kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

そして進む

2019-03-27 | 陸上競技

火曜日。前日の練習が微妙でした。晴れもあれば雨もある。分かってはいます。以前のように声を荒げることはありません。こちらも我慢を覚えています。直線的に取り組みが変わってくれると良いのですがそれは難しい。そうであれば停滞期を迎えながらもその期間をどれだけ短くするか。

前日の練習後にミーティングをしておくように伝えていました。私が介在しておく必要はないと思います。以前、かなり揉めたことがありました。ミーティングをした時に暴言に近い発言があった。その時に「なぜ、顧問がその場にいて話を聞いていなかったのか」と指摘されることがあった。何かをすれば何かを言われる。しかし、自分達で話し合いをするという行為ができないようであれば困るのでは?全て私がやるのは意味がない気がする。分かりませんが。

練習開始前に少し話をしました。登録のこともあったのでそこにも触れながら。「数は力」です。が、うちにはその「数」がない。20人いるうちの2人が中途半端な取り組みをしていても残りの18人がきちんとできれば組織としての方向づけはできます。薄まるからです。しかし、5人のうちの2人がテンションが低かったらどうなるか。練習自体の質は一気に下がります。

本当に少ない人数でやっています。「少数精鋭」という表現になれば良いのですがそこまでの水準には達していません。本当に人数が少ないだけです。この状態で戦っていく。周りから何を言われようと私は今いるメンバーで過去のチームを越えたいと思っています。不可能だと言われるかもしれませんができると思っています。そのためにもう少し選手が自覚を持ってもらいたい。

15分近く話をしたでしょうか。ここ最近の感じからいえば最長だと思います。どれだけ話を理解してくれるのか。意欲の部分。遊んでいるわけではない。「足が痛い」けど練習を頑張った。それで試合の時に「あなたは努力したから2m前からスタートしてもいい」という話になるのであれば「頑張った」というのは評価されると思います。「頑張った」ことで競技面で利得になるのであれば良いのですが、スタートラインに立った時には全員が平等に扱われます。「頑張った勝負」ではない。

陸上競技はシビアです。どれだけ一生懸命に練習をしたとしても「速い者は速い」のです。練習を適当にやっていても速い者は速い。ここはどうにもならない事実。それでもうちとしては「最大限のことをやって強くなる」ことを目指します。簡単な話ではない。中学時代の実績だけで判断される。そうではなくて高校時代にきちんとした練習をして力をつけていけば良いなと感じています。そのことは絶対に譲れない。きちんと話をしておきたいと考えていました。

話をしながら前進することを考えてもらう。話をすればそれが結果につながるとは思いません。「自主的にやる」という方向性は保ちたい。しかし、それだけではない。ある一定方向へ方向づけするこもは必要だと思っています。進む方向が分からなければ何を言って迷うだけ。しっかりとやりたい。

全国的に見てうちは本当に無名。県内でも同様だと思います。私がこうやってblogを書いているので私個人を知っている人はいるかもしれない。もちろん批判的な見方で捉えられている方もいるという自覚の中で。練習に関してはかなり考えてやっています。一冬越えることで別人のように強くなることだってある。単純に練習していたらそれで良いというのではなく目的を持った練習をしていかなければいけないと考えています。そういう部分だけは強豪校と言われる学校や全国レベルの選手がいる学校に負けたくないなと感じています。

話はしました。こういう機会は貴重。コミュニケーションをとるというのは選手同士もですが指導者と選手も。進みたいと思っています。私だけがそういう想いではできない。もっと選手と話をしながら、想いを伝えながらやっていきたいと思います。

とりあえず記録しておきます。やります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進んでは止まる

2019-03-26 | 陸上競技

月曜日。いつも通り練習。グランドは専用使用状態。ありがたいですね。こうやって練習できるのは大きい。私の気持ち的に上手く表現できないモヤモヤ感があります。それでもやるべきことはやる。そう思って朝から練習計画を立てる。

