kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

学校の練習

2014-12-18 | 陸上競技
月曜日、この日は久々に通常練習。私は休みなくですが(笑)。この強行日程の中でどうやって自分の体力を回復させるか。大きな課題ですが・・・。朝練ではドリル。基本的なことの確認です。ちょっとあれこれありすぎて記憶があいまいになっているのが最大の問題。朝練で何かした気がするのですがここの記憶が・・・。適度に身体を動かした気はしています。

午後は予定通りの練習。タイヤを使った練習とハードルにしました。ちょっと対応することがあったのでクラスの生徒とあれこれやっていて練習に行くのが少し遅れました。私が到着したときにはタイヤを使ったアップが終わる寸前。前日まで合宿だった者は休みとしました。それ以外の者は不足分を補うべくしっかりと練習をしないといけません。まー当然ですが。

この日は練習に前キャプテンが来ていました。私はひたすらこの子と話をしながら練習を見ていました。他校の指導者がどのような関わりをしているのかは私自身分かりません。私は比較的選手と距離が近い指導者だと思っています。これも私が思っているだけの話かもしれませんが。卒業生が来ても1時間以上は普通に話をします。この日は前キャプテンと2時間近く雑談や近況報告をしていたでしょうか。やはり部活のことは気になるようで「どうですか?」という質問が多かった気がします。今の部活の課題やこれまでとの違いについて。真剣に話ができるというのは良いことだと思いますね。この子の「リレー」に対する「想い」と今の選手の「想い」には大きな隔たりがあります。「リレー」を中心にチームを作る。これが当たり前でした。それが今はほとんどありません。この「差」は大きなことだと思います。

本当に自分たちが「リレー」で戦いたいと思えばその話をすればいい。自分たちが思うこと。これが大事です。「出場するのが当たり前」ではないのです。そこを踏まえて自分たちの行動を見直す必要がある。現在は「リレー」の練習を一切していません。本当にそれでいいのか?前キャプテンは「自分だったら『リレーに出たいから練習させてくれ』と直接言いますけどね」と話していました。与えられたことをやるだけという感覚ではないというのは間違いないと思います。

前キャプテン、「うちじゃなかったら強くなれなかった」と話していました。全てが強制的ではないですし、放置でもない。「部活が緩かったら私は練習していません!」と断言していました(笑)。まさにそうでしょうね。自分の性格を良く理解しています。この子のおかげで私も「我慢」と「タイプ別の対応」を覚えることができました。一律の練習パターンではダメ。それぞれの選手の性格に合ったものを考えていかなければいけない。いや、ありがたいことです。

2時間近く話しながら見ていました。後半のタイヤ引きは私は一人で見ている。前キャプテンは他の選手と一緒に見る。この子の存在がいt-無にとってどれだけ大きかったのかを痛感します。「きつい練習をきつそうにやってますね」と言っていました。「真面目にやってはいるけど楽しそうではない」という評価です。まさにそれが大事。きつい練習がある。どんなことがあっても結果的にはその練習をしなければいけない。だったらワイワイ楽しくやるほうが良いという感じで言っていました。確かにこの子がいたときには競技とは違う話をしていました。それにより暗い雰囲気の中で練習をやることがありませんでした。2~3月は部活動全体が盛り下がっていたのでそれでも雰囲気が重くなっていましたが全体を通してこの子の存在がチームの支えになっていたと思います。

競技をやるだけではダメ。こういう部分を強く感じました。また書きます。
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合宿2-午後

2014-12-17 | 陸上競技
続き。合宿2日目、午後は走ることにしました。もう少し専門練習をしてもいいかなという気はあったのですがせっかくなので走っておくかと。これは以前から3年生選手に話していたのですが、「400m」のための練習をどのように組み立てるかという感じを理解してもらいたいなと考えていました。話を聞いているとどちらかというと「中距離」の練習形態が多いようなのでもっと爆発的に乳酸を蓄積させる練習をさせたいと。

ミドルパワーで押していく練習とハイパワーで押していく練習、どちらが良いのか分かりません。一長一短があると思います。それは指導者の「色」として認められています。私は基本的に長い距離は走りません。ここ最近はちょっと長い距離も必要かなと感じているのですが、中心hじは短い距離での全力走だと思っています。ダラダラ(語弊があるかもしれませんが)走るというよりはガツンと走るほうが好き恵す。好みの問題かもしれません。動きがゆっくりした動きになってしまうので長い距離は私個人としては「避けたい」練習です。少し長めの距離をハイスピードで走れるのであれば問題はないかもしれません。しかし、長い距離では本数を重ねることができません。高校生レベルであればある程度の量が必要になると考えているので1本走ってそれで終わりという練習はふさわしくない。これも個人的な考えなので参考にはならないかもしれませんが。

この日の走練習は150mを4本3セット。ちょうど参加選手が9人だったので3人1組のリレー形式で行いました。以前は一斉にスタートしたり差をつけてスタートさせていたのですが「どうやったら力を使い切れるか」という課題を掲げてあれこれ考えていると「リレーの方が勝負がかかるから面白い」ということに気づきました。スタート位置を少しずつ変えながら150mを走る。休息は60~90秒程度。本当は全て統一した休息にしたいのですがなかなか難しいですね。1本目から2本目まではまだ元気ですから大丈夫なのですが3本目から4本目の時点で乳酸はかなり蓄積しています。歩くのも精いっぱいという感じがありますから150mを歩いて移動するのは大変です。50mウォークでやると可能なのですが少し休息が短くてスピードレベルが落ちてしまいます。そうなると狙いとする部分ができない。今回は「スピードレベルの維持」を最優先にしました。

