのでいつも自分の思う事しか書いていない気もしますが・・・。

先日、ある人と話をする機会がありました。色々なタイミングが合わず「え?本当に?」と思うことが3月にありました。なかなか会う機会がないのですが偶然会えたので話をしました。その時に「あー」と思うことが多くありました。思っていても口にできないことがたくさんあってその場を離れて初めて口にできる。その話を聞くと自分の中にある「何か」が大きく触発されるのが分かりました。今の自分に何ができるのか?何をしなければいけないのか?そう考えるともっともっと可能性が広がるのではないかという部分があります。

頭の中を様々な情報が行ったり来たりしています。自分自身でそれが整理できない。ゆっくりと何もしないで考える時間があれば全く違ってくると思うのですが、日々目の前のことに忙殺されてしまう。自分自身のことについて考える時間が無くなる。結局はなんとなく毎日を送ることになる。そして何も変わらないで終わってしまう。本当は自分自身で行動を起こさなければいけないのでしょうがそれすらできない。

今の選手がどう感じているのか?今の生徒がどのように感じているのか?これは分からない。選手は少しは分かってくれるかもしれませんが、生徒は難しいと思いますね。それでも言い続けていくことしか「現状を変える」ことはできない。それが分かりきっているからこそ今の現状について考えなければいけないと思います。

選手は選手なりに、生徒は生徒なりに「一生懸命」な部分があるというのは間違いないと思います。しかし、それが「本当に必要な一生懸命」なのか?ここは分かりません。もっとできる部分を残したまま「今までよりは一生懸命にやっている」という感覚で終わっているのではないか?ここを考えるとしんどいですね・・・。

生徒指導、部活の指導で「無力感」を感じることがあります。同じことを何度も何度も言わなければいけない。言ったとしてもその場はなんとなく収まるのですが結局また同じことで注意をしなければいけない。これはどこでもどんな場面でも起こりうることだと考えています。それの繰り返しの度合いがどれくらいなのか?「前も言ったよね?」という感情と「何とかしないといけない」という感情が入り混じる。そこを耐えていくというのはなかなかしんどいことです。私が我慢すればそれで終わりなのか?こう考えると自分自身が本当にやらなければいけないことが何かを見失ってしまう気がしています。

陸上の指導をしっかりとやりたいと思う気持ちがある反面、距離を置きたいと思う気持ちがある。「疲れたな」と思うことが多くなっているのが事実です。決して指導が嫌になったという訳ではありませんが、エネルギーが切れるというかしんどいというか・・・。

繰り返し書いていますが2か月前、本当に指導するのを辞めたいと思いました。同じことの繰り返しをこれ以上やるのは私も周囲もしんどいというのがあったからです。その後、競技的にはすごくスムーズに行き今シーズン最高の成績を残すことができた。だからやる気になるというのはでないと思っています。「強いから指導し甲斐がある」というのは事実だと思いますが、そこだけを求めて指導をするのかどうか・・・。基本的な部分の変化があるのかどうかを確認できていないまま練習をしている気がしています。選手は「前向き」になっているのかもしれません。それに水を差すようですが私自身の「心の整理」ができていないという現状がある。

注目を集めるチームになればなるほど行動面や取り組む姿勢の部分で批判されます。以前も書きましたが9人が良くやっていると言われても1人が「本当にダメだ」と言えばその声が大きく響く。プラスのイメージよりもマイナスイメージの方が浸透しやすいのです。今はそれなりにきちんとできている気はしています。が、本当に目指す部分とはまだ差がある気がしている。本当の意味での「覚悟」はないと思います。その「覚悟」を求めるというのは良いことなのか?そこが不十分なままであれば必ずまた同じことを繰り返す。本当は今の現状に満足していて「県で勝てたから良かった」という部分で十分なのではないか。それ以上のことを求めるのは「温度差」が大きくなるだけなのではないかという気もしています。

マイナスのことを書いているのかもしれません。しかし、これから先私自身のエネルギーの使い方を考えるとこの辺りのことはすごく大切になるのではないかと思っています。私一人が舵取りをしてとにかく「前へ前へ」と選手を進める。「やらされている」という感覚が残ったまま前へと進むと結局は「誰のためにもならない」のではないか。私が見ていないところで結局は「少しくらいいいか」という雰囲気があるのであれば取り組みに意味がなくなる。誰からも応援してもらえないようなチームになるのであれば強くなることに価値は見いだせない。これは私の主観であり周りから見たり保護者からすれば「強ければいい」と思われるのかもしれません。しかし、そのような状況であれば何一つ魅力を感じないと思う自分自身がいます。

相変わらずまとまりがないですね・・・。整理がつかないまま時間だけが過ぎています。どうなんでしょうね・・・。
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思い悩む

2013-11-10 | 陸上競技
さっき記事を書いていて思ったことを少し。

ここ最近、エネルギーが尽きかける事があると多々感じる事があります。色々な事をやらなければいけなくて、それでも練習に顔を出す。指導をするという部分があります。陸上だけに専念する事が出来ないのは当然です。なかなか思う事が多い。

「いかにして楽をするか?」を選手が考える。この事に関して「あんたには分からんだろうね」と何度か師匠に言われた事があります。私は基本的に「練習をするのが当たり前」と考えています。ほかの事よりも練習をするという感覚が強くあります。そうやって長い間競技をしてきました。それほど才能に恵まれていない私が全国大会を経験できるまでになったのは間違いなく「練習」のお陰だと考えています。ここがベースにありますから「手を抜く」という感覚や「頑張れない」という感覚がなかなか理解出来ない所がありました。今でも多少ありますが。