先週末は他校と一緒に練習をしました。人数が少ないのでこうやって助けてもらのは本当にありがたい。単独でやるとどうしても活気がなくなります。そんな事を言っている場合ではないのですが。やはり高校生。自分たちで盛り上げたりすることができない。音楽をかけながらやっているので多少は違うかもしれません。それは「作られた雰囲気」になる。本来であれば誰かがリーダーになってやっていかなければいけないのですが。

バランス系をやってから体幹強化サーキット。この辺りから私的にはちょっと違和感がありました。上述のような部分を感じていたからです。人数が少ないのは分かっています。それでも明らかに受け身の練習になっている。最近感じていなかった「やらされている」という感じがありました。もちろん全員ではない。が、少ない人数の中で何人かがそんな雰囲気であれば間違いなく盛り下がる。

セラバンド補強をしてからハードル股関節を。この辺りは何も言わずに見守っていました。それこそ10年前なら「もう練習するの辞めよう」と言って早々に引き上げるレベルの練習でした。真面目にはやります。が、それだけ。覇気が感じられない練習でした。もっと細かい部分を考えながらやってもらいたい。しかし、それができていない。私自身はもどかしい感じがあります。

練習に関してはそれなりにできています。毎年毎年少しずつバージョンアップしながらやっています。間違いなく力はついている。練習としてはこれまでより質が上がってやりたいことが明確になってきていると思います。人数が少なくても勝負しようと思ってやっています。個人的に先日卒業した選手が抜けたから弱くなったと言われるのは今やっている選手が嫌な気持ちになるから。

明らかに力は落ちます。分かりきっていることです。しかし、今いるメンバーで去年以上の成績が残せないか。本人たちがその気になれば不可能ではないと思っています。12秒1や12秒3が出せるかと言われたら今は無理です。来年は分からない。そう思ってやりたい。それは私だけの感覚なのかもしれない。選手自身がそこに対して何かを考えていなければ私だけの想いになってしまう。もどかしい。

補強を挟んで走りましたがなんだか微妙な雰囲気。何をやっているのか分からないなという感じでした。人数が多ければ薄まります。今の人数では一人一人にかかる責任は大きい。何度も言っているのですが理解してもらえない。理解しているのかもしれないが行動に移せない。ここに大きな課題があります。

練習を止めて話をしました。本当に必要なのかどうかは分かりません。それでもこんな微妙な練習を続けていてもこの日の成果はありません。思っていることを伝えました。練習以外のことを言わなければいけないというのであればそこから進みません。

全てが右肩上がりに進むとは思っていません。時として停滞することはある。特にうちのように組織だって何かができるレベルに達していない時にはあり得る話だと思います。理想と現実の違い。ここを受け入れながらやっていかなければいけない。

そしてそれをきちんと私自身が受け入れなければいけない。何でも許す体制は作りたくない。やはり譲れないものがある。今のご時世、そんな指導であれば上手くいかない事も出てくるのかもしれません。それでもきちんと考えていきたい。

まとまりませんが記録しておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

考えに縛られる

2019-03-25 | 陸上競技

思うことを。

こういう性格ですから自分の考え方に縛られることがある。様々なことに対してあれこれ考える。それが本当に必要なのかどうか。そして考えてもどうにもならないこともな考える。我ながら嫌になることが多々ある。

こうやってblogを書くことで外に吐き出しているというのもある。が、その内容を誰が見ているのかも分からない。表現の一つ一つを批判される危険性もある。ある特定の人物にとって不愉快だと思われる内容があればバッシングを受けたり威圧的な発言をされることもあるだろう。そこを苦痛に感じてしまう自分がいる。だったら書くなという話になるのだが。

考え方に縛られる。それから抜け出したいなといつも思っている。深く考えずに生きていけばそれでいいのかもしれない。人に嫌われるのではないか?というのはあまり気にならない。元々そんなに好かれるタイプではないから。媚を売って誰かに擦り寄ることもない。誰かと群れて何かをするということもない。ある意味寂しい生き方をしているのかもしれない。

