kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ドリル中心に

2014-12-25 | 陸上競技
水曜日、練習に関して。本来であれば走り込みにしておきたいところなのですが「疲労」のため身体にキレがない者が複数います。この状況で質を上げても良い練習はできないと思っています。そのため朝練の段階から少し落とし目することにしました。朝はストレッチ中心で少しだけ脚運び。あまり強い負荷をかけると休養にする意味がなくなってしまうと思ったので。とにかく身体が硬い。実際は硬くても走れるのですが故障につながったりしてしまう危険性があります。これを予防するためにも筋肉の柔軟性だけは保っておきたい。なかなか自分で時間を作って身体のケアをすることができません。時間に余裕がないと言えばそうかもしれませんが、自分のために時間を作る意識は必要不可欠だと考えています。

午後も同様に基本的なことに。アップでダイナマックスを使った動きをしました。動きというかほとんど遊んでいただけですが(笑)。動きながらダイナマックス投げをする。アップの中に軽く補強を取り入れている感じでしょうか。数年前まではひたすらサーキットをしていました。しかし、今はちょっと流れを変えています。これが正しいのかどうかは分かりません。進むべき方向が同じであってもそこへ到達する手段や方法は異なっている。それもありかなと。今のチームの状況からすれば「ひたすら追い込む」というのは不可能です。積極的に取り組むという部分が足りません。こちらから与えれられたモノを何とか消化していくという感じ。そうであればそこの部分から改善していく必要があります。ここが変わらなければ何をやっても変わらないと思っています。そのためアップは「明るくできる練習」がメイン。長い目で見たときにプラスになると考えています。この日は1時間程度アップに時間を取りました。長い(笑)。

その後は動きを中心に行いました。その場での脚運びを行ってバランスディスクでの脚運び。このあたりから私は別件で移動。選手に指示を出して任せました。本来であればじっくりと動きを見たいのですがあれこれやることはあるので。あとは全て選手に指示をしておきました。階段ドリルを行ってそこからスティック。壁をやってから距離を伸ばしたスティック、もも上げ、ハードルという感じで。最後はショートを数本やって終わり。少ないですがこれくらいで十分かなと。やはり動きが鈍いですね。疲労も蓄積していると思います。その中でどうするのか。終了後は補強をしてマッサージ中心。これでどれくらい回復するのか分かりません。自分の身体のケアをどうやってやっていくのか。考える必要があります。

私はあれこれやって3年生の保護者と談話。盛り上がりました(笑)。あれこれ心配をかけているようなのでもっと自分自身しかk里としないといけないなと反省。まー元気がない時にはblogの内容もマイナスになるので一目でわかります。blog自体も何度も辞めようと思っていますが「見ています」と言われるとなかなかやめられません(笑)。まーライフワークとして毎日更新することが習慣化していますからそれもありかなと。1時間近く話をしていました。気分転換になりましたね。感謝。

冬休みに入ります。しっかりとやっていきたいですね。
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終業式&クラスの生徒と一緒に

2014-12-24 | 陸上競技
水曜日、この日で二学期終了です。あっという間に時間が過ぎて行きました。競技に関してはシーズン前半はこれまでにないくらいスムーズに行った反面、後半シーズンである二学期に入ってからは思うような結果が全くといって良いほど残せませんでした。これも色々と理由はあると思います。私がきちんとチームを作ってこれなかったのが主な原因なのかなと感じています。私の力が足りないがためにこのような微妙なチーム状況になってしまった気がしています。これまでチームを作ってくれた多くの卒業生に顔向けができないくらいのレベルでした。

私自身意欲を完全に失うくらいまで気持ちが落ちていました。これまでは手をかけ、時間をかけてやっていけば多少なりと変化が見られるというのがありました。それが動くための原動力となる。しかし、それさえも全く感じられない状態になり「終わりかな」という水準のところまで落ちていました。上手く言葉では示せませんが、チームとは何か、競技とは何かを考えさせられました。それでも私がやらなければ前に進まないという気持ちになりなんとか立ち直りました。これまで出会った尊敬できる指導者の事を思い出しながら自分に足りないモノを探る。何となく自分の中で「答え」が見えてきた気がしています。多くの事を学ぶことができたのではないかと感じています。全ての環境から学ぶことが自分自身を変えていける。

たまたまある保護者と話をしましたが「元気になったようで安心しました」と言われました(笑)。直接電話で「大丈夫か?」と気にかけてくれる親しい指導者もいます。多くの人の存在に支えられていることを改めて感じられました。何となく私に元気がないというのは周りの人も違和感を感じるのだと思います。私自身、こういう部分でカッコつけをしたり、飾ったりはできません。その時に思ったことを素直に書いています。それが何人かの人に悪影響を及ぼす危険性もあるのだと思います。私らしく生きる。それがどのようなものなのか今でも分かりません。それも私自身探しながらやっていかないといけないのだと思いますね。終業式にあれこれ考えました。

終業式終了後、クラスの生徒とクリスマスパーティーを実施しました。今のクラスは女子クラスです。思い出作りというかクラスで何かをするというのに時間を取りたいと思っています。先日のクラスマッチでも何となく団結している感じがありました。これも担任として勝手に感じているだけかもしれません。しかし、私としてはこの子達が高校時代に何かをやったという記憶に残る事をしたいと思っています。クリスマスパーティーをする。こんな事が高校時代の思い出になるかは分かりません。それでも何かしらイベントを企画するのが私の役割かなと。時には生徒と一緒にバカになって騒ぐことも必要だと思っています。まー私は司会進行役に徹しましたが。何をしたら喜ぶかなら盛り上がるかなというのを考えながら準備をしました。私にとってはこの時間帯が楽しい。私自身が何かをするのではなく子供達が笑顔でワイワイやっている姿を見る事ができるというのが嬉しい。どこまで喜んでくれていたかは分かりませんが(笑)。