1セット終わった時点でかなり疲労していました。「初めてこんなに乳酸が蓄積した」と話していました。本当かどうかわかりませんが。ここ最近強く思うのは「どのような練習をするか」よりも「何を意図して練習をするか」が重要だと思っています。どのような形式の練習であってもそこに練習の意図が存在すればそれでいいと思っています。漠然と走るのではなく「この練習はここが大事だ」と思っていけるかどうか。今回の練習は「乳酸を爆発的にためる」ことと「最後まで動かし続ける」ことです。諦めてスピードを緩めることがないようにこちらとしては「リレー形式」を提案しました。通常の走形式であれば疲れてきたらやはりスピードが鈍る可能性があります。それをリレーでやることで「負けられない」という気持ちになる。

午後から走るという話をした時に3年生選手が「エンドレスリレーが良い」と申し出ました。エンドレスリレーは「差」がつくと面白くなくなるので私はやりたくないと話しました。その代り1本1本リセットして走る形式にする。そのほうが効果が高いと思うよと話して実施。最初はどうなるのか分からなかったと思いますが実施して分かる。ヘトヘトです。こういう練習を定期的にできれば確実に力は上がると思います。1セットで限界という感じで言っていましたが雰囲気も良くその後2セット目も消化できました。リレー形式なのでスタートのタイミングをずらしてフィニッシュを同じくらいで入れるようにするように工夫しました。これはこちらの配慮。良い勝負になればなるほど負荷が高まります。

3セット目が始まる直前、男子が1人足をつってしまいリタイア。人数的には3人一組なので一人抜けるとリレーが成立しません。ここまでやっているので何とか走らせたい。仕方なく私が参加することに。本気で走るというのはもう8年ぶりくらいでしょうか。ショートを走ることならありますが全力で150mを走るなんてことはありません。実際に走り切れるかどうか分からない状態で走る。1本目、何とか走りきれましたが前を走る3年生選手を抜くことができませんでした。2本目にチャレンジしようと思ったのですがおっさんが90秒レストで2本目を走るのは不可能。甘く見ていました。近くにいた先生に無理やりお願いして走ってもらう。3本目は近くに誰もいなくなりました。それも1走(笑)。走力が明らかに分かります。高校生は11本目、私は2本目。必死に走りました。何とか先頭でバトンを渡すことができる。その後しばらくめまいが・・・(笑)。他の選手は最後まできちんと走りきれました。雰囲気も練習の質も良かったと思いますね。

4回しか練習ができない中で何をするか。多くのことを教えたい気持ちはあるのですが消化不良になるのは避けたい。ある程度ポイントを絞っての練習とすることで身に付く部分もあると思います。同じことの繰り返しで面白くないと感じるかもしれませんが、やはり短期間で何かをするというためには繰り返し練習が必要になると思います。

選手の表情が良かったのが救いです。満足してくれたかは分かりませんが役割は果たしたと思います。もちろん、私は限界値(笑)。ヘトヘト×100くらいで帰宅して早々に就寝。休みをください(笑)。


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合宿2

2014-12-17 | 陸上競技
日曜日、合宿2日目。この日も基本的なことをメインに行うことにしました。走る練習はある程度どこでもできますが、専門的な練習はこういう場面でしかできません。できることをやっておきたい思っていました。

アップは前日と同様。この日はダイナマックスを使って色々とやりました。複雑な動きは覚えるだけで時間がかかるので単純にできることをひたすらやる。スタンドがあるのでそこに向かって投げることにしました。前の記事にも書きましたがアップの狙いは筋温を上げることです。そうであればジョグと体操をすることが本当にアップになるのかどうかは分かりません。全力で投げることで身体は温まります。その後は股関節周辺のトレーニングも兼ねてダイナマックスを使って練習。適度に負荷をかけることができたと思います。

基本的な練習を繰り返しました。ハードルをまたいで重心の移動の感覚を作ることから始めてそのままリードと抜き足の動きへ。ここをじっくりやってからハードルリズム(一歩)の動きをやってどんどんと先に進んでいきました。この日の練習のメインは「一歩ハードル」です。この練習はハードルに直結すると思っています。単純に越えればいいという訳ではなくて目的を持って越えていく。400mHで鋭いハードリングが必要になるとは思いません。ある程度リラックスしていく。更には空中にいる時間に「距離を稼ぐ」という感覚が必要だと思っています。ハードルインターバルをどのように走るかという所で「歩数の切り替え」と「リラックスしたハードリング」は必要不可欠だと思います。

ここは少し詳しく書いておきます。400mHではかなりの確率で歩数が増えます。この時、どうやってその歩数を調整するかというのがポイントになってきます。また、1周回る種目ですからバックストレートが向かうことが考えられます。その時にどうやって「決められた歩数」で走り抜けるかというのは大きなところです。無理やりストライドを広げるというだけでは難しい部分があります。また、歩数を増やす手前のハードルもひょっとしたら踏切位置が遠くなってしまう可能性が十分考えられます。向い風や疲労で踏切が遠くなる。この時にリラックスしたハードリングで「距離を稼ぐ」ことができれば原則なく対応できます。初心者でよくみられるのが歩数を増やして踏切前のストライドが「ちょこちょこ」になってしまって減速するパターンとハードルに届かなくて最後に大股になってしまって「ジャンプ」になってしまうパターン。この両方が400mHの初期段階で見られます。ここをどうやって克服するかを考えることがタイムの短縮につながっていきます。