練習は嫌だが結果を出したい。そう思う選手もいるのは事実。顧問に指導されるから真面目にやる。服装に関しても同様。顧問が見ているから練習をする、服装をきちんとやる。チーム状態が良い時はそれが当たり前だった。しかし、少しずつ「崩れる」のです。スカート丈の注意をしなければいけなかったり、リボンを付けろと口うるさく言わなければいけない。「試合に出たいから仕方なく守る」という選手、「怒られるから仕方なく守る」という選手が存在する。この中で競技の指導に専念できるというのは不可能です。

先程の記事に「練習をサボる選手はいない」と書きました。そうであって欲しいと思っているだけだという気もします。そうでなければ指導する意味がないと感じてしまうからです。競技というのは授業中の態度や日常生活の取り組みが大きく影響してくる。そう考えている自分がいる。本当は違うのかも知れませんが「競技で成績を上げたかったら他の部分もきちんとやる」というスタンスでやっています。選手は息が詰まって窮屈かもしれませんが、それが指導スタイルです。

結局、私が話してきた内容が分からなかったら部活を引退してからあっという間に崩れます。崩れないとしてもやはり難しい部分がある。基本的ルールを守る、人に見られていなくても努力をするという感覚があるかないかだと。それを教えていく事が出来るか?出来なければ私のやっている事に本当に意味があるのか?こう考えて物事に取り組むとやはり持っているエネルギーは尽きる。数年前とはやはり違ってきていると思います。

私が求めている基本的な事がどこまで伝わるのか?伝わっていない状態が続けばやはり私が使うエネルギーをどこに向けるのか?というのが出てきます。今はどうなんでしょうか。二ヶ月前、正直者本当に指導をするのを辞めようと思いました。それほど考えさせる事があったのです。エネルギーは完全に枯渇して練習に行く意味があるのかどうかを真剣に悩みました。

秋のシーズン、こちらが思っていた以上の成績を残しました。来年本当に戦える力はあると思っています。しかし、ここだけで良いのか?根本的な部分の改善はされているのだろうか?誰のための練習で誰が求めているのか?私だけが本気になっていくというのでは意味はないと思います。競技力を上げる事だけを考えたらもっと良い方法があると思っています。選手のやりたい事だけをやらせてくれる指導者を探して指導をしてもらう。教育現場から離れた所で「競技力を上げる事だけ」をすれば良いのかもしれない。そうすれば「やらされている」「怒られるからきちんとやる」という気持ちは生じないでしょう。

強いチームでの指導。うちは元々ジョギングサークルのようなチームでした。それがかなりの労力とエネルギーを注いである程度のチームレベルまで上がってきました。しかし、今のままで良いのか?2ヶ月前から何か根本的な変化があったでしょうか。この事を私自身が考えなければいけないと思います。強ければ何をしても良いというチームにだけはしたくないと思って「強いチーム」を作りたいとずっとやってきました。今、競技力は高くなってきていると思います。しかし、そこに私の「想い」が付いて来ているのか?

真剣に競技をしたいと思っている選手の指導を本気でやってみたい。そういう想いが大きくなっています。数年前鳥取で流した涙と同じような想いをしたくないし、誰にもさせたくない。過去と比べるとどうしても良い部分だけが美化されて残っていきます。あの時の選手の涙は一生忘れられないと思っています。私の人生の中で大きな出来事でした。

こちらが選手の顔色を伺いながらやっていくような指導もしたくはない。ないモノねだりなんじゃないかという気もしています。これは環境を変えたり、指導スタイルを変えた所で変わらないのかもしれません。今のチームの指導を続けていても悩むことだし、指導をしなくても悩むことなのでしょう。

偉そうに聞こえるかも知れませんが、ある程度は短距離の指導ができるようになって来たと自負しています。単に走るだけの練習ではなく細かいことも指導できるようになってきている。だからこそ自分のチカラを試してみたいという気持ちが出てきています。本気で競技をしたいと望む選手と一緒に上を目指してみたい。この悩みを解決する方法があるのかを探していきたいと思います。

日常生活や物事に取り組む姿勢についての指導に時間をかける。すごく大切なことです。ここがなければ競技をやる意味を見出せない。しかし、選手が自分自身で余程の覚悟を決めていないと間違いなく周りに流される。見ていない所ではやらないという状態になる。そんな状態の中で指導にエネルギーを使う自信がなくなってきています。上を目指す意欲のある選手と一緒にやりたい。

何の話かわからなくなってきているのでこの辺りでやめておきます(笑)。私自身も覚悟を決めたいと思います。単に「競技力があるチーム」は目指したくない。誰からも応援されるようなチームで指導をしたい。ワガママなことでしょうか?真剣に考えています。今のうちのチーム、どこまで私の気持ちを感じてくれるでしょうか?難しいというのは分かっています。それでも覚悟を決めてもらいたい。お互いの覚悟のレベルの問題です。

長くなりました。すみません。読み飛ばしてください。

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一日練習?