各自が準備してきたプレゼント交換をしました。ここはもう少し工夫すればよかったなと反省(笑)。数度やり直すことになりました。約40人で一気にプレゼントを回すというのは不可能でした(笑)。もう少し小さなグループで交換したらスムーズに行ったかなと。その後は軽く食事(?)をしてからビンゴ。これはクラスメイトの名前を書いてのビンゴです。数日前から「自分の周りにいる運の良さそうな人を見極めておくように」と話していました。自分で25人分の名前を書いていってビンゴになるようにする。仲が良い友達の名前を書くだけではビンゴにはなりません。クラスメイトの様子を見ながら書いていくことご求められます。これは盛り上がりました(笑)。「◯◯の名前が出たらビンゴ!!」と大きな声で叫んでいる子も複数いました。生徒の名前を呼ぶと「ビンゴ!!!」と喜んで前に出てくる。名前を呼ばれた子もビユゴになった子も喜びます。こういう意味でもクラスの団結が深まる気がしています。すごく良い雰囲気で最後のホームルームを終えることができました。

この二学期、私がしんどいときにクラスの子はすごく心配してくれていました。「今日も元気がないね」と言っていたようです。何かの時に久々にみんなの前で話をしたら「やっと先生が話してくれた」と直接言葉をかけてくれました。こういう素直な子供たちに救われました。その子達に多少なりと恩返しができればと考えていました。二学期の後半部分、特に12月に入ってからはこの子達のために出来ることは全てやっておこうと考えて動いています。この子達の存在に支えられ、救われてきたというのは間違いない事実です。ありがとうと言うのはまたの機会とし、喜んでもらうことだけを考えました。自己満足だと思います(笑)。私も元気をもらいました。

良い時間だったと思います。この子達に出会えたことを感謝。
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休日なのでトレーニング

2014-12-23 | 陸上競技
火曜日、休日でした。先日「一緒に練習を」と誘われていた部分があるのですが色々と重なって行くことができず。定期的に刺激となる練習ができると良いのですが。刺激が少ない冬期ですからできるだけ様々な刺激を入れていきたいとは思っています。もうすぐ冬休みに入ります。この一週間をどうやって乗り切るか?今は自分たちだけでもそれなりにやれている気はします。それでも他校からもらう刺激というのは大切です。もう一つ上の練習レベルに上げていきたいと思っています。

休日であったため練習時間がある程度確保できます。そのため普段とは少し違ったアップを行いました。アップのやり方は様々だと思います。この日は縄跳びを行いました。最近はアップでどうやって盛り上げるかというのを課題としています。単純に身体を温めるのではなく、気持ちの準備を進めていくための時間にしたいと思っています。縄跳びでどうやって気持ちを高めていくのか?試合の時とは異なる気持ちの盛り上げかただと思っています。縄跳びも一人でひたすら跳ぶのではなくペアワークでやっていくようにしています。通常では考えられない形の跳び方もしています。負荷は高いかもしれません。後半は三人一組で縄跳び。簡単には出来ない種目ですからそれぞれがコミュニケーションを取りながら進めていく必要があります。やるだけの練習ではなく、各自が工夫できる時間にしたいなと考えています。あれこれやったのでアップだけで30分かかってしまいました。まー仕方ないですね。

それ以後は通常通りトレーニング。シャフト補強では前回重りを重くしました。前回はバラバラでやっていたのでどれくらいできていたのか判断できない状態でした。今回は一斉に屋外でできたので比べることができます。各自が2.5kg程度重たくなっています。それだけでも随分違うのかもしれないですね。見ていると突き出しが甘くなったり、曲げ具合が浅くなったりする選手もいました。また、勢いがなく接地時間が長くなる選手も。こういう部分が克服できれば走りにもつながっていくと考えています。ここはある程度指示をしていますから各自が取り組めるようになってきたかなと思います。もっと声が出て元気よくできればいいなと思う部分はありますが。

約50分程度でシャフトが終わるようになりました。昨年は軽いシャフト補強だけで同じくらいの時間がかかっていた気がします。レストが長くなっていたのはあると思います。今はレスト管理も徹底してやっています。それにより無駄な時間が少なくなりました。距離は少し短くなっていますが量的には昨年の倍やっているはずです。それでも同じくらいの時間で終わらせることごできる。こちらも工夫をすればいくらでも選手の負荷を調整できると思いますね。単純に量を増やせばいいとは思ってはいません。大きい筋群の強化だけではなく細かい筋群の強化のための練習ができるかもしれないと思っています。疲労を残さず全身をバランスよく強化できたらと思いますね。

終わってからほぼ休息を取らずに補強サーキット。これもかなりスムーズになってきました。6つの主要種目と6つの補助種目を組み合わせながら実施しています。普通のチームがどれくらい補強をするのかは分かりません。これくらいのサーキットの量をどれくらいでこなせるのかも分かりません。疲労を考えるとかなりの量をスムーズにやるのは難しいことだと思います。シャフト補強だけでかなりヘロヘロになりますから。それに加えてジャンプと体幹中心としたサーキットですからなかなかできないと思います。誰か他校の選手にもチャレンジしてもらいたいですね(笑)。かなりの負荷だとは思います。この日は1時間ちょうどで最後のペアが終了。随分早く終わるようになりました。

ここまでの練習で約2時間。平日でも全く問題なくこの練習が消化できます。さらには1時間余裕がある。本来であれば朝練でやっているバランスディスクの練習も実施することができました。前回からバランスディスクも負荷を増やしています。シーズン中はほとんど重さがない棒を使って行っていましたが、冬期に入ってからはシャフトで実施。更にはシャフトやプレートを使って負荷を増やすことにしました。筋力的な向上は確実に見られます。