そのためには一歩ハードルは必要になってくると思っています。少し遠くからでも跳べる。抜き足がそのまま踏切脚になってくるのでしっかりと抜き脚が抜けないと踏み切れません。たいていの選手は抜きが前まで持ってこれない&開いてブレーキになる。ここを克服するためには一歩ハードルは効果的な練習だと思っています。この日は少し狭いハードルインターバルから初めて少しずつ伸ばしてきました。余裕があるインターバルからしっかりと踏み切れないと跳べないインターバルへと伸ばしていく。届かない選手も出てきますがそれを感じることも必要です。女子選手でもきちんとした踏切ができれば十分届きます。もちろん、ハードルの高さは低くしています。感覚を作るための練習ですからここは意識する必要はないと思っています。

その後、7歩ハードルへ。これも最初決められたハードリングから3本跳んで1足長伸ばす。一歩ハードルよりもスピードが出てきますからその中で遠くから踏み切る感覚を作る。どういう練習が効果的なのか?練習の流れの中で「ポイント」になる部分は示しておきたいと思っています。その日その日の練習の中に「ポイント」となる部分がある。これができて初めて「練習」としての意味を持つと考えています。「広く浅く」でも良いと思いますが、「流れ」は必要かなと。今回の合宿、1日目は「ストライドの調整」、2日目は「遠くからの踏切」です。それにプラスアルファで刺激を入れていく。

長くなったので記事を変えます。真面目に書いてみました(笑)。
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合宿1

2014-12-16 | 陸上競技
土曜日、修学旅行から戻ってきてすぐですが合宿が実施されました。前日はかなりヘロヘロだったので何もしないで寝ています。さすがに・・・ですね。それでも指導を引き受けていましたから合宿に行かないという訳には行きません。ある程度早く起きてから学校へ。学校で練習する選手たちのメニューも決めておかなければいけません。1週間全く練習が見れない状況ですがこれも致し方ない状態かなと。それでもできることはやっておきたい。この日は学校でハンマー投げの合宿が行われることになっていましたから邪魔にならない所で練習をしなければいけません。坂道と他の場所を使っての練習としました。こちらは完全に選手とマネージャーに任せることに。

私は移動して合宿へ。夏の合宿では短短女子の指導でした。この時にblogに色々と書いたら「自分のところだけでやれ」とコメントされました。「うちの練習をする」と書いたことに対する批判だったのだと思います。あれ以降何も書かれませんが・・・。「調子に乗っている」とも書かれていたと思います。批判される。これを覚悟で書いてはいますが、批判するであればそれに見合うだけの根拠を示してもらいたいと常日頃から思っています。今回は400mHの練習だったので「うちの練習」という感じにはなりません。専門性が強いので普段から400mH用の練習というのはできませんから。

簡単に自己紹介をしてから練習開始。今回は3年生の女子も参加してくれていました。本当に陸上が大好きで何をやるにも一生懸命に取り組んでくれます。こういう子が練習に参加すると周りの雰囲気も明るくなります。その姿を他の選手がどのように感じてくれるか。強くなるための練習というのはどういうものなのかを感じ取ってもらいたいと思っていました。「自己紹介では面白いことを言う」という話をしたのですが結局この3年生だけがこれに対応(笑)。高校生にとってはそういう臨機応変に対応するのは難しいのかもしれません。おとなしい子が多いのでこういう場面で自分を変えるきっかけを作ってくれると良いのですが。

アップはジョグなし。これは「うちの練習」と同じ。また違和感を感じるでしょうか。基本的にはジョグをしたくないと思っています。アップで身体を温めるのが目的であればトレーニングと並行してアップができれば同じことだと。道具の限界がありますからそれほど複雑なことはできませんがやはり色々なことをしておきたい。サイキングアップという言葉があります。これは「覚醒水準を上げる」もの。練習に対してモチベーションを上げて元気よく取り組もうという感じでとらえています。以前はがっつり練習をすることが最優先事項でしたが今は「どうやって楽しく練習をさせるか」が課題となっています。アップに「2人1組縄跳び」「鬼ごっこ」「ボールトス」をやって終了。途中、「ひょう」のようなものが降ってきてそれが顔に当たって痛い(笑)。尋常ではない降り方でした。できれば物陰に隠れたかったのですが最も離れた場所で練習をしたのでそれも叶わず。もう関係ないかなという感じで練習しました(笑)。

今回、山口国体前から一緒にやっていた成年選手が来ていました。ちょうど出張でこちらに来る用事があったので顔を見せに来てくれたとのこと。練習云々ではなくですね。なんとなく練習を手伝ってもらいました。実際に指導をするというのではなく「400mHについて」という話をするときに具体的に意見を言ってもらうという感じでしょうか。面識はないですが高校生にとっては刺激になると思います。トップレベルの選手とは感覚的には違います。全てが高校生に導入できるとは思っていません。そのために我々が間をつなぐ。私の言葉の裏付けというかんじでしょうか。こういう機会はありがたいですね。