2013-11-10 | 陸上競技
土曜日、この日も朝からあれこれやる事がありました。今年の文化祭では3年生が小学生と協力してちょっとしたイベントを行う事になっていました。そのため先週から準備を進めていく事になっていました。各方面と力を合わせて取り組んでいく事に。基本的には高校生が自分達で判断をして行動するというのが私の狙いです。大雑把なので他の人に細かい部分はお任せしてますが(笑)。

そのため7時過ぎには学校に行って下準備を。休日って何ですか?(笑)。やる事があるので結局いつも早い時間帯に出勤?しています。この辺りは仕方ない事だと認識しています。部活をやったらそれ以外の時間に他の業務をしなければ終わらないですからね。私自身以前のようにめちゃくちゃエネルギーが溢れているという感じてはなくなっているので結構しんどくなってきていますが(^^;; 少し前まではほとんど疲れなかった気がしていますが今はかなりダメージが残っています。弱ってきてますね。

そちらの対応があったため練習は選手任せ。致し方ない感じがあります。ある部活の生徒が「見ていなかったらサボるでしょう?」と聞いてきました。自分たちはいかに楽をするかを考えていたという感じで話していました(笑)。どうなんでしょうか?実際に見ていない時の練習がどうなっているのかは全く分かりません。私が居るから練習を真面目にやるというレベルの選手の集まりであれば到底目標には届きません。幸いうちの選手は私が不在だからといって遊んだり、メニューを変更して楽をしたりというのはないと思っています。これが普通だと思います。ある程度のチーム状態になるまでは手を抜く者もいたかも知れませんが今はさすがにいませんね。多分(笑)。

実際に冬期練習が始まって10日くらい経過したでしょうか。一年生にとっては一番しんどい時期だと思います。当初から土曜日のメニューは様子を見て行うと話していました。負荷が強すぎるようであば多少落として調整をする。以前ならどんな状態でも決められたメニューを消化するという感じでしたが今は焦らずやっていこうというのが大きいですね。特に一年生はやりすぎてしまって気持ちが続かないというのが一番怖いので。

ということで通常通りのアップを行ってからバトンを渡すをメインで行う事に。前日はバトンをやらずに終わっています。今年の冬の課題の一つであるリレーのための練習が不足するというのは絶対に避けたいのでここを優先することにしました。並走とパスわ繰り返すだけでかなりの負荷になります。ダラダラ走るよりは間違いなくキツイと思います。

ほとんど練習を見ることができていません。やはり一年生は疲れていたようです。バトンの足長を普段よりも2足長短くして何とかバトンが渡る状態だったとのこと。疲れてバネが切れると走れなくなります。こういう状態をこれまで経験したことがないでしょうからこちらが想像する以上にしんどいと思います。それなりの練習はできません。どんなにキツくてもやらなければいけない最低限の練習はどんなことがあってもやらなければいけない。絶対に無理だろうという練習ではありません。こういう経験が強くなるためには絶対に必要だと考えています。

どんな状態でもやる、という考え方がなくなってきたと書いていたにも関わらず「どんな状態でもやらなければいけない」というのは矛盾してますね(笑)。しかし意味合いが全く違います。やらなければ強くなれない。当然ですが、やらなければいけないと判断する指導者側の許容範囲がどこままでなのかです。強い選手ばかりが集まっているチームであればここまで考えなくでもそれなりのメニューや指導で間違いなく強くなります。しかし、それは最大限の結果ではありません。もっと伸びる可能性があるがそこそこ伸びるという水準で終わってしまっている。伸びる度合いの問題です。

時には頑張らないといけない時があるのです。無理をしてはいけない時とやらなけれないけない時の意味は全く違います。短い距離の練習ですから絶対にやっておかなければいけない練習だと思います。キツい事が嫌だという選手は高校以降の伸びはほとんど無いと思っています。まーうちに来る選手がキツい事が好きかというと全く違いますが(笑)。それでもやらなければいけない練習があるのです。

しばし休憩を取ってからトレーニングへ。当初より一日練習の予定でした。このリズムに慣れてもらう必要もあります。もちろん全てのメニューを消化することは不可能ですからある程度優先順位をつけての練習としました。ウエイトと補助的な補強を。トータルで2時間くらいはやったでしょうか。途中トラブルもありましたが何とか練習を終えることができました。

何のためにここまでやっているのか?その答えは今は分かりにくいと思います。あと半年後にわかってくるはず。後悔をしてもらいたくないですから今はやらなければいけません。土曜日の残りの時間と日曜日の過ごし方が今後の競技を大きく左右すると考えています。回復に充てなければいけないという感覚があるか?来週の練習のためにどれだけ休日を使うことが出来るか?本当に狙うものがあるなら周りの生徒と同じリズムでは生活できません。遊び回っていたら疲れは取れませんからね。

どこまで本気になれるか?見て行きたいと思っています。今後のためにも私のエネルギーの使い方を判断しなければいけません。何でもかんでもエネルギーを注ぐことはできません。選択と集中です。できることはやりますが、それ以外は…ですね。
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考えながら

2013-11-09 | 陸上競技
金曜日、肉体的疲労も精神的疲労もピークではないかと思いながらも週末を迎えました。選手は冬期に入って初めて1週間過ごしています。これまで比べると負荷も高く肉体的なダメージは大きいでしょう。重い身体を動かすという意味でもしんどい。それを超えていかなければ先はありません。このままきちんとトレーニングが積めれば非常に面白いと思っています。とはいえ、いきなり練習量を最大にすることはできません。徐々に身体を慣らしていくことも必要。焦らず少しずつですね。