それでも時間に余裕があったのでダイナマックスを使った股関節補強。加えて先週土曜日に行った、リズム系の股関節補強、手押し車、腸腰筋群の補強、懸垂系の4つの補強種目を入れました。全てが終わってから更には各自で足りない部分の補強をするように指示して終了。補強としてはやり切っていると思いますね。選手には「たんぱく質補給」の話をしておきました。どれだけトレーニングをしてもやはり身体を作るための栄養素を摂取しなければ身体はできません。普通の生活と比べると段違いに負荷をかけていますから「たんぱく質」摂取はかなりの量が必要になると思っています。また、これだけ負荷をかけているということは身体の免疫力も確実に低下しています。筋肉の回復をさせようというのにエネルギーを使っていますから自己防衛のための抵抗力が下がってしまいます。風邪を引きやすくなったり体調を崩しやすくなる。そこを踏まえてどう行動するかです。

遊ぶときは思い切って遊べばいいと思っています。が、それはルールの範囲で。無駄に遅くまで外出しておく必要はありません。この日は駅周辺でツリー祭りがあります。高校生にとっては楽しみの一つだと思います。そこに行って中学時代の同級生と会ったりする。学内の友人と会ってワイワイする。そこを止める理由はありません。しかし、羽目を外し過ぎて風邪をひいたり怪我をしたりするというような話にはならないと思います。ここは考えて行動するべきです。うちの選手は「遊ぶ」という部分が弱い気がします。特に男子。遊び心がもっとあると練習の雰囲気も大きく変わってくると思います。

今年もあと少しです。やるべき事を一つずつやっていきたいですね。良い練習ができたと思います。
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寒くても練習

2014-12-23 | 陸上競技
月曜日、この日は朝から雪がぱらついていました。寒くてもやることは変わらないのですがやはり気分的にしんどいですね。この週で2学期も終わり冬休みに突入します。練習に関しては年末までの1週間が勝負だと思っています。寒くても練習はきちんと積んでおきたい。この積み重ねが先につながった行くはずですから。朝はドリルをやることに。もも上げをしたいというのがあったので階段を省略してそちらへ。それでもなかなか時間が足りません。30分という限られた時間の中でどのような練習をするのかも今後の検討課題だと思っています。途中はかなり雪が降ってきて目が開けられないくらい。今年は例年に比べて雪が降る日が多い気がします。毎年、「今年の冬は寒い」と言い続けている気もしますが(笑)。

2時間授業の後、生徒会長選挙。その後、校外クリーンアップ活動を実施。全校生徒で近隣の掃除をして回るというものです。昨年に比べると大きなゴミは少なかった気がしますが「たばこの吸い殻」のゴミがいたるところにあります。これはどうなのか?たばこを吸うことはそれぞれの責任の問題なのであれこれいう話ではありません。しかし、吸った後のごみを処理するか。フィルターの部分があちこち落ちています。間違いなく「灰」もそのまま周りに落としていると思います。これってどうなのでしょうか??別に私が聖人君子のような生き方をしているとは思いません。どちらかというと真逆かも。それでもこういう部分はきちんとやっているつもりです。「大人」としてどのように生きるか?特に我々は多くの子供たちの目に付く存在だと思っています。子供たちからすれば教員であろうが一般の方であろうが「大人」という見方をします。だからこそ「大人」として何を子供たちに示すかというのは大事かなと思います。

話がそれましたが・・・。午後の練習は14時から。私は15時から会議だったので練習をぎりぎりまで見て会議へ。前半部分はタイヤを使ったアップ。そのままハードルを使っての股関節周辺の強化。この日も股関節周りの硬さを感じたのでもう一度軒下でストレッチをすることに。これも継続しなければ柔軟性は上がりません。自分で時間を作ってストレッチをする。風呂上りでもできるはずです。それを言われてからやるというのでは絶対に成長しません。時間をかけてひたすらやってもらいたいと思っています。

メインはハードル走とタイヤ引き。高跳びは専門練習としました。16時前にいったん会議が終わったので練習に行くと走りが重い感じがしました。キレがないというか・・・。疲れもあると思います。走り込みにしたいと思っていたのでセット数も増やしていました。その中で走りを作るというのは簡単なことではありません。ハードル走の時の走りは・・・ちょっとコメントできないかなという水準。その後、再び会議があったのでそちらへ。これに関しても想うことはありましたがコメントなしで。「評価」という部分ではやはり考えないといけないと思います。仕方ないと言えば仕方ない、私の力不足というのもあるでしょう。情けないことですが・・・。

17時過ぎに練習に戻るとタイヤ引きをしていました。3セット予定の2セット目終了前。それなりに走っていました。3セット目が始まる前に全体を集めて話を。普段調子がいいときや元気な時は何もしなくても走れます。無条件で身体が動くからです。しかし、疲れてくると走りは崩れます。動きの切れがなくなるからです。筋疲労もあるでしょうし、精神的な疲労も出てくる。その中で何をするか?が重要だと考えています。走れない時に何をするか?動きのポイントを頭に入れて良い動きをしようと努力する。それが絶対に走りを改善するポイントになってくると思っています。意識しないとできない走りをしっかりとする。それが疲労が取れると自然と動くようになる。動きの改善のためには「疲労」も大きな要素となると考えています。