練習自体は基本的なことを。ハードルを使っての基本を行いました。走りにも生かせる動き。今回は3年生が「抜き足に課題がある」ということでした。これは以前から話をしている内容。実はこのことは他の選手にも同じことが言えます。抜き足の使い方があまり良くない選手が多い。ハードルをクリアしてからの一歩目となる抜き足がきちんとできないとハードルインターバルの走りが遅くなっていしまいます。ショートハードルと400mHの違いについてもこの話の中で考えさせました。普段はこういう話はしません。400mHの練習をできる機会というのはそれほど多くありません。400mH選手が集まった時にしかできない練習がいくつもあります。その流れの中でリズムを使った練習やカーブでのハードル練習を実施。この中でも確認をしていきました。午前中は軽めに。

午後も同様にアップはトレーニングを兼ねて。そのまま午前中の流れの中で。リードと抜き足の確認をしてから練習を進めました。後半は400mHのもう一つの特徴である「インターバルの走り」の練習。歩数の切り替えをするためにマークを置いて自分でピッチアップをする練習をしました。これはかなり専門的な話になるので分かりにくいと思いますので割愛。自分で思っている以上にピッチアップをしないといけません。マークを置いてからその練習をして今度はハードルを実際に跳びながら切り替え。400mHの練習は専門性が高いと思っています。細かい戦術の積み重ねで他の種目よりは勝負できる可能性が高い。そんな話もしながら進めていきました。

時間があればもっと詳しく書きたいと思うのですが。忘れないうちに概要だけはさきに書いておきます。良い雰囲気の中で練習ができたと思います。

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修学旅行最終日

2014-12-15 | 陸上競技
金曜日、修学旅行最終日。さすがに疲れていました(笑)。それでも朝練をするというのでそのお付き合い。うちの選手は誰も・・・。こういう部分に差が出るのだと思います。リーダーシップを取れる人間が集団の中にいるかどうか。自分自身のために努力できるか。数日間時間が空いたらどのようなことになるか。ここを判断できるようになるかどうかは大きいと思います。「歩き疲れたから」という言い訳はできないと思っています。それは他の部の子も同じですから。やはり物足りなさを感じますね。

最終日は千葉からまた東京都内へ。スカイツリーに行きました。初日、他の部活動の子がジョグをするということでホテルから10分かけてスカイツリー近くまで行っています。場所的に最初の宿舎から行った方が断然近いと思うのですが日程の関係で上手くいかず。それはそれで仕方ないのかなという気はします。私はスカイツリーも3回目。特に何かをしようという感じはありませんでした。が、初めて実際にスカイツリーに上りました。高い所は苦手なので・・・という感じはありましたが全体行動ですから仕方なく(笑)。エレベーターが4種類あってどれに乗れるか分からないという話でした。ガイドさんのお勧めは「春」と「夏」とのこと。運だと言われましたが上るときには「夏」、降りるときには「春」でした。こういう部分ではラッキーかもしれません。




その後、昼食のために月島へ移動。せっかくなので「もんじゃ焼き」を食べることになっていました。確かに普段の生活の中でもんじゃ焼きを食べることはありません。限られた時間の中でどれだけ食べられるか。みんなで何かを作りながら食べるという機会はそれほどありません。調理実習はありますがこれは作るのに精一杯で「楽しむ」という状況にはならない。今回は「楽しく作る」という感じでしたから賑やかでした。



結局上手く作れなくて店員さんに手伝ってもらう者、自分たちで分担して作業を進めていく者。様々でした。もんじゃ焼きを2回作ってからさらにお好み焼きを作る。せっかく作るので「何かテーマを持って作る」ことにしました。

文化祭でたこ焼きを作ったので「たこ」。




比較的作りやすいので「星」(笑)。



スカイツリー。


ミッキーの顔。


他にも作っていました。最後に完成したのが私の顔。


まー色々な意味でありがたいことです。こうやってクラスの仲間に入れてもらえるというのは感謝ですね。

時間ぎりぎりまで過ごしてそこから東京駅へ。あっという間に山口に帰ることになりました。もちろん、帰りの電車は全員爆睡(笑)。こんなものですね。ふと振り向くとこんな姿で寝ている子が(笑)。ビビります(笑)。まーこれも修学旅行の思い出です。誰かに迷惑をかけているわけではありませんから問題なしでしょう(笑)。



今回の修学旅行、想うことはかなりあります。これは生徒には伝えました。全体で連絡するのは難しかったのでメールで。こういう形のコミュニケーションの取り方、教育現場として「許されない」のかもしれません。私はみんなの前で話をします。それがあるからメールの意味もあると思っています。一方的にメールを送るだけでコミュニケーションが取れるとは思いませんから。内容は割愛。気が向いたらまた詳しく書きたいと思いますね。

長いようであっという間の修学旅行でした。生徒と一緒に時間と空間を共有できたことを幸せに思います。この子たちと一緒に過ごせたことに感謝。かなり疲れましたが(笑)。

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修学旅行3

2014-12-15 | 陸上競技
木曜日、修学旅行3日目。前日の都内班別研修の影響もありさすがに疲労が出ている様子でした。一日中歩いていますからそれだけでしんどい。更に全く知らない土地での活動ですから気疲れもあると思います。それでもこの日は楽しみにしていたディズニーランドで1日過ごすことになっていました。疲れもあるでしょうが楽しみもいっぱいという感じでしょうか。