朝練では膝締め。1週間程度しかやっていませんがそれなりに形にはなってきました。もちろんまだまだ不十分ですがこの形態で朝と午後で動きを分けて取り組んでいきたいと思います。できないものは自分で考える。指摘はしますし指導もします。それでもできないものはやはり自分で時間を作ってやっていくしかないと思います。できなくて困るのは誰なのかという話です。

午後はサーキットから。スタート練習をメインにしていましたからサーキットで身体を温めてすぐにスタートへ。金曜日はスタート技術の改善に時間をかけたいと思っています。できればスタートとバトンは毎日やりたいところです。時間的な部分が影響してくるので最低でも週末の2日間はスタートを。1週間に3回はバトンをと考えています。どこまで計画通りにいくかですが(笑)。

スタートは技術。師匠から何度も言われています。自分なりに勉強してきて教えを乞いながら進んできました。現時点でやることを限定して最初の段階だけを改善しています。もう少しできるようになったらきちんと60mまでつないでいきたい。いきなりすべてをやるのではなく少しずつ改善していく形にしていきたいと思います。数年前は最初の段階だけの改善でした。ここだけが改善されても実際の走りにつながらないということも見えてきました。どうやってつないでいくか?大きな部分ですね。

途中、卒業生が2組。本当によく来てくれます。クラスの生徒と陸上部の卒業生が別々に。練習中ですからなかなか時間をとってかかわることはできませんが、こうやって学校に来てくれるというのはありがたいことです。気にかけてくれているということですからね。

スタート局面で気になることがたくさんあります。一人ひとり課題も違い、もっともっと時間をかけてやっていきたいと思うことがたくさんあります。しかし、この日は18時までの練習としました。通常ならこれからバトン練習までやりたいと計画しているのですが、選手の疲労度を考えてあえて早く終わりました。以前に比べてその日その日の疲労度は高くなっていると思います。1週間きちんと練習をしている選手は疲れもあるはずです。土曜日の練習でしっかりと負荷をかけておきたい。翌日が休みですから回復に充てられます。そのためには中途半端な練習をするよりは思い切って少し落としておく必要があるかなと。

「負荷が高い選手」は休むことも必要。「足りていない選手」は早く終わった時に何をするかが大事。まったく別物です。考えないといけません。その日その日、選手によっておかれている立場が違います。みんな同じで考えていくというのは違います。本当に強くなりたいという者は回復に充てるか、不足分を補うかは選手が判断するべきです。今この状況において何をするべきかを考えられない者はやはり強くはなれません。

いろいろと難しいなと感じることがあります。チームが大きく崩れないようにしなければいけません。難しいですね。
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トレーニング

2013-11-09 | 陸上競技
木曜日、この日はトレーニングのみとしました。3日間連続で比較的ハードな練習をしていますから朝練はあえて落とし気味に。月曜日に大きなエースが不在だったのですが、9月から試合が毎週のように続いていたのでちょうどよかったかなと感じていました。月曜日の休み分は補う必要がないと判断して他の者と同じように腹筋背筋のみ。大きな負荷をかける必要はありません。

基本的に練習が不足したと感じた者は自分で判断して補う必要があると思います。これは当然の話。練習を休むというのはうちではありえません。何か事情があって休んだ場合は自分で「何かやらなければいけない」と感じるのが通常の感覚だと思います。本来計画している練習に届いていないのであれば何かしらしらの形でやっておかなければ不足分はいつまでたっても不足です。ここがわかるかどうかは「感覚」だと思っています。「強くなりたい」という気持ちがあれば自然と行動が伴う。それができないのは・・・ですね。

午後もトレーニング。この日は本当に久しぶりにウエイトから見ることができました。あれこれやることがあって練習の最初に顔を出せないことが続いていましたがやっとです。見てみると少しずつ筋力が上がってきている感じがあります。1年生は今までそれほど言いませんでしたからどちらかというと軽い負荷でやっていたと思います。しかし、このままでは絶対に強くなりません。もっと負荷を増やすように指示しました。やればできる。当然ですね。女子は最低ラインを超えないとパワーが出ません。軽い負荷でどれだけやっても効果はさほど出ないと思っています。付いておかなければなかなか自分で殻を破ることはできません。やはり時間を作って練習に最初から出ないとだめですね。

それ以後のトレーニングは身体に疲れがある中でしっかりと取り組めていたと思います。股関節周辺と大腿部にかなりの張りがあるようです。筋肉痛もかなり。下半身が重いという状況の中で決められたメニューを自分たちで消化していきます。それなりに休みを入れながらやっていました。休息に関してはこちらからあれこれ言わないようにしています。決められた時間の中でどれだけの練習が消化できるかです。まったく休まずに練習をさせるともっと練習量が増やせるのではないかと考えていますが、さすがに辛すぎます(笑)。

練習を見ていると4年前の雰囲気とは違います。本気でリレーでインターハイを狙っていた当時と今のチーム、「チームカラー」が全く違うと思います。正直、私自身戸惑う部分があります(笑)。が、それはそれで今のチームカラーなんじゃないかなと感じてもいます。以前は「ガツガツ練習をする」という感じでした。私自身このような練習スタイルでやっていましたからこの方がしっくりきます。今は「やるときはやる」という感じです。ワイワイ話をしていたのかと思うとそれなりに切り替えてトレーニングをする。また、休みのとき気にはあれこれ話をする。自分たちだけで練習をするときはかなり明るくできています。