「とりあえずやりきる」という練習も必要かもしれません。しかし、技術的なことを改善していこうと思ったらやはりこういう時に何をするかです。疲れているからやるだけ。こういった練習方法では絶対に強くはなれないと思っています。特にうちのような単純な練習を繰り返すチームでは「マンネリ」が起きやすい。そこをどうやって克服していくかが重要です。話は若干変わりますが途中電話で話をすることがありました。「成長」についてです。何年も指導をしていると競技を通じて人間的に劇的に変化する選手もいます。競技力が伸びるにつれて生活面や勉強面も劇的に伸びる。入学当初とは別人のようになって卒業していく。この姿を見ることができるというのは最大の幸せだと思っています。逆にどれだけ手をかけてもそういう「変化」が見られない選手もいます。なかなか難しい部分です。私も「良い時」と比べてしまう部分があります。「指導」として一番楽しかった時期は「こちらが求めること」を本当にやってくれる時期。選手も指導者も同じ方向を向いて進んでいく。結果的に勝てなかった部分はありますが本当に楽しかった。変化を生み出すというのは一般的に見ると「何を偉そうに」と言われるかもしれませんが、やはり大事なことだと思っています。この変化があるから楽しい。ここ最近はその「変化」の幅が著しく小さくなってきている気がします。表面的な変化だけで終わってしまっている。これで本当に「指導」する意味があるのか?そんな感じの電話内容でした。共感できます。

話があちこち飛んでいますね~。センスがない(笑)。走り終わってからシャフトスキップとシャフトランジだけは行いました。かなり疲労があると思います。それでもやるべきことはやる。このスタンスは変えたくないと思います。疲労が蓄積するとどうしても故障が気になります。数人は足の痛みを訴えています。怪我をせずに冬期を乗り切る。これが大事です。練習をやるだけではなくケアもしっかりと行ってもらいたいですね。
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あれこれ

2014-12-22 | 陸上競技
日曜日、なんだか分かりませんがあれこれやることがありました。朝は所用により車のディーラーへ。昨年購入した車の一年点検&タイヤ交換をしてもらうためです。知人が整備士として働いている場所です。これも偶然なのですが。あれこれ縁があります。午前中は予定しなかった買い物をすることになりました。勢いは怖い。タイミングというのもあると思いますが全く考えていなかったことでしたからこの流れに驚きました(笑)。まー良い買い物だったと思います。これを買い物というのかどうか分かりませんがかなりの額のモノを購入することになりました。これはいつか報告します。

昼からはうちの学校の吹奏楽部の演奏会へ。今年初めての定期演奏会を行うことになりました。私が担任しているクラスの生徒が6人参加します。これまでの私の人生の中で演奏会を聴きに行くということはありませんでした。文化祭で聞くことはあってもきちんとしたホールで音楽だけを聴きに行くということはありませんでした。どういう形で参加したらいいのかわからないのでかなり前の卒業生にメールして聞いてみました。まずはその空間を共有することが大切だということだったので手ぶらで行くことに。本当は6人に花でも準備しておきたかったのですが、どのタイミングで花を渡せるのかも分かりません。今年は雰囲気を知ろうというテーマで参加しました。

文化祭の時にも書いたのですが、一つの音楽を作るためにかなりの時間を費やしています。それぞれが別々の場所で自分たちの役目を果たすための練習を続ける。1日に何分か集まってそれぞれが自分の演奏をして一つのものを作り上げる。すごいことだと思います。みんなが勝手に好きなことをしていたら音楽にはならない。私自身は音楽に関しては完全に素人。的外れなことを言っているかもしれませんが、実際に聴いて感じた事が全てだと思っています。うちのクラスの子は真面目な子が多い。ある子は自分でアルバイトをしてかなり高額な楽器を購入したという話を聞いています。それぞれが想う事があってそれを一つの方向にまとめあげていく。

私は陸上バカだと思っています。人生の大半を競技に費やしている。しかし、これだけ一つのことに一生懸命になれるということを誇りに思う部分もあります。何か一つのことに全力で向き合える人生を送っているというのはある意味幸せだと思っています。なかなかそれだけ没頭できるモノはない。吹奏楽部の演奏にも同じ事を感じながら聴いていました。中途半端な取り組みではない。だから応援したくなるのです。

あっという間に2時間が過ぎました。生徒が一生懸命に何かに取り組んでいる姿を見ることができる。単純に音楽を聴くためだけに行ったわけではありません。演奏する姿を見たいと思っていました。3年生の姿も見ることができました。この演奏会がこのメンバーで演奏する最後の舞台となる。そう考えながら演奏を見ているとこちらがウルっときます。今担任しているクラスの子達も来年はこの舞台で引退を迎える。そのことを考えると...。いつか終わりの時が来る。その時に何を感じるか。これが高校生活を現す全てだと思っています。適当に過ごした人には感じることができない言葉では表せない感情がある。だから自然と涙が出でくる。そういう姿を見れる、感情移入できることは今の仕事の最大の幸せだと思っています。

アレコレとあったので自分の中でも処理できない部分があります。簡単に記しておきたいと思います。では。
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雨の日のトレーニング

2014-12-21 | 陸上競技
土曜日、朝から雨でした。これは前日の時点である程度予想されていたので問題なし。いや、正確にいうと走り足りない部分はあるので走れれば走りたいのですが。このような天候で無理を言っても仕方ありません。できることをやる。それだけだと思います。まー晴れたとしても前日かなり走っているので間違いなく走ることはできなかったと思いますが。

この日は練習を引っ張ることにしていました。トレーニング中心にしようと考えていましたからトレーニングだけで1日練習にするのはなかなか難しいと思います。メニュー的に難しいのではなく身体的に厳しい(笑)。メニューを組めば一日中トレーニングメニューを計画できます。が、身体がついてこないと思います。かなりの負荷をかけていますから簡単なことではありません。絶対に集中力が低くなりますし、下手をすると怪我をしてしまう恐れもある。午前中の練習を長めに行うことにしました。

さすがに朝からずっとトレーニングというのはどうかと思ったので最初は感覚作りの時間としました。とは言ってもハードルを使って股関節周辺を動かし続ける練習となります。それだけでも結構な負荷になると思います。最初はハードルをまたぐ練習からスタート。重心を感じながら自分の体重がどちらの脚にあるかを意識させました。それから横向きの重心移動。一つのハードルを使って向かい合ってお互いの動きを確認していきました。股関節が硬い選手は動きができません。この日見ていて感じたのは「硬い」というのは「伸びない」だけでなく「曲がらない」という部分があるということです。