考える時間があるからこそ前向きになれない時もある。前を向かなければいけないと選手に言いながらも自分自身ができていないことが多い。情けない話だが。

土曜日に前任校の卒業生が学校に会いに来てくれた。1年ぶりくらいだろうか。もっと会っていないかもしれない。1人は結婚して仕事を辞めた。もう1人は知らないうちに東京に行っていた。たまたま連絡することがあった。そこから数日後に「会いに行っていいか?」と連絡をもらった。ありがたいこと。前の記事に書いた会議が長引いたので30分くらいしか話ができなかったというのはあるが。

この子達に会うといつのまにか元気になる。もう26歳になっている。初めてインターハイに進んだ年の選手。会いに来てくれたのはそのインターハイに進んだ選手。あの頃のことを話していると一気にその時の気持ちが蘇る。ありがたい存在。気持ちが少し落ちていたのでこの子達の顔を見るだけで、話をするだけでなんとなく救われる。

こういう時間が今の自分にとって本当にありがたいなと思う。気持ちが沈んでやる気を失いかけているときに救ってもらえる感覚。私自身、キャパもそこまで大きくない。自分自身で自分の考え方を縛っているところがある。そこを抜け出せるかどうか。自分にとって大きな意味を持つと思う。

簡単なことではない。自分の狭い世界の中から抜け出す。これまでの考え方を捨てていく。捨てる必要はないのかもしれないが、ある程度の事をしなければ今の自分は変えられない。そう思っている。「変わらなければいけない」という考えに縛られているのかもしれない。ここも本当に難しい。何が今の自分に必要で何が不要なのか。

選手に変わることを求める。私自身は変われているのか。本質的に変わることは難しいかもしれない。rinaやmikiに会った時になんだか落ち着くというのは変わっていない部分があるから。当時の私は今と比べてかなり厳しかったと思う。今でもこの子達は「練習の時の先生は怖かった」と言う。その割には適当に扱うが。怖かったという感覚はこの子達にしか分からないのだと思う。今の私からは想像がつかないかもしれないが。

それでもこうやって会いに来てくれる。ありがたいなと思う。こういう部分で本当に支えられらているなと思う。ずっと連絡を取っているわけではない。それでも話をすると当時の感覚になる。高校時代、競技を一生懸命にやって良かったと言ってくれる。それも支えになる。なにも形に残っていないが何かわからないものが心の中に残っているのかなと思う。

自分自身の考えに縛られる。抜け出したいなと思う。今の自分から変わらなければいけないなと思う。閉塞感を抜け出すためになにをするのか。分からない。結構苦しいなと思うことが多くある。それでも何かをしなければ進まない。分かっている。分かっているからこそ行動したい。

誰かの役に立っている。そう感じられることが今の自分の支えになるのかもしれない。誰からも必要とされない存在なのかもしれない。自己満足だとしても「誰かの役に立っている」という部分があればやっていける気がする。自分に足りないことが多すぎる。

きっと何も考えずにいれればもっと楽だと思う。それができれば...。出来ないからこそもがくのだと思う。抜け出したいけど抜け出せない考え方の縛り。変わりたいなと思う。これが一番難しい。

まとまらない。何書いているのか分からないけど。少しだけでも吐き出したい。そう思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分にできることは何か