私自身、未知のゾーンです。こちらが主導で練習中に一切の私語をしないという雰囲気づくりをすることはできます。しかし、それでは窮屈な部分が生まれてくる。そうなると今の選手たちの良さはなくなってしまうのではないかと思います。今の選手の「色」に合わせて指導をしていくことも必要なのかもしれません。「型」にはめる指導も一つ、ある程度自由にさせる指導も一つ。どちらが正しいのかはわかりません。まー「自由」といってもダメなものはダメという部分は徹底しているつもりです。かなり厳しく(笑)。

自主トレを入れて19時前にはほぼ終了。高跳び選手には個別にもう少しやっておくように話しました。専門的な練習をする時間が今はほとんど確保できません。本当に高跳びをやりたいのであればプラスアルファでやっておく必要がある。一番最初に書いた部分と重なりますが「誰のための練習か」がわかれば「不足を補う」という感覚は自然と生まれてくると思います。「差」はあります。しっかりと考えてもらいたいですね。

私は結構な疲労度(笑)。
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blogについて(何度目?)

2013-11-08 | 陸上競技
blogについて思うことを少し。ことあるごとになんとなく思うことがあるので記録しておきます。何度かいたか分かりませんが・・・。高校生にとっては難しいかもしれないので読み飛ばしてください(笑)。

blogを始めてかなりの年月が経ちます。どうなんでしょうか。そろそろ飽きてくる時期なのかなーという気もしていますが、ひとまず活動の記録として自分がその時感じたことの記録として残しています。その是非を問うというレベルまでは考えていませんが、良い部分もあれば悪い部分もあるなと感じています。このblogを続けていることで何かしら良いことがあるのか?これも分からないですね。結局は自己満足であり、生産性があるわけでもない。その部分は否定できないと思います。

指導をしたこと、気になったことを書きます。この部分に関しても「一方的な批判だ」と言われることも少なくありません。指導をした内容をこと細かく書くとそれは個人情報になるのかもしれませんし、名前を挙げていなくても「個人批判」と捉えられる。それも反論の余地がないblogの中での話ですから関係者は腹立たしいというところもあるでしょう。私が書いている内容と実際は大きく違う、一方的に悪者になっているのだと言われる。そういう見方もできると思っています。私の主観で指導をしてその指導は本当に正しいのか?主観と客観の境目はどこなのか?本当に難しい部分です。

以前、ある保護者に「こんな学校なんかに来てどうするのかと思った」と言われたことがあります。面と向かってです。それも悪気はないのかもしれませんし、私がblogに色々と書くのでそれに対しての反論も含まれていたのかもしれません。「入学させるのではなかった」という意味合いを含めての言い方だったのかもしれません。これも「主観」です。一人の保護者にとってはうちの学校や部活は「良いものではなかった」と感じる。多くの保護者や選手は「うちでやって本当に良かった」と言ってくれる。実際は多くの卒業生が学校に来てくれますし、私と関わる中で感じたことが「心」に残っている。それはその子たちの人生にとって大きなプラスだと思いますし、保護者も理解してくれていると考えています。何が正しくて何が間違っているのかは分かりません。

ある意味どちらも「真」なのかもしれないと考えています。私のやり方、blogの書き方がある人物にとっては「共感できる」「参考になる」と思える。しかし、ある人物にとっては「心外だ」「最悪だ」と感じる。それが人の「主観」だと感じています。万人にとって「良いこと」というのは世の中に存在しないのではないか。何かをすれば誰かにとってはプラスだが他の者にとっては大きなマイナス。そこから目をそらすことは実際にはできないのではないか。そう感じています。

マイナスの声は大きく聞こえます。10人いて9人がプラスの発言をしても1人のマイナスはその9人以上の影響力がある。「ありがとう」と9人に言われても1人に「最悪だ」と言われればそのほうが大きく残ります。このblogにおいても同様なのかもしれません。良い部分だけ書いておけばいいのですが、課題や問題点を指摘するとそれに該当する者は大きなマイナスだと感じる。それにより「何なんだ」という展開に進む。一方的にblogに書かれたという部分が大きく残るのだと思います。

ここに「書かれたことが事実かどうか」は関係なくなるのです。たとえそれが事実であっても「批判された」という部分がどんどん大きくなり「本質は全く違う部分」で関係が崩れる。問題点について論議するのではなく「批判された」「注意された」という部分で議論が進むようになるのです。これが本当に良いことなのか?考えものです。だったらblogを書くのを止めればいいという話になつながる。これも安易な話です。

何が正しくて何が間違っているかという「ものさし」は今のところ「主観」であり「客観」的な「ものさし」がありません。法律的な話になるとまた違ってくると思いますが、感じたことを書くというのはやはり「主観」でしかない。それを受け取る側の感情的な部分でしかないのです。私のことを「良い」と思ってくれる人にはblogの内容は「プラスになる」と思うでしょうし、「悪い」と思う人には「マイナスだ」と感じる。そういうものなのかなと感じています。

こういう話について書きたいことはありますが、よくわからなくなるのでこれくらいで。気が向いたらまた書きます。面白くない内容で申し訳ありません(笑)。
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冬期練習らしい練習