股関節が硬いといっても股関節は伸びる動きをするのではなく曲がり切らない方が問題があります。ハードルを越える動きの中で股関節がこちらの求めるレベルで曲がらない選手がいます。やりたい動きができない。これをやろうとして身体が左右に傾いたり、後傾してしまいます。途中伸ばすストレッチではなく縮めるためのストレッチを行いました。かなりキツそうでしたね。確かにストレッチ、伸ばす動きはやりますが詰めるような動きはやりません。単純に拮抗する筋肉が硬いからこのようなことになるのかもしれませんが。ここは意識して取り組ませたいと思います。

そこから左右のリズムハードル、前後のリズムハードルを行い、前方向に進む連続の動きへ。さらには連続腿上げ。腸腰筋の強化には良い練習になると思います。今後はこの手の練習を継続的に取り入れていけたらと感じました。同じ練習をひたすら繰り返す練習が好きだったのですが、選手が「飽きてしまう」という最大の問題点を多少なりと改善できるように工夫をしていきたいと思います。細かい動きもやりながら大まかにやるという練習もやっていこうと思います。

これだけで約1時間半。長いですね(笑)。そこから男女に分かれてシャフト補強開始。木曜日に随分筋力が上がってきたなと感じていたのでシャフト補強の重さも少し増やしました。以前は重くするだけでしたが今はここから軽く速く動かすようにしています。重くすると可動域が小さくなってしまう傾向があります。重たいので押し切れなかったり、移動距離が小さくなってしまうのです。ここは本末転倒というか「何のために筋力を上げるのか」という話しになってきます。そこを克服するために軽く速くの動きを入れました。選手はめちゃくちゃキツいと思います。これまでの倍やっているのですから。それでもこれがプラスになっている気はしています。明らかに体幹が強くなっています。これをどれだけ先に進めていくか。現状に満足することなく取り組んでいかなければいけません。

シャフトを長くした関係でなかなかスムーズに進みませんでした。かなりギリギリの長さなので軒下などでやる場合柱にシャフトが当たってしまう危険性があるからです。できるだけ安全に行いたいのですが場所的なものもあってなかなか難しいですね。後半は雨が止んできたので女子は自転車置き場を使って実施。男子は時間を短縮するために休息時間を短くして行った様子。何度か書いていますが練習に対して大半の選手は一生懸命に取り組みます。ここを自分なりの一生懸命から客観的に見ても一生懸命だと言われるくらいのレベルにならないといけません。周りから評価されるためにやっているわけではありません。しかし、自分なりにやっているだけでは不十分。大きな成長をするためにここは乗り越えないといけないですね。

全体が終わってから更に補強サーキット。場所の関係でメディ投げをなしにして他のメニューを追加。あとはいつも通りの形です。とにかく動き続ける。休息時間作らずに行いました。まーなかなかできない負荷だと思います。この時何人かはかなり声を出していました。これまで声出しといったら「何となく声を出す」という雰囲気でした。この日は「笑顔になるための声出し」という感じでした。こういう部分の成長が見られます。苦しい中でも数をかぞえながら元気を出す。あーだこーだ言いながらやっていくらからジメッとした雰囲気にはならない。キツい練習になればなるほどこういう雰囲気作りは大切だと思っています。真面目にやるだけではなくこういう姿勢があることで明るくなります。

終了後、バランスディスク(笑)。どれだけやるのか?という感じですね。もう一押し、腸腰筋の強化をするための練習をしておくことにしました。グループを3つに分けて進めていきました。手押し車組、ダイナマックスを使った股関節のリズム補強、脚の入れ替え&砂袋引き上げ。これもかなり良い状態でできたと思います。結局練習終了は14時過ぎ(笑)。かなりの負荷になったと思います。ここ数日はこれだけ負荷をかけても積極的に取り組めるようになりました。キツイからこそ楽しくやる。それを誰か一人がやるのではなく全員でやっていく。そうやっていくことでチーム全体の雰囲気が変わっていくと思います。

長くなりました。盛り下がっていた時期と比べると雰囲気が大きく変わりつつあります。どこまでこの水準を引き上げることができるかですね。良い練習ができたと思います。
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クラスマッチ&走り込み

2014-12-20 | 陸上競技
金曜日、この日はクラスマッチでした。体育館が工事で使えないため雨が降ったら中止となることになっていました。前日の天気から考えると微妙。天気が回復したとしてもグランド状態が悪ければ全くできません。中止となったら平常授業ですからなんとか実施できるように必死に祈っていました(笑)。こちらの心配をよそに天候は晴天。雲がなくなり時折強い日差しを感じるまででした。完璧な防寒をしていましたがそこまでではない感じがありました。

クラスマッチではなかなか勝ち上がれませんが、生徒たちはそれすら楽しんでいる様子でした。これでいいと思っています。勝てれば良いのは確かですか、部活でやっている子がそこに出て全力で勝負してしまったら面白さはなくなってしまいます。相手が強すぎるとやる気を失ってしまいます。あくまでクラスマッチ。みんなの記憶の中で「楽しかった」と思えればそれでいいと思います。

最後のテニスの試合をほぼ全員で観戦。全くルールはわかりませんがみんなであーだこーだ言いながら見ていました。終わってからみんなで写真を撮りたいということなのでグランドで撮影。生徒から「G」という字を作って写真を撮りたいとのこと。一応「G」というのはクラスを表す字です。「総合」を意味する「general」の頭文字からです。先日修学旅行中にガイドさんから聞かれて誰も答えることができませんでしたが(笑)。私も一緒に入って撮ることになりました。基本は生徒だけで十分だと思っているのですが。せっかくなので写真も一枚載せておきます。個人情報の関係があるのでかなり加工してにはなりますが。