2019-03-25 | 陸上競技
合同練習の後に会議が。一応地区の競技力向上委員になっています。県内の委員が集まろうということになっていたのでうちの学校でやることに。県央部なので集まりやすいというのがあります。練習が終わって休む間もなく会場準備。バタバタの中で進みました。
会議はこれからの県の競技力向上について。色々と複雑な気持ちがあります。私は陸上競技が好きでやっています。しかし、世の中の全員が同じ感覚ではない。そこで何を求めるのか。県全体の強化を目指すのであれば指導者の育成が必須だと思います。が、陸上競技に興味関心がない人にとってはそういう部分を求められるのは苦痛かもしれない。
福岡では「同じ理論の元で指導する」というのがあるようです。1ヶ月に1度くらいの頻度で合同練習をする。それぞれの地区で中心になっている指導者が指導をする。それを学んで各学校が練習を積む。組織的にできていると思います。それと比べるとどうなのか。方向性を定めるための会議でした。温度差はあると思います。
私は競技指導と人間性の指導は両輪だと思っています。人によっては人間性の指導がメインだったりする。ガチガチにそこを求めていくのが部活動ではないかなという気はします。「陸上競技」がやりたくて所属している選手に対して「基本的生活習慣」の習得をメインに指導するのは方向性が違う。人間性の部分が不要だと言っているわけではありません。必要です。が、そこ一辺倒の指導は違うかなと。
もっとシンプルに学校間の垣根を低くしていつでも練習に参加できるようにすればいいと思っています。県全体の強化をするためにはまずは各学校の強化だと思うからです。これは私個人の考え方なので。少しずつ興味を持ってもらう。いつでもどうぞ、と言ってもほとんど誰も来ません。それは私の人望がないからなのかもしれません。それでも持っているものを誰かに伝えていかなければいけないのは間違いない事実です。
リレーについて。基本的には私はリレーで勝負したいと思っています。リレーであればスーパーエースがいなくても戦っていく方法があるからです。ある程度の所まではそれなりの選手がいてくれば戦える。が、本気でリレーでインターハイを目指そうと思えば「それなり」では無理。強い「個」が育っていなければ難しいと思います。個人でも戦える「個」がいなければ総合力としてのリレーでは戦えない。
それはもっと大きな視野で見る事ができるのではないか。リレーは「県」であり個は「各学校」になる。県全体のレベルアップを図るのであればまずは「各学校」を強化できるようにする。
そのために簡単なのは指導者がきちんと指導できる事だと思っています。技術的な事は指導者によって異なったり難しかったりする。そうであれば県である程度のトレーニングを紹介して導入するというが早いかなという気はします。身体作りができれば結果はある程度出るようになる。私見なので批判されると思いますが。
それぞれの価値観の中でやっている。そこは間違いないと思います。その中で共通項を見つけてやっていく。様々な意見があるのは間違いないと思います。すり合わせることが可能なのか。見えない部分はあります。
私みたいな人間が委員をやるべきではないと思っています(笑)。基本的に協調性がないので。視野が狭いと言われている人間ですから。大きなことをやるよりは足元を固めたい。その中でできることをやればいいのかなと思ってはいます。そう言いながらもやるしかないのですが。私に与えられた役割と責任は果たしていきたいとは思
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同練習をする2

2019-03-24 | 陸上競技

なんとなく続きを。あまり詳しく書く必要があるのかどうか分かりませんが。まーやった事を記録しておくことは必要かなと。

ある程度基礎的な事をやってからバトン走へ。いつもは1本ずつという感じでやるのですがせっかくの機会なので2本ずつにしました。10バトンは10バトンで意味がある。25並走は25並走で狙いがある。ここの意味をどれだけ分かってくれるか。うちの選手には前日に資料を渡していました。これまでも何度か渡しています。この意味があるのかどうかよく分かりませんが。その都度きちんと見てくれているなら「やりたい事」は分かってくれているはず。まだまだ時間はかかると思いますが。

前日の資料の予備があったのでhys先生に一部渡しました。うちでやっている練習の基礎的な部分です。せっかく来ていただいたというのもありますし。色々な場面でうちがやっていることは抱え込まずに周りに提供できればなとは思っています。余計なお世話だとは思いますが。

バトン基礎を3種類。それぞれに意味を持たせながら。単純にやれば良いというわけではない。10バトン、25並走、合流走。これを全て2本ずつとしました。本当に短い距離を走ることになります。距離を踏む練習はほとんどやりません。しかしながらこの手の練習はかなりやります。体幹補強と短い距離でどう走りを作っていくのか。