2013-11-07 | 陸上競技
水曜日、朝練では基本的なことを行いました。以前も書きましたがこの冬は基本的な部分を両立させていきたいと思っています。これが正しいのかどうかは分かりませんが、一つの動きを徹底することは大切です。しかし、うちの選手は器用ではないので一つを徹底すると他の動きが全くと言っていいほどできなくなります。そこから次の段階に移ることは大変です。今年は冬期を通じてどちらもやっていきたいと考えています。

ということで朝はその場での脚運びと階段、スティックを行いました。これを前半部分で行って最後にハードル。ハードルは壁を使ったものだけにしています。時間的に多くのことはできません。見ていると階段まではそれなりに意識できるのですが平地でスティックを行うと全くできないという選手が複数います。重心の移動が少ない動きと移動がある動きでは変わってきます。前半部分の練習は「脚運び」に重きを置いていますから足先だけの動きになりやすい。うちの選手はそれがスプリントに大きく影響してしまって進まなくなるのです。ここは大きな課題だと考えています。

見た目が良い動きになったとしても結果的に全く進まないということが多々ありました。これが良いことなのかどうなのか?考えたら分かります。「形」を作るのが目的ではなく「速く走ること」が目的です。もちろん「形」を作らなければいけない部分もあります。ここができないと次の段階に進めなくなるからです。練習を見ていて不足するようであれば「脚運び」をもっともとやっていきたいと思います。練習計画はあくまで計画であってその通りにやらなければいけないという訳ではありません。自分の目で見て判断して進めていきたいと思います。

午後は走練習。初めての練習となります。1年生はかなり不安があるでしょうね。いきなり最大負荷をかけるつもりはありません。徐々に徐々にです。1週間前に話をしていますがこの冬はリレーの練習もしかりとやっていくつもりです。4継で勝負をしようと思えばシーズンに入ってきなり準備するのではなく半年間かけてやっていきたい。それでも足りるかどうか分かりません。とにかく時間をかけてやっていきます。キャプテンがチームの4継のビデオを見て反省点を挙げていました。うちの4継のバトンパスの課題です。これを全員が理解して取り組むことで大きく変わってくると思っています。意欲が高まれば行動も変わる。練習に対する課題も見えてきます。

予定よりもバトン練習が早めに終わったのでそのまま走練習へ。120mを走ることにしました。それもソリッドを利用して(笑)。水曜日の走り込みの日は走るだけになりやすい。そのため走りこむ前にしっかりと動きを意識できたらと思っています。まーソリッドで120m走ったらその時点でヘロヘロになるんですけどね(笑)。この日は少し抑えめに120m-90m-60mを1セット。次からは120m+60mで。これも本数的にもセット的にも抑えめ。少しずつ増やしていきたいと思います。

細かいところを書いておきたいのですが時間的に厳しいので可能ならまた書きます。
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引き続き日誌について

2013-11-06 | 陸上競技
日誌についてもう少し触れておきたいと思います。

水曜日、日誌の提出がありました。昨日の今日ですから当然だと思います。全員がきちんと提出していたのですが問題は出す事ではなくその中身だと思っています。あれだけ言って提出が遅れたりというのは問題外ですが、私がどのような気持ちで話をしたのかが伝わっているかどうかが一番重要だと考えています。

残念ながら注意をした選手たちはその日の練習について書いていました。日誌は自分のために書くと話をしています。感じた事を書くようにと前日に話をしていますから文章はいつもよりも長くなっていました。何度も書いていますが長く書けば良いというわけではないと思っています。その中身で本当に心が動くかどうかという部分が大事なのです。

が、話をした日誌の提出が不十分だったり、他人任せになっていた自分の行動の見直しが出来ていませんでした。ここに選手の取り組みの姿勢が伺えます。甘いですね。前日に話をしていたにも関わらず話をした内容については触れる事が出来ず自分の練習についてだけ書いていました。このような状態が続けばどれだけ練習をしてと効果は上がらないと思います。

部員のうち2人だけは私が話している内容について書いていました。なぜ日誌提出が遅れたのかの原因分析をしていました。また、一年生が提出できなかったのは自分たちの指導が足りなかったのだという反省でした。こういう現実が直視できて初めて今後の行動を考える事ができます。

実は前日の話の中で「どれだけ力がある選手であっても約束事が守れないのであれば指導はできない」と伝えていました。インターハイに届く可能性があるからと言って特別扱いをするのは私の指導スタイルとは違うと思っています。他の選手に示しがつきません。強ければ何をしても良いという話にはならないと考えています。

そこまで話をしていましたからこの問題点について考える必要があったのでしょう。別に私の指導を受けなくても自分たちでも練習はできます。細かい事をあれこれ言われるよりは自分達で勝手にやれば楽しくできます。強くなるかどうかは別です。考えるという事はやはりきちんとした指導を受けて強くなりたいんだという現れだと認識しました。

しかし、上級生の中で今回の事について全く触れる事ができないものが一人いました。残念な話ですがここに大きな走りを差が生まれます。強くなりたいと口にしてもそれに見合う行動や考え方ができない。上級生が問題点を問題点だと捉えなければ下級生は絶対に育ちません。下級生はまだ分からない部分があるかもしれません。しかし、上級生は一年以上指導を受けていますし、同じような出来事を見て来たはずです。それでも日誌には「自分の事だけ」しか書けない。自分の練習がどうだったのかを書くよりももっともっと大切な事があると思います。