今回のクラスマッチ中には写真をひたすら撮るようにしていました。先日の修学旅行でLINEのアルバム機能について学習したので調子に乗って撮影。こういうイベントで記念になる写真を撮っておく。生徒にとってどれだけ意味があるかわかりません。ひょっとしたら私の自己満足かもしれませんが。それでもクラスマッチの日の時間と空間を共有したことを記録しておくことでこの子達に何か残るのではないかと感じています。クラス全体は本当にいい子ばかりなので私に何ができるのかを考えて行動したいと思います。

この日の練習は専門練習。高跳びには先日教えてもらった基礎技術練習をさせることにしました。以前から予告していたのですが準備ができていません。あらかじめ予定を立てて練習メニューを決めておかなければ流れが悪くなると思っています。もっと早く対応ができればいいのですが。他のメンバーはスタート練習。冬期中にある程度の技術改善を行っておきたいと思います。これまでと動きのイメージを少し変えることにしました。今までやっていた動きでも問題はないと思いますし、動きの理想としては「0」スタートなのでどうすれば動き出せるかというのは頭の中にあります。が、実際にその動きを求めてもできない選手が多い。一歩目で前接地になってしまってリズムが作れない。これでは意味がなくなってしまうのでもっとスムーズに走れるようにこちらも工夫をしなければいけない。これに時間をかけました。数人は良くなってきた感じがあります。もうしばらく時間をかけて取り組んでいきたいと思います。ここは手応えがありました。

この練習中に天気予報を調べてみると翌日は朝から雨とのことでした。午後から雨かなと思っていたのでこちらの計画も変わります。金曜日は短い距離を中心にやっていこうと思っていたのですが急遽予定変更。走り込みを行うことにしました。今週は水曜日に走れていません。よく考えると私が走るのを見たのはいつのことでしょうか??この冬の前半部分は身体作りに充てている部分があります。これがどうなのかは今のところは分かりません。が、前日の合宿でそれなりの手応えはありました。うちの選手よりも持ちタイムが少し上の選手と一緒に走っている様子をみて互角以上に戦えていると感じたからです。まだまだできていないこと、やりたいと思っていることがある中でこの成果というのは比較的順調なのかなと。とはいえまだまだ走らないといけません。明らかに走りが足りません。

それでもいきなり長い距離を走るのではなく流れの中でマーク走から始めました。前半部分の練習にかなり時間を要したのでどれだけ走り込みに時間が取れるかわかりませんでした。長い距離を走るといっても120mしか走れませんからこの中でどうやって力をつけていくかがうちの練習の最大の課題です。長い距離に結びつけるために短い距離でしっかりとスピードを上げていく。冬期であってもスピードを落とさないというのはうちの練習の最大の特徴かもしれません。トレーニングとスピード。ここは今のところは絶対に外せないと思っています。

この日は短短と短長に分けて実施。分けてはいますがかけたい負荷は同じとしました。120mの往復走。今年は走り込みのパターンをいくつか設定しています。毎回毎回同じ練習をするのは面白くないなと感じているからです。練習は面白くない。これは当然です。それに刺激を与える必要があるのではないかと考えています。同じような負荷をかけるとしてと少し趣向を変えるだけで新鮮になるのではないかと思います。妥協して練習を変えるのではなく私も選手も飽きずに練習をしていくことが必要なのかなと。

また、短短も途中から更に分けることにしました。現時点で100mや跳躍系を中心にするものは途中から120mを何本か走るうちの半分を90mに変更。これも感覚的なものです。これまではずっと一律の練習をやってきた気がします。が、よく見ていると明らかに走るだけになってしまう者がいる。手を抜くのではなく現時点ではその距離はその子には相応しくないのです。それでもやる!という日も必要だと思いますが、今回はこれから先のことを考えて変更することに。「個」によって練習内容を変更していくというのはなかなか大変です。全体に合わせてやることも必要になるのですがそれにより「個」が生かせなくなる可能性もある。そうならないようにこちらも柔軟性を持って練習をしていく必要があるのではないか。分かりませんが(笑)。

今年の冬は200mに対応できる練習をしておきたいと考えています。あれこれあって当初の目標はすでに達成できなくなりましたが、それ以外の部分で考えてもやはりこの距離が走れるというのは大切になってきます。今年、12秒14まで記録を伸ばした選手がいます。力はあるのですがなんとなく200mに苦手意識を持っています。それが100mの記録にも出ているのではないかと感じています。200mがきちんと走れるようになれば100mでも11秒台が出せるのではないかと。大学に行って競技を続けます。日本一になれる可能性がある大学への進学です。その大学の先生には私自身大変お世話になっていて様々なことを学ばせてもらっています。恩返しという意味合いも込めて、大学に行ってチームの戦力になるように鍛えておきたいと思います。なんとかリレーメンバーに入って戦えるようになるのがこの子のためにも必要です。

この選手を目標に他の者が競技レベルを上げていく。他の選手のためにも必要な練習になると思います。短長も時には短短と一緒に負荷をかけていく練習をしていくといいかもしれないですね。ここは見極めだと思います。この日も雰囲気的にはかなり良くなっていました。一番貢献しているのは間違いなく私(笑)。前の記事にも書きましたが私自身が環境を整える努力をしなければいけないのです。これができれば練習もしっかりも取り組めます。この日は冬期練習に入って一番走っていると思います。それでも選手は「やらされている」という雰囲気はありませんでした。かなりキツい(私が言うくらいですからかなりです(笑))練習でしたが時折笑顔も見られました。あーこういうことなんだろうなという感じを受けています。これができるかどうかがうちが飛躍するための大きな鍵を握っているのです。