天候が悪くなるという予報でした。雨マークがずっとついていたのでどうなるかなと思いながら早朝練習に付き合うために外に出てみるとまだ何とか持っています。降水量は0ミリとなっていたのでなんとか持ってくれないかという感じでした。舞浜についたのが9時前。予定よりも30分くらい早いので自由時間もそれだけ分長くなります。私はどうしようかなと考えていましたが5人グループの班があったので「一緒に回ろう」と誘われたのである程度までは行動を共にすることにしました。ディズニーランドは今回で3回目。それなりに場所も覚えています。生徒が動くよりも私が何かする方が早いだろうという判断で「ファストパス」は私が取りに行くことに。

生徒はハイテンション。私もそれに合わせて適度にテンションを上げました。この子たちがどのように感じながら過ごしたかは分かりません。それでも「友達と一緒に過ごす」ということは一生残ります。将来別の人と一緒に来たとしても高校時代に何人かの友人で一緒に来て時間と空間を共有したというのは忘れられないと思います。そのために私ができることは「最大限のサポート」かなと。今回は前日の指導の中で「服装」などについては話をしています。修学旅行中にはそのような話をしないと決めていました。「ルールの中で活動する」という感覚を持ってほしいと話してきました。こういう場面できちんとしたことができなければ意味がなくなってしまうのです。

以前、修学旅行に行ったときに多少服装が乱れていることがありました。この際、「特別な場面だから許すか」と甘い考えがありました。が、ある施設で他県の生徒と一緒になった時に明らかな差がみられました。他校はどのような場面でもきちんとした服装で集団行動をしています。それと比べるとうちの服装は・・・。情けない感じがしました。それは生徒の服装が情けないのではなく「まー良いか」と思ってしまった自分自身の判断にです。どのような場面でもきちんとした行動をしなければいけない。そこを見落としていたら何も意味がなくなってしまう。当然のことですがそれができなかった情けなさというのはかなりのものでした。今回はそのような「恥ずかしさ」を生徒に経験させたくないという部分もあり指導してきました。素直な子が多いのできちん服装もできる。そう考えていました。

その場の雰囲気で盛り上がるのは良いことだと思っています。生徒の半分くらいは被り物やカチューシャ(?)を付けて園内を回っていました。全く問題なしです。服装が乱れることもなくきちんとした行動ができている。「考えが固い」と言われるかもしれません。しかし、大事なことを教えるのはこういう場面でしかできないのです。

一緒に回った生徒の言われるがままにスプラッシュマウンテンに3日乗り、カメラの前でポーズをとる(笑)。あえてここには載せませんがこの写真を見ると私が一番楽しんでいるように見えます(笑)。まーこれで生徒が喜んでくれるのであれば安いものです。サンタクロースの被り物も購入。もっと面白い被り物を買えばよかったなと反省(笑)。どうせなら・・・ですね。

14時過ぎくらいからかなり疲れてきたので休息。昼間のパレードが一番いい位置で見れました。目の前でミッキーが乗った車が止まってそこでワイワイできたのでそれ以後のイベントも同じようにしたいなと考えていました。前回入園したときはそこまで考えていませんでしたが今回は全力で場所取りをすることに。1時間以上前から場所取り開始。生徒は自分たちで回って良いので私が場所を取っておくと宣言してひたすら待つ。が、時間が近づいてくると私一人では対応できなくなります。空きスペースがあったらかなり強引に割り込んでくる人もいます。急遽緊急連絡を回し場所取りを手伝ってもらうことに。シンデレラ城を使ったイベントは夏に行ったときに「見やすい場所」を見つけていたのでそこを確保。生徒は喜んでいました。

また、夜のパレードはシンデレラ城と重なるところで見ようと計画。19時半から開始でしたが18時前から場所取り開始。メインの場所でしたからこの時点で複数の人がいました。これは大変と緊急連絡を回すと交替で人が集まってくれました。10時間近く歩いていたので疲れていたのもあったと思います。最終的には20人くらいで同じ場所で見ることができました。これくらいの大人数で一斉に手を振ると目立ちます。様々なキャラクターがこちらに気づいて手を振ってくれました。それだけで一帯は大盛り上がり。いや、場所取りをしたかいがあったというものです。

なんだかんだで一日が終わりました。残すところあと一日。私はヘトヘト(笑)。
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修学旅行2

2014-12-14 | 陸上競技
いや、本当にキツイ。これはさすがに身体を休めないとダメージが大きすぎるのではないかという不安感があります。強行日程で合宿がある事は分かっていましたが、ここまでキツイとは。なかなか分かってもらえないかもしれませんが尋常ではない疲労感があります。

忘れかけつつあるのですが修学旅行について書いておきます。水曜日、修学旅行2日目。この日は午前中から移動をして浜松町へ。ここで夕方からライオンキングを見る計画となっていました。夕方の集合場所となる芝弥生会館までバスで移動してそこで解散。半日の班別研修です。生徒はあらかじめ自分が行ってみたいところを考えて計画をしています。ここでは私達が付きっ切りで一緒に移動することはありません。私もちょっと計画を立てていました。

最初に原宿方面に向かう生徒を引き連れて地下鉄&JRを乗り継いで行きました。原宿まで行ってそこからは生徒たちは班別で行動。私はこの近辺で働いている卒業生の職場を見に行ってみることにしました。夏に原宿に来た時にFacebookに近況報告をした際、「東京に来てるの?職場近いよ。」的なコメントをもらっていました。忙しいので会えるかどうか分かりませんでしたがせめて近くまでいってみようかと。一応連絡をして可能なら会おうということになったので2キロくらい歩いてお店に向かいました。