前の記事に書いた部分と矛盾しているかもしれません。マラソンで結果を残すためにスピードを重視して距離を減らした。そこで失敗したと気付いて距離を伸ばして結果に繋がった。これと同じ考えかたをすれば「短距離で勝負するためにスピード重視」したことで結果に繋がらなくなるので距離を伸ばす方が良いという感じになるのかもしれない。ここは逆だと思っています。個人的な感覚的に短い距離でスピードを上げていって勝負する。正解かどうか分かりません。

県内レベルで考えると何が正解か分かりません。12秒台で走る選手がいたからといってそれが正しいかどうか分からない。これまで指導してきた選手がそれなりに速くなっていますが他の学校で練習したらもっと速くなっていたかもしれないという可能性はあります。絶対にないと思いますが、それは私がそう思うだけであって本当はどうなのか分からない。それでも今やっていることの方向性は間違っていないと思います。

今の一番気がかりは大学でやっていくnaoとmichiがスピードレベルで対応できるか。これまでやってきた練習が合っているのか。この子達にプラスになっているのか。ここです。michiはかなり走れるようになっていると思っています。話をした時に12秒4はかからないと思うといっていましたがそれくらいのスピードレベルはありました。naoはどうか分かりません。速く動くタイプではないので。上手く中間に繋げられるかどうか。ここに尽きます。

周りからすればこの感覚は分かってもらえないと思います。大学でやるんだから関係ないだろうという部分。しかし、大学で競技をして記録が出なかったら面白くない。だからこそこちらは最大限のことをやって送り出したい。私にとって特別な存在ではあります。だからといって何かできるわけではない。だとすれば高校時代にやってきたことが大学に繋がってくれたら良いなという感じだけです。競技を通じでしかサポートはできないので。

やっていることが間違っていなければそれなりに走れるようになってくれていると思います。分かりません。手応えはありますがこれまでは「中学生から高校生」の指導しかしていませんこら。これからのために知っておきたい部分ではあります。「高校から大学」の方が圧倒的に難しいですからね。

話がかなり逸れましたが。スピード重視でメニューを作っています。その中心がバトン走。この意味が分からずバトン練習しているだけでは効果はない。考えてやっていけるのかどうかは大きいかなと思っています。渡して終わりではないし、渡すことだけがメインではない。ここの部分は少し話をしました。なかなか伝わらないかもしれないですが。うちの選手はしつこく言い続けています。感じ取ってもらいたいですね。

本当はシャフト補強をしようと思っていたのですがやはり説明等に時間をかけてしまったので予定の時間よりオーバーしていました。午後からうちの学校で競技力向上委員の会議があるのでそんなに長くはできません。開始時間もいつもより1時間程度遅いのでやはり難しい部分がありました。シャフト補強をやっていたら終わらないので割愛。DM投げ∞と腸腰筋補強だけをやることにしました。うちにとってはこの辺りが普通のことですが合同練習の時には多すぎるかもしれないですからね。

この辺りで「ひょう」が降ってきました。晴れ予報だったのに。かなり大きな粒でした。直撃して痛い。雨ではなくひょうでした。体育館の上に落ちた時にかなりの音がしていました。不安定な天気ですね。それでもやり続けましたが。やると決めた時にはやる。それは譲れない部分です。関係なくやる。

そここらTDMを。本当は2サイクル予定でしたがこれも時間の関係で1サイクル。Saがふくらはぎに痛みがある様子でした。せっかく力がついているのにこんな所で怪我をさせるわけにはいきません。様子を見ながらやって欲しい。1年生2人がうちの今後の鍵を握っているのだけは確かです。

最後に140-120-90-60。120DM-90-60を。短長は往復走の形で実施。うちのHは普段1人でやっています。こうやって練習パートナーがいて競り合えるという環境は大きいと思います。本当にありがたいですね。前半スピード練習をしてから最後にこの手の走り込みをする。他校からすれば走り込みといえる量ではないと思います。それでもうちにとっては最大の負荷になる。いつもと異なる雰囲気の中で追い込みができるのは大きい。走れるようになっているなという感覚とまだまだかなというのが同時にありました。