日誌に前日のことが全く書けない。一年生と二年生では全く意味が違うと思います。前日に話をしていますから二年生に関しては練習をする資格はないと判断しました。結局はこういう部分が取り組みに出て来ると思っています。同じことをこれまでも繰り返して来ていました。練習をせずに練習の手伝いをして周りに目を配る事を最優先にしました。これまでも何度を指摘してきたことですがこの段階で伝わらないというのは今後の事を考えると厳しいですから。

客観的に見ていてこれでもまだ不十分だなと感じました。なかなか自分がやらなければいけない事が見えません。詳しくは書きませんがまだ時間がかかるかもしれません。競技力だけが全てではない。競技力でチームに貢献できないのであればそれ以外の部分で貢献しなければいけない。逆に足を引っ張ってしまうのであればやはり今後の事を考えなければいけないと思います。

前キャプテンを呼び練習中に話をさせました。私が話をするよりも伝わるのではないかという判断です。昨年も同じような状態があってチーム内は大きく混乱しました。それと同じような雰囲気を感じています。「自分は頑張っている」という所から抜け出せず、本当に必要な事ができない。成長してくれなければチームとしては前に進めません。一緒に練習をするのであればそこを理解しなければいけません。何をして良いのか分からないという部分もあるかもしれません。ここは成長していかなければいけない部分です。

見ていると出来ない事が多いなというのと周囲に気を配る部分が不足しているなという所があります。変わろうと思って行動しなければ何も変わりません。私も直接話をしましたが、どこまでも伝わるか?今後の様子を見て行きたいと思います。

競技も大切ですがもっともっと大切な事がある。これから先の事を考えてきちんと指導をしていかなければいけないと思います。

内容が不適切ならまた削除します。最近は細かい事を書かずとも色々と言われる事もあるので。何を思いこの記事を書いているかを感じ取ってもらえたらと思います。批判のために書いているのか、感じ取ってもらいたいと思って書いているのか。伝わるでしょうか。
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約束事

2013-11-06 | 陸上競技
火曜日、朝はかなり寒かったですね。かなり寒暖の差が激しくなってきました。体調不良者もポツポツ出始めています。2学期も中盤を越え少し気が緩む時期なのかもしれません。最後までしっかりとやっていってもらいたいですね。

朝練では補強。地味ですがBOXを使った補強を行っています。時間をかけて身体づくりをしていきたいと考えています。めちゃくちゃ追い込むという感じではないですが股関節周辺や重心移動を意識したトレーニングを行うようにしています。選手はかなり汗をかいていました。運動負荷的には高いのかもしれません。30分という限られた時間の中で何をするかというのは大きい。やるだけの練習になるというのは絶対に避けなければいけません。

この日、練習日誌の提出がバラバラでした。男子は一人一人が私の所に持ってくる。効率がかなり悪いですね。誰かが代表して持って来ればそれで終わり。職員室に何人も入ってくるというのは良いことではありません。また、日誌の提出が遅い。2時間目終了後にまだ持ってこないのでかなり頭に来ていました。気が付くと机の上にポンと置いてある。全く気づきませんでした。私は目に見えるところにいたはずです。確かに仕事の打ち合わせをしている部分はありましたが明らかにこっそり持ってきてこっそり置いて行ったという感じがしました。更に数人未提出の者が・・・。何をやっているのでしょうか。

放課後、練習前に話をすることに。このような状態を許していたらすべてのことがなし崩し的に許されるような雰囲気になります。予想されるのがこの日は朝練が終わるのがいつもよりも数分遅かったこと。このため慌てて行動してしまいいつもと同じ行動がとれなかった可能性はあります。男子がバラバラに持ってきたのはここが原因ではないかと考えています。日誌の提出が遅いというのは「信頼関係」が崩れる原因となります。かなりの確率で書いていなかったのでそれまでの時間に書いたのではないかと考えられるからです。こういう日誌は適当になりますし、中身が全くといってありません。「書け」と言われているから書く。そのレベルなら書く必要性はないと感じます。

また、未提出の者。書いてはいたが出さなかった。これも全く意味がありません。いつもは他の者が提出してくれる。集める係の者に出せなかったからそのままにしていた。「人任せ」というのが明らかです。基本的に練習等は「自分のために行うもの」です。日誌も自分のために書くもの。集める係に出せなかったから終わりではなく自己責任で提出すれば良いだけの話です。自分の責任を放棄しているとうだけ。大問題だと思います。

競技レベルに関係ない。約束事を守れないような選手の集まりでは指導していても面白くありません。「顧問なのだから指導するのが当たり前」「公務員のくせに何を偉そうなことを言っているのか」と批判されるでしょうか。では、全国的に見て部活動に多くの時間を費やしている子教員がどれだけいるのか?最低限のことだけをやれば本来であれば問題はないのです。それ以上のことをやるというのは「自主的活動」です。その自主的活動を「嫌々やる」のであればこれほど辛いことはないと思います。この段階でストレスを感じるというのはおかしい。

選手が強くなりたいから練習をする。その練習に参加するための最低条件が「練習日誌」です。ここが毎日書けるかどうかが条件なのです。選手によっては「嫌だけど書く」という者もいるでしょう。怒られるから仕方なく書く。このような選手は結局競技力も向上しません。これは今までの指導の中で「100%」と言い切れるレベルです。