この卒業生は私が初めて担任をした子です。思い出深い学年です。高校を卒業してある学校に進んだのですが「やりたいことがある」ということで少し進路変更。福岡の専門学校に進み美容師への道を歩み始めました。「東京に行って芸能人のカットができるような美容師になる」と言っていました。あれから何年も経過しこの6月に美容師としてデビュー。12月からは雑誌に名前や顔写真が出るようになってきました。「おめでとう」と直接言いたくて会いにいきました。「夢は叶う」のです。それだけの目標を持ってそこだけを目指して進んでいけば近づくことができる。話をしていると同級生で「山口活性学園」の振り付けをしている子が仕事で山口から東京に来た時にカットをしたという事でした。私としては最高に幸せな話ですね。この子たちに負けないようにしなければいけません。エネルギーをもらった気がします。時間を作ってくれた卒業生に感謝。

そこから時間がかなりあったのでせっかくなので築地に行ってみる事に。なかなか行くことが出来ないので。長時間あれこれやってというのは難しいので早めに集合場所に戻って何かあった時に対応できるようにしておきたいと考えていました。初めての築地でしたが活気があり人も多くいました。せっかくなので海鮮丼を食べることにしました。かなりボリュームもあって本当に美味しかったですね。更に店から出るとタイムサービスとして「白子のウニ乗せ」というものがありました。いや、こんなものは食べる機会がありません。全力で食べてみました。これまで食べたモノの中で一番美味しい!!と感じるレベルの食べ物でした。幸せすぎる(笑)





集合場所に戻ろうかなと思って歩いていると寿司屋が何件かありました。ネットで調べてみるとかなり人気があるお店。次来るのがいつになるかわからないので寿司を食べてみることに。お腹一杯でしたがそれでも食べる(笑)。こちらも美味しかったですね。



こう見ると遊んでいるように思われるかもしれません。しかし、こちらも見聞を広めるというのが今の仕事としては必要なことだと思っています。半日、集合場所で待ち続けて仕事を果たしたというのは違うと思います。いつ連絡があるか分からない状況なので緊張感を持って行動をしていました。あしからず。

集合時間の3時間位前に戻ってきてあれこれやりながら待つ事にしました。時間通りに禅院帰ってきて一安心。

そこから食事をしてライオンキングを観劇。3時間近いミュージカルでしたが涙が出るほど素晴らしいものでした。生徒によっては食事をした後で睡魔に襲われてしまったという話もありましたが、ほとんどの生徒が感動をしていました。こういうものを見るだけで心は動くと思っています。今回の修学旅行は見るというのがほとんどです。しかし、この中で感動したり、心が動くというのは大きなことだと思います。クラスメイトと同じ空間と同じ時間を共有すること。これは高校時代にしかできません。かなり生徒には話をしています。今だからできることをしっかりとやってもらいたいと強く思っています。

22時過ぎに宿舎に戻りました。実はこの日の朝はある部活動の選手が「身体を動かしたい」と申し出てきたので朝の5時半日から練習に付き合いました。結局翌日の打ち合わせをして深夜になる。かなりハードな日程になっているのです。それでも子供たちが喜ぶために私が出来ることは全てやりたいと思っています。

疲労感はありますが子供達の笑顔を見れるならなんとか耐えることができます。割愛しながら書いています。驚くほどハード(笑)。また書きます。お許しを。
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修学旅行1

2014-12-13 | 陸上競技
完全に更新が止まっていました。火曜日の早朝から関東方面への修学旅行の引率。これによりとてもblogを更新する気にはなりませんでした。時間的にかなり厳しくblogをどうこうというレベルではありませんでした。まーこればっかりは仕方ないと思っています。これによりこのblogにアクセスしてくれる人が大幅に減っていると思います。まーそれはそれでいいかなと思っています。なんとなく興味を持ってくれる人がいればいいなという感じで続けているだけですから(笑)。

あまりにも色々なことがありすぎて何があったのか記憶があいまいになっています。それでも思い出して記録しておきたいと思っています。今後の人生の中で必ずプラスになることがあると思っているので。

火曜日、早朝から駅へ。集合時間は7時25分となっていましたが電車の関係で早く来る者がいるという話だったので6時半から待機。早い。大きなトラブルもなく新幹線に乗ることができました。これで大仕事は終わり。あとは乗っているだけである程度の目的地に到着します。参加者の人数の関係で引率一人だけ生徒と一緒に座ることになりました。「移動時間は読書をする」という大きな目標がりました。しばらくはそれができたのですが段々と生徒に絡まれる(笑)。とにかくテンションが高い。まー仕方ないとは思いますが。一般のお客さんもいますから迷惑にならないようにしなければいけません。こちら側で抑えながら抑えながら・・・。自慢ではないですがこの子達のコントロールができるのは私だけだと思っています(笑)。通常のレベルではコントロールできない(笑)。まーこういう移動時間も大切ですから誤魔化しながら。