本当は選手がそれをできるようになるのが理想。うちは真面目すぎます。これはをら打破するためには何かを変えないといけません。途中軽口も出てきていました。これくらいの雰囲気の方が悲壮感もなく気楽にできるから良いのでしょう。月曜日に前キャプテンが来てくれて本当に良かったなと思います。この子の存在がチームに与える影響というのは本当に大きい。ムードメーカーになれる子がいるかどうかというのはチームにとって大きなことなのです。誰かがムードメーカーにならなれけばいけない。なかなか難しいのであれば私がその役割の一端を担っていけばいいだけの話。少しずつ変化が見られます。いい感じです。

短長の練習が長引いたのでその間短短は別メニューて補強。これもきつかったはずですがいい雰囲気でできました。やればできる。あとは視野を広くやるべきことに集中できる選手に成長してもらいたいですね。かなりいい練習ができました。クラスマッチ&走り込み。どちらも良い時間を過ごすことごできました。感謝。
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トレーニングをする(過去最高の水準)

2014-12-20 | 陸上競技
木曜日、この日は通常通り学校。前日は全くと言っていいほど雪が降っていませんでしたがこの日は外に出てみると雪。どちらかというとこの日の方が危険性が高い気がします(笑)。うちの学校には山間部から通学してくる生徒もいます。すぐに連絡してみるとやはり雪が積もっていてバスが動いていないということ。こればっかりは仕方ありません。生徒の中には雪が降っているからこの日も休みになるのではないかと勘違いしている子もいました(笑)。まー基本は通常通り、前日の休校が「異例」という感じでとらえてもらわないといけないと思いますね。

  

朝練は問題なく全員来ていたのでバランスディスク。「いつも通り」という感覚で伝えたのですがダイナマックスキックの準備はされていなかったので諦めてバランスディスクのみ。普段やらない別のメニューも加えておきました。本来であれば前日に走っておきたいところだったのですが休校のため一斉練習ができず。各自だどれだけ走ったかは分かりません。走る練習が少し足りないかなという気はしています。月曜日に多少なりと走っていますがそれでも冬期練習としては量が不足している気がします。どこかで絶対に補わなければいけないと思っています。

午後はトレーニング。修学旅行中にもトレーニングは実施させていましたが久々に全体のトレーニングを見ることができました。火曜日は一切と言っていいほど見ていませんからこの日が修学旅行明けの初めてのトレーニングとなります(私が見るのが)。月曜日に前キャプテンと話した内容を少し話しました。言われることだけをやっているようではダメです。「リレーに出場しない」という話をしていますが本当に出場したい気持ちがあるのなら「出たい」という言葉が誰かから出てきてもおかしくない。それでも誰かに任せて何も言わない。これまでチーム作りの中心は「リレー」でした。いつの間にかそのことさえも忘れているのではないかという水準でしょうか。一応インターハイに出場しているのですが・・・。ここは選手の「心」の成長を待つしかないのかもしれません。

そういうこともあり「何のために練習をするのか」を考えて行うように話しました。シャフト補強(重)+シャフト補強(軽)を実施するのはいつも通りの事です。私は練習の様子を見ていました。すると何故だかわかりませんがいつもよりも数倍スムーズ。シャフト補強も時間を測定して負荷の調整をしているのですが全体的に過去最高レベルで練習を終えました。一番最初は60分以上かかっていたのが一番早い所は42分、遅い所でも49分くらいでした。1か月間負荷をかけ続けてきたことでそれなりに成果が見られるようになってきた気がします。少しずつ身体作りは進んでいる気がします。しかし、20分くらい早くなるというのは・・・。やはり、時間で管理するということも必要かもしれませんね。

その後はすぐに「補強サーキット」。これはこの冬から取り組んでいます。うちはジョグ等を行いません。女子の体重管理や全身持久力の向上のためには「サーキット」形式でひたすら動き続けることも必要だと思っています。これまでのように「質」を高めることだけではなく高校生として様々な要素を向上させていくことが必要になってくる。これまでは「100mのみ」という感覚でやっていましたからもう少し視野を広げて全体のパフォーマンスを高めていく必要があると感じています。この練習、最初にやった時には3時間近くかかりました。練習メニューの把握というのもあったと思いますが時間がかかりすぎです。こちらとしては80~90分くらいでやるのが目標でした。まーメニュー的にかなり多いので不可能かもしれないという気はしていましたが(笑)。それでも通常の練習時間内に終わらせるためには2時間ではやらなければいけません。タイム測定をしてできるだけ早くというのが目標。

この日はものすごく雰囲気も良くて間をジョグでつないでスムーズに練習を進めていました。通常のサーキットとは違い、「メイン種目」と「補助種目」を設けています。「メイン種目」は負荷が高いので休息の意味で「補助種目」を行う。「メイン種目」と「補助種目」を交互に行っていきます。どう考えてもかなりの負荷ですが雰囲気が良かったのでどんどん進んでいきます。珍しく(!?)嫌そうな雰囲気もなく練習をやっていました。この日の日誌にマネージャーが「やるきながないならやめろ」と先生がいつも言っていたのがわかった、と書いていました。客観的に見たら「覇気がない練習」というのが分かるのです。自分たちは一生懸命にやっているつもりでも実際は違う。そのことも一番最初に選手に伝えています。マネージャーから見て「やる気が感じられない」者はその場で練習を辞めさせても良いと思っています。私一人が感じているのではなく他の者が同じように感じているのですからそれが「事実」だと思いますね。

そんな話をしたからかどうかは分かりませんがかなり良い雰囲気でした。私自身もあれこれ考えることがあって「雰囲気づくり」に少し力を入れるようにしています。「やるのは選手」です。これは間違いない事実。しかし、その環境を作り出すのは「指導者」です。こちら側がある程度方向を示さないと良い練習はできないと思います。何が変わったのか分かりません。私の中で大きく変わった気がします。肩の力が抜けたというのもあるでしょう。この雰囲気の中でできればある程度の者が「劇的変化」を示してくれると思います。通常考えられないくらいの伸びを示すときというのはこのような雰囲気だと思っています。技術的なこともありますが高校生にとってはそれ以上の「何か」があるのではないかと最近感じています。「真面目にやる」だけでは伸びない。残念ながらこのことからは目をそらせないと思っています。一生懸命やることだけで記録は伸びません。技術的に適当でも「強い者は強い」という現実。ここをどう今の練習の中に取り入れていくか。大きなことだと思いますね。