こうやって来てもらうことで分かってくることがあります。引きこもっているだけではダメなのかもしれません。他校から刺激をもらうことで分かってくることもある。そうであればやはり外で練習をする必要があるのかもしれません。ここも分からない部分ですが。今やっていることにはある程度手応えはあります。が、それが本当に正しい方向なのか。ここはわかりません。私がまだ信じているだけなので。

かなりの時間練習をしました。感じ的には悪くないと思っています。少しずつ。少しずつ。やれることをやっていきたいなと思います。どこに向かうのか。しっかり考えてやっていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同練習をする

2019-03-24 | 陸上競技

土曜日。この日は急遽合同練習になりました。21日にhys先生から「23日一緒に練習しよう」という誘いがありました。うちとしては本当にありがたい。新入生が入ってくるまで活気がなくなります。最低限の人数でやっていかなければいけない状況です。他校の力を借りながらやっていけたらなと。

大丈夫ですよ!どこでやりますか?と返信をしていたのですが連絡なし(笑)。前日の昼頃に連絡がつきました。うちのグランドで実施することに。開始時間の調整もしながら。比較的暖かいという感じの予報だったので。しっかり走れたらと思って言いました。練習時間も少し長めになるだろうなと。

ukj高校から来校。以前一度来てもらったことがあります。本来であればうちが出向かないと行けないのですが。hys先生とも少し話したのですがうちはグランドのすぐそばに部室があります。道具の出し入れなどの効率がよい。やりたい練習をやろうと思ったら道具が必要になります。外でやるよりもグランドでやった方が効果が上がると思っています。そのことも理解してもらってから練習開始をすることに。

相変わらずバランス系から。これも慣れがあるので。他校と一緒にやるときには省略する種目もあります。明らかにできない種目をやるよりは効率よくやる方が良いと思っているので。この日はしっかりと時間をかけたいと思っていました。バランス系をやってから股関節強化サーキット。普段は少人数でやるのでサクサク進みます。が、初めてやる選手にとってはよく分からないメニューだと思います。説明も必要としますし、理解してもらわないと練習の意味がなくなってしまいます。ここの部分も考えながらです。

股関節に刺激を入れてセラバンド補強、ハードル股関節を。うちの選手はこの数日間毎日やっているのでかなり負荷がかかっていると思います。それでもセラバンド補強は2セット。他のハードル股関節もがっつりやりました。こういう部分は外せないかなと思っています。補強だけでかなりの時間を要しました。それだけの意味があると思っています。

基本的に休みません。道具の出し入れだけが休み。すぐに縄跳び走をして台ドロップ。これもなぜやるのかは少しずつ説明しました。Naが説明をしてくれていたので任せている部分もありましたが。必要な部分に関しては補足しながら。選手主導でやる練習にしたいとは思っています。せっかく足を運んでもらったので最低限の部分はこちらも出て行かなければいけない。台ドロップなどは普段やらない練習だと思うので。

そのままハードルドリル。ver2で。これも時間がかかります。重心移動の小さいところから大きく広げていくので。途中壁を使った壁抜きも入れます。慣れてくるとあっという間に終わるのですがやはり初めてやるには時間がかかる。理解しながらやらなければいけないというのもあるので。単純にハードルを使うというのではなく接地ポジションやフォロースイングのタイミングも合わせながら。この手の動きをすることで股関節強化にもつながります。

スパイクを履いてスイッチングから。これも普段やらないというチームがあると思います。ukjも同じような練習をしていると思います。「速く動いて」という指示を出すとしっかりと動けます。うちの動きは「身体の前側で動かす」という感じなのでちょっと違う部分があります。今回はそれに合わせてもらうことに。小さく速くではなく大きく速くを目標に。

スイッチングランも実施。これはタタタで。決められた距離の中で少しは速く動くことにしています。しかし、狭すぎても意味がなくなります。ここも普段やっている練習なのでうちとしては全く問題ないのですがやはり慣れないと難しいのかもしれません。ある程度できるようになるとしっかりと走れるようになっていました。力がある選手が多いので何かのきっかけになればいいなという感じがありました。