新横浜についてそのまま移動。一番最初に八景島パラダイスに行くことになっていました。当初の予定よりも少し早く到着できそうとのこと。13時半から「水族館のショー」があるということでした。そんなに余裕はないですが頑張れば見ることができます。とりあえず私は「場所取り」をしようということで自由時間になってそのまま屋外ステージへ行くことにしました。結構興味があるのでじっくり見たいという気持ちもありますが今回は「生徒が楽しめるように」というのが私の中での最大テーマ。まー引率ですから当然だとは思いますが。この水族館にはテレビ番組で紹介されているスペース等もあります。生徒はできるだけゆっくり見てそれからショーに来ればよいという感じですね。ほぼ一番乗りで場所を確保。かなりいい席を確保できました。

始まるころにはかなり人も増えていました。生徒と一緒にワイワイやって待つ。進行役のピエロが出てきてあれこれやっています。おーなんだなんだという感じで全体的にテンションが上がる。観客席の真ん中から風船みたいなものが降りてきたので生徒に「取ってきなよ」と話していました。すると、なんだかわかりませんがピエロが我々のところに接近。ん??と思っているとピエロが私を指さして「こっちへ来い」とアピール。え??という感じでスルーしようとしたのですが周りの生徒が大爆笑。「先生、早く出て!!」と言われるので仕方なく連れて行かれる。

何をするのかと思えば「前説」をしろということ。簡単な説明の紙を渡されて「これを読め」的な流れ。まーここまで来たら仕方ないかなと思って「みなさん、ようこそ」と読む。するとピエロからダメだし(笑)。ピエロは基本的に何も話をしませんがジェスチャーでそんなテンションでは駄目だとアピールされる。なんで私がこんなところまで来てテンションマックスで何かをやらないといけないのかは大きな疑問(笑)。それでもやらない限りは終わりそうにないで「みなさ~ん、ようこそ!!!!」とノリノリでやることに。これによりうちの生徒は大喜び。何をやっているのか(笑)。最後の最後までテンションを上げて「前説」を行い最後はピエロと一緒に礼までして終了。まー生徒が喜んでくれるならそれでいいかなという感じでしょうか。こう見えても恥ずかしがり屋で人見知りなのでかなりストレスでしたが(笑)。

    

ショーを見てからは生徒と一緒にあれこれまわってジェットコースターにも乗りました。まーかなり中身の濃い時間を過ごした気がします。

その後は横浜中華街へ移動。多少の自由時間があってから全体で食事。私は自由時間の間に「水餃子」を食べる。「水餃子専門店」ということもありすごくおいしかったですね。生徒はそれなりにやっていました。一緒にいた女性の先生は「こんにゃく石鹸」というのを買っていました。なんだかわかりませんが「すごく良い」らしい。私には分かりませんが(笑)。

生徒は初日からあれこれできたので満足していました。何かしら研修ができればよいと思うのですがこうやって「友達と一緒に時間を過ごす」という機会も必要だと思っています。この中で自分の「立ち位置」を見つける。文化祭があってすぐにこの修学旅行です。自分が集団の中で何をするのかというのが分かってくると良いなと感じてい見ていました。あっという間に時間が過ぎた気がします。

そして、現在土曜日の朝。今から私は合宿に行ってきます(笑)。可能であれば更新しますがさすがに時間がないかも。強行日程の中で何ができるのか?(笑)。最大限頑張ります(笑)。
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気分を切り替えて

2014-12-09 | 陸上競技
月曜日、練習に取り組むためには気持ちを切り替えていくことにしました。土曜日の練習でイマイチの所かあったのでそこをきちんと対処しないといけないと考えていました。朝練の前に該当の者を呼んで話をすることに。この一ヶ月で劇的に取り組みが変わったものがいます。最初はなかなか変化が見られませんでしたが変わってからはあっという間に力をつけました。その変化と比べると他の者の変化は微々たるものかもしれません。

土曜日の練習の中できつい場面で明らかに妥協して取り組んでいる者がいました。その様子を見て同じ一年生が叱咤激励しています。が、できません。根本的にそこまでしてやらせる必要があるのかどうかは分かりません。しかし、高校生レベルではやはり目一杯できない部分があります。先に苦しさが立ってしまいます。そこを越えられる力があるかどうか。長い人生を考えたときにこういう所でやり切れるかどうかは本当に大きな事です。そういう話をしました。トレーニングは目に見えて結果が分かりません。コツコツやるのが苦手な子はこういう地味な練習が嫌いです。そこを越えていけるかどうかは大きい。ムードメーカーになれる選手ですからこういう所を変えていかなければいけません。私の自己満足なのかもしれませんが、教育という視点から見ると絶対に見逃せない部分です。

朝練はドリル。午後の練習でそれほど時間は取れないので朝の時点で確認することに。テキパキやっていってギリギリ、スティックの足長を広げるところまで行きました。これ以上は時間的に無理だと思います。スティックの距離を伸ばしたところで動きが悪くなる者が複数いたので前の動きに戻しました。慌てて次々に動きを進めていくよりも長い目で見たときには戻る方がいい気がしています。動きが作れるかどうかは大きな話です。自分の感覚を変えていくためには時間がかかります。冬の間は時間がありますから丁寧に変化を求めていきたいですね。