結局、補強サーキットは80~90分で終了。余った時間で他のことをしました。いや、こういう効率の良さが出てくると練習自体も良くなっていきます。かなり良い感じでした。新チームになって初めて良い練習ができたのではないかと思います。1年生女子、かなり変わってきている者がいます。私の感覚からすると来年はかなりいいところまで行くと思っています。中学時代の実績云々ではなく確実に力を付けているだろうなと感じています。面白いと思います。

今のままだったらかなり期待できると思います。今のままだったらですが・・・(笑)。
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休校になる

2014-12-20 | 陸上競技
水曜日、午前中は休校となりました。これは前日の時点で確定。朝目が覚めて外を見ると全く雪は降っていません。風もそれほど強くなく問題なく授業ができそうな状態。それでも前日連絡をしていますから今更登校しろという話にはなりません。うちの娘の中学校や息子の小学校は通常通り学校があります。まー天候的に当然なのかもしませんが。

私は朝の段階からクラスの生徒と連絡を取りながら様子を聞いていました。山間部は多少雪が積もっているということでしたがそれ以外は全く問題ないということ。私は通常通り7時前には職場に着いていましたが、全く影響なし。あまりにも晴れていたので写真を生徒に送りました。この天候であれば午前中の休校で終わるのではないかと思っていましたがなかなか警報が解除されません。最後の1時間はカウントダウン的な雰囲気になっていました(笑)。結局40分くらいには夕方まで警報が解除されないことが判明したので生徒に連絡。これにより大盛り上がりでした。まー中途半端に午後からだけ来てもなかなか授業に集中できないでしょうから。

話によるとこの日休校になった公立高校は県内に2校だけだとか。1校は山間部の高校で20センチの積雪があったため。うちは・・・。「暴風雪警報」のためでしたが、今後はこの辺りのことは見直しが必要になると思いますね。

私もこれに便乗して身体を休めることにしました。代休をもらうことに。修学旅行もありそのままの勢いで合宿に突入していますから私自身の精神的&肉体的なダメージが大きい。多少は回復させないといけないと思っています。それでも午後からは会議等がありましたから参加しました。真面目です(笑)。会議までの時間にラーメンを食べに行きました(笑)。土日で3回食べてこの日もですからラーメン率が高い。そういえばニュースである女性歌手がラーメンの食べ過ぎで「痛風」になったと書かれていました。ここ最近この手の不安要素が自分の中で大きくなっています。「痛風」は嫌です。が、ラーメンは食べたい。ここの難しさの中で生きていかなければいけません(笑)。

選手は休校なので学校に来て練習を一斉に行うのは非常に厳しくなります。そのため各自に連絡をして自分でメニューを立てて私に報告してくるように伝えました。学校ではできませんが本当に強くなりたいのであれば言えてもしっかりと取り組む必要があります。天候云々をいっても始まりません。身体をどれだけの意識レベルで動かせることが大切だと思っています。まーいつも与えられたメニューばかりやるので面白くないでしょうから。送られてきたメニューにこちらから課題を加えて練習をさせました。雪がぱらつく部分もあったと思いますがしっかりと取り組んでくれたと信じておきます。

もう少し書きたいのですが書いていたら寝てしまいます(笑)。また可能なら書きます←と書いている途中で本当に寝てしまいました(笑)。土曜日の朝に微調整して投稿しておきます。あまりにも眠すぎて誤字脱字が多すぎました(笑)。
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バタバタバタバタ

2014-12-19 | 陸上競技
火曜日、この日は全くもって余裕がない1日でした。本当にこれで良いのか?という感じですが仕方ないですね。朝練では予定通りバランスディスクとダイナマックスキック。なかなか時間内にこの練習を全ておわらることができません。メニュー的には詰め込んでいるのでなかなか難しいことを求めているのは分かっています。それでもなんとかしないといけないと思っています。各自が少しずつ早く集合して取り組んでいけば終わるのではないかと。無理を言っている可能性はありますがそれでも自分のためだと考えたら週二回は少し早く来ることも可能かと。求めすぎなのかもしれませんが。

午後は予定通り!と言いたいところですが途中から天候が大きく崩れてしまってグランドか思い通りに使えない状態になっていました。私は他の対応があったので全くと言っていいほど練習を見ることができませんでした。冗談抜きで全く練習にいけませんでした。いや、正確には途中一度だけ練習に顔を出しました。理由は水曜日が午前中休校になったことを選手に伝えるためです。他の学校では考えられないかもしれませんが、うちでは「暴風雪警報」が出ていたら休校とするという対応をしています。これは夏の台風の時期に決まっていたようです。今回は翌日に暴風雪警報が出ていましたからこの取り決めに従って休校。前日に決まりました。全ての生徒に連絡ができません。緊急メールでほとんどの生徒には届くと思いますが、できるだけ早く生徒に伝える必要があると思っています。

私はなんだかわかりませんかクラスの生徒がクラスのLINEを作っていてそれに参加させられています。そこで連絡を回せばあっという間にその連絡は全てのクラスメイトに届きます。便利な世の中になったものです。担任がLINEで生徒とやり取りをするというのは批判させるのかもしれません。が、これは使い方によってはものすごく教育効果が高いと思っています。いちおうクラスの生徒には私の存在もそれなりに認められているのだと思っています。違うかもしれませんが(笑)。

本当に余裕がなく1日を過ごしました。練習について書きたいのですが本気で練習を見ていないのでなにも書けません。本当に申し訳ないですね。とりあえず書いておきます。
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