無理難題を求めていてそれができないから云々と言っているわけではありません。「当たり前のこと」を求めていてそれができないから指導をしているのです。

選手が本当に強くなるときは「心」の部分が大きく変わります。それが一番現れやすいのは練習日誌だと思っています。この話も何度もしてきました。本当に強くなりたいという想いがある選手は日誌に「心の動き」が書かれます。何をやったか、何ができなかったかではなく「目標」や「想い」が入ってきます。形だけの言葉というのは見ていて分かります。全く意味はありません。そこを振り返るのが練習日誌の意味だと思います。

ここまで話をしても伝わらない者がいるかもしれません。私にも色々と考えがあります。それくらいの「権利」は公僕であっても許されるはずです。このようなことが次回もあれば・・・。本気で考えたいと思います。
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久々に走る2

2013-11-04 | 陸上競技
久々に練習を最初から見ていたので感じた事が多くあります。書いていたら長くなっていたので記事を分けました(笑)。お付き合いください(笑)。

ハードル走を何本かやってショートスプリント。これを繰り返し行いました。何度も書いていますがハードルを速く越える事が狙いではなくてスプリントにつなげて行くための練習です。実際に走って行くことで感覚をつかんでいけたらと思います。走るだけでつかめないからそれ以外の刺激を与える必要があると考えています。

かなり本数をやってから今度はタイヤ引きを実施。この時点で疲れていたとは思いますがそれでも走っておかなければいけません。本来であれば少し長い距離を走っておこうと考えていたのですが他の部活動との関係でできませんでした。今後の事を考えるとちょうど良かったのかもしれません。いきなり長い距離にすると動きが保てませんし崩れてしまう危険性もあります。少しずつ対応できるようにしていければ。私が慌てないように見えない何かがそういう環境を作ってれているのかもしれないですね。



60mをかなりの本数行いました。こちらも苦手な選手がいます。ピッチ型の選手はタイヤ引きが若干苦手な傾向があります。パワー型ではなく軽い体重でスーッと進むタイプも同様です。これは仕方ありません。これも長期間しっかりと練習を積んでいく事で対応できたらと思っています。

小さいエースがこれから先記録を伸ばすためには大きな走りを目指すのではなく最大の武器であるピッチを最後まで維持するというのが必要です。この日の練習では後半持ちませんでした。というか、最も苦手な練習です(笑)。股関節周辺の筋力を強化していって無理なくストライドを10センチ伸ばして行きながらピッチを少し速くできるようにすることで来年度の記録アップを考えていますからやっていくしかありません。苦手の克服ですね。苦手を克服する事が長所を最大に伸ばす事につながる。逆のような感じがしますが直結していると思います。

60mを中心に行いました。場所が取れなかったのでこれが精一杯。この日はこれで十分です。県体で走ってからほとんど走っていない状態ですからこれ以上は求められないと思います。というかこれ以上は無理です(笑)。すでに脚はパンパンだったようです。最後にショートを2本行って終了。負荷的にはかなりのものだったかもしれません。

終了後補強を少し。これもBOSSからのアドバイスで行う事にしました。メディ投げを壁に向かって行いました。今後のトレーニングの中でどう取り入れていくか考えたいと思いますが目標が明確になるのでしっかりと投げられます。これを繰り返していく事でこの冬のレベルアップを図りたいと思います。この日のメディ投げを見てやはり筋力だけでは投げられないんだと感じました。瞬発力がないと感じている選手はメディが投げられません。二人一組でやっていたら気づかないかもしれませんね。工夫は必要です。

股関節の補強も行いました。以前であればかなり嫌がって渋々やっていた感じがありましたがこの日は声もしっかりと出せていました。この流れに一年生女子が乗っかってくれると良いのですが。まだまだ声が出ません。意識レベルにも影響して来ると思います。ここが変われば大きく変わると思うのですが。この補強きついのでみんな嫌がりますが正しいフォームで行うと間違いなく効果があります。しっかりと取り組める選手になってもらいたいですね。

少し前であれば走練習をやってからの補強の流れの時にはテンションが大きく下がってやるだけの練習になっていることが多々ありました。この日は違いました。明るく手を抜かず取組んでいる。一年生はまだまだ筋力的にも弱くしんどそうでしたがキャプテンが声かけをしながら取り組ませていました。ムードメーカーがその役割を果たしてくれればチームはどこまでも強くなれるのではないかと感じています。

大きく変わりつつあります。今後これが継続出来ればインターハイに行くだけで終わらないと思います。大きな伸びを期待させてくれます。私は気分良く練習ができるような工夫をするだけ。日常生活での指導をしなくて済むようなチームになればもっともっと変わっていくでしょう。今は何も注意していませんがこれが当たり前の状態になってくれればと思います。

全体に少し話をしました。シーズン中は試合があるのでケアをします。痛い所があれば治療に行って試合に万全な状態で出場できるようにします。冬期は試合がありません。まー大丈夫だろうと油断してしまうことがあります。大きな負荷をかけているのはシーズン中よりも冬期の方です。ここで油断してしまったら故障につながる。来シーズン本当に戦いたいと思うのであれば今まで以上にケアに気を使わなければいけません。練習をするだけではなくそこまで出来て初めて目標に近づけると考えています。

長くなりました(笑)。書きたい事をもっとまとめられるようになると良いのですが。まー読み飛ばしてください(笑)
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