この日は修学旅行前日。今回は引率でついて行くことになっています。4時間目に結団式を行って2年生は放課。選手は少し早い時間から練習をさせることにしました。数日間練習ができませんから負荷はかけておかなければいけません。特に専門練習が不足しているところがありますから跳躍系、スタートと分けて練習。それぞれで課題を決めて取り組ませました。この冬は真面目に専門練習を週2回はやろうと思っています。跳躍系を考えたときにこれまでのように試合前で少しやるくらいでは対応できないと思います。特に高跳びは動きの安定をしないとこれから先は難しくなると思います。技術的な安定を求めるためにかならずやっていきたい。これで勝負できるレベルに到達できればと考えています。

他の学年が練習に参加する時間帯から私は会議。メニュー表を渡していましたからそれに従って練習を進めさせました。会議終了後、あれこれ発生したので結局17時半過ぎに練習に行くことに。仕方ありません。この日の練習はタイヤアップを行ってからハードル走。私が到着したときにはハードル走は3セット目に入っていました。この練習、私はかなり重視しています。重心の移動と接地のポイントをつかむためには良い練習だと思っています。今回はあまり動きを見れなかったのであまり詳しくは書きませんが。

ハードル走の後にショートスプリントをしています。ハードル走で意識した動きを実際の走りに結びつけていく。確認をするとハードル走をやる前よりもかなり感覚が良かったということです。この部分が大事。ここをつかむためあれこれやっているといっても過言ではありません。様々な方法でここに結びつけていくのが大切だと考えています。ドリルでやるだけではなく実際に走りに近い動きをする中で感覚を作ることができればいいなと思っています。感覚が良くなったということでそのままの勢いでタイヤ引きをすることに。

タイヤ120m×2本とショート1本を1セットとしました。1ヶ月間120は走っていません。かなりキツいとは思いますがひたすら取り組むことに。最初に簡単に説明してから1セット。終了後は全体を集めて次の指示。1セット目よりも良い動きができることを目標としました。もちろん疲れもあります。その中でより良い動きを求めることはすごく大切だと感じています。その中で「できないことがダメなのではない。やろうとしないことがダメだ。」という話をしました。練習を見ていて途中で諦めてしまう姿勢が見られました。最後まで動きを維持しようとしないというのはダメだと思います。何故なら苦しい所で我慢して何かをしようという姿勢は他の部分につながるからです。例えば苦手な動きがある。それをそのままにしておくといつまでたっても上手くなりません。出来ないことを他の人に見せるのは恥ずかしいかもしれません。しかし、本当はそんなことよりともっと大切なことがあるのです。そこを理解して取り組まない限りはいつまでたっても動きも考え方も変わりません。

この部分を練習で求めていきたいと思います。前の記事にも書いたと思いますが「good loser」の考え方です。負けるからやらないというのではなく今の現状を打破する、さっきの自分よりも少しだけでも良くなる。やるだけのことをやって負けるのか、負けるべくして負けるのかの話です。疲れてきているからこそここはしっかりとやらないといけないと思います。

最後のにシャフトスキップとランジをやって終わり。かなり負荷はかけたと思います。もう一度話をして終了。

練習についてはかなり良くなったと思います。全ては私の心持ち次第かなという感じですね。私の関わり方が変われば選手も変わるのではないかと感じています。また書きたいと思います。
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考えがまとまっていく

2014-12-08 | 陸上競技
日曜日、色々とやりました。特に印象が残っているのがうちの奥さんが録画しておいてくれた番組を見たことでしょうか。

これにより頭が冴えてきました。同じものを見てもこちらが得たい情報があれぼそれを優先的に感覚的に見てしまうというのがあります。今回は自分の指導方法について考えさせられる部分がありました。なんとなく閉塞感があった指導の中で道が見えてきたというか進むべき方向が示されたというか。

元々私の指導スタイルは選手と向き合うことで成立していました。が、いつの間にか私自身がそのスタイルを崩してしまってる感じがあります。もっと上を目指そうとしてそれが悪循環を生む。最優先するべきは選手。その選手にどうアプローチしていくか。他の指導者よりは関わりが深く関係が近いというスタイルがあります。あれこれあっていつの間にか距離を置いている気がします。この距離感ではきっと上手くいかないんだと思います。それは他の指導者とは全く違うアプローチなのだと感じています。

私なりのスタイルを作る。これは大きな目標だったのですがいつの間にかその目標から離れてしまっている気がしています。誰かのスタイルを真似して目指しているわけではありません。本当は私にしかできないスタイルがあるのだと思います。それは商業の教員として生徒と関わっていく中で培ってきたもの。私にしかできません。いつの間にかそのスタイルを見失っていたのかもしれません。私の中にある閉塞感が打破できる可能性があります。

無い物ねだりをしていたのかもしれません。私がこれから成長していくためには違う自分にならなければいけないという変な願望があったのかもしれない。それにより求めるものが一方的になってしまっていたのかも。選手が成長してくるのを待つことができない。何かに追われるように高いところを目指している感じがあったのかもしれない。なかなかこの感覚は分かってもらえないと思います。独特の感覚だと思っています。私が視点を変えていくことで様々なものが見えてくる。

ここ最近の生活の全てが私を良い方向に導いてくれる。「地球は回っていってきっと良い方向に僕らを運んでくれる」という感覚です。いや、これは本格的に視界が広がる感じです。多く事を見たいと思います。一つの視点からだけではなく様々なもの視点を持つ。同じものを様々な視点から見る。人として成長する機会かなと。指導するという部分が大きく変わる気がします。視野が開ける感覚があります。

きっかけを与えてくれた妻に感謝したいと思います。
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