うちの練習は色々とやります。が、やりたい動きに一貫性を持たせるようにしています。多くの技術的な事をやるといいのかもしれません。ネットの記事にマラソンのことが書いてありました。日本の男女マラソンが低迷期を迎えていたことについて触れてありました。なぜそのような事になったのか?「マラソンでアフリカ勢に勝つためにはスピードを磨くしかない」という感じの考え方が長距離指導者の中で大きくなっていたと書いてありました。結果、距離を踏まなくなる。きちんと結果が出なくなってもう一度原点回帰。距離を踏む練習を導入したら復調してきた、と。

少しうちとは違うと思いますが。昔からやっている基本的な練習。そこをどれだけ理解して続けていけるか。ここは大きな事だと思います。結果が出ている間にあれこれ形を変えすぎるというのは良くない。長距離でもっと強くなろうという事で距離を捨ててスピード練習を増やす。対応できなくなる部分があるのかなと。本来良かったものも「もっと良いのがあるのでは?」とおざなりにしてしまう。それで結果が出なくなる。そんなことがあるんだろうなと。

上述のようにうちはあれこれやります。しかし、よく観察してもらうと分かるのですが「やっていること」は全て同じ狙いがあります。手を替え品を替えやっているのですが「方向性」に関してはブレないようにしています。シンプルな動きを目指す。前任校では「しっかりとやる」ことで対応していました。ひたすらやる(笑)

これも何度も書いていますがkanaが入学してきて途中で勝手にドリルをやめていたことがありました。膝締めと膝締め歩行。雨だったので軒下でひたすらやっていました。すると勝手にやめている。どうしたのか?と聞くと「飽きました」との返答。あー飽きたんだ(笑)それ以来「ひたすらやる」というメニューが減りました。こちらも工夫しないといけないなと。飽きたらやらないんだから飽きさせないように。

それでも「やりたい動き」に関しては譲れないものがあります。そうであれば狙いを明確にして他の動きと組み合わせながらやっていくのが必要かなと。今は当時よりも工夫できるようになりました。選手のお陰で勉強させてもらっている感じかなと。

他校の選手が来てくれた時に動きの変化を見ることでまた新しいイメージが湧いてくる部分があります。この動きを変えるために何をするかなと思っているとやりたいことが新しく出てきます。競技を通じて何をするかを見極めていけるかどうか。大きな話だと思います。

やりたいことはシンプル。そこに対する方法論が多くあるのかなと。まー何度も書いていますがうちの練習はある意味特殊かもしれません。引きこもってやっていますから。学んできた事を自分なりにアレンジしながら取り入れていく。ガラパコス諸島のように「独自の進化」をしているのではないかと(笑)。物珍しい生き物が生息しているのと同じかなと。

まとまりがなくなってきました(笑)まーとりあえず途中ですが記録しておきます。また別に続きを書きます(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮入学&スピード練習

2019-03-23 | 陸上競技

金曜日。この日は仮入学。これは他校と比べてかなり早いようです。バタバタです。この日は急を要する役割がなかったため少し余裕がありました。駐車場としてグランドが使えないので練習は午後から。

この日からnaoとmichiがsndの練習に参加。練習後にfjk先生から連絡がありました。ありがたいことです。次のステージでしっかりと力を発揮してもらえたらと思います。県選手権の申し込みの事で少し連絡をしました。相変わらずでしたが。

仮入学の後に部活動説明会を少し。この時期ですからよほど入りたいという気持ちがある生徒しか来てくれないだろうなというのはあります。それでも方針の事やジャージ代の事はある程度説明しておかなければいけないと思います。早い段階で競技をしたいという生徒に関してはユニフォームなどの採寸を。間に合わなくなりますから。

気持ち的にかなり嫌なこともありました。冷静さを保ちながらやらなければいけないと思います。

練習に関しては13時から。実際は少し過ぎましたが。バランス系から体幹強化サーキット。この間少し食事をとりました。先のことを考えると食べておかなければいけないので。戻ってきた時にはある程度練習が進んでいました。とはいっても補強が終わる頃には戻ってきましたが。最短で。セラバンド補強をしてからハードル股関節。この手の動きをかなりやっています。走りを作る感覚ですね。これだけで既にハード(笑)

そこから少し動きのつなげていくために縄跳びをやってからDMトントンとDMランジ、スピードスキップをやって膝のスイングで前に進む感覚を作る。

スタート5歩をやってた前半マーク、トーイングの流れ。スピード刺激を入れておきたい。とにかく走れる機会が少なすぎる。走れる時に走っておきたいという感じはあります。手狭な環境で出来ることをやる。それしかないと思っています。こんな環境でもスプリンターは育つ。それがモチベーションですね。

補強サーキットをやってから軽くジャンプ練習。そこから加速段階の練習へ。このあたりで今シーズンのリレーの目標などについて少し話をすることに。やはり目指すなら上を目指した。女子は勝ちたいという気持ちがあります。3人しかいないのでリレー組めませんが(笑)。目標タイムを決めて。不可能を可能していきたいと思います。

誰もうちのチームに注目していないと思います。それでいいと思っています。中学時代に実績が全くない選手達です。naoやmichi、suzuneがいた時は「だから強いんだよ」という見方をされていました。確かにその部分はあります。しかし、本当にそうなのか。「12秒49」が「12秒15」になっただけ。「12秒71」が「12秒30」になっただけ。そう思われても仕方ないと思います。元々力があったので。

3人が抜けて「これからどうするのか?」と何人にも聞かれました。いや、普通にやります。そのメンバーで勝ち上がることを考えます。naoやmichiがいたから上の大会を目指していたわけではありません。その時にいる選手で勝負することを考える。「力のある選手がいるから勝負する」という観点はありません。

こういうのが逆にモチベーションになります。女子は「自分たちがこれくらいで走れないと勝ち上がれない」という感じで考えています。それは大きな意味を持つ。私から与えられた目標ではなくで自分たちで決めた目標。これが一番の意味を持つと思っています。

話がそれましたが。SDまでやってそこからバトン練習へ。これもかなり大事な部分だと思います。走力だけで勝てないのでそれ以外でどうするか。かなり詰めてやりたいと思っています。繰り返しになるのですが人数が少なくてリレーが組めない。それによりバトン練習の徹底ができません。何とかしなければいけないのは間違いないのですが。一応確認しながら進めていきました。

感じとしては良いと思います。無名校。少人数。そんなチームがどうやってあがくのか。新2年生が中心になって走力でカバーしてくれると思っています。去年13秒96だったNaには「最低でも13秒5」という話を下級生がしていました。厳しいようですが「勝負をするなら当然の話」だと思います。こうやってチームは作られていく。成長を感じます。

しっかりとやっていきたいと思います。勝つために。そこを目指す。それだけです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

練習が楽しい?

2019-03-22 | 陸上競技

思うことを。

練習に関して。選手と話をしていて「練習が楽しい」と言っていました。ここはよく分かりません(笑)。飽きないようにあれこれやっている部分があります。それが楽しいのかどうか。遊んでいる部分はたくさんありますがどちらかというと「きっちり練習をする」という方が多い気がします。そこに対して「楽しい」という感覚になるのか。

練習の時に「中学時代の練習」について少し聞いてみました。「覚えていない」と言っていました(笑)。どうなのか。概要では「身体ほぐしをする→BCTみたいなことをやる→ミニハードルをする→流しをする→バトン練習or専門練習をする」という流れ。」そのパターンが毎日。それが当たり前だと思っていたので何も違和感を感じずにやっていたとのこと。

その練習が良いとか悪いとかではないと思います。うちの練習に対してどう思うか?という話も聞いてみました。「他の学校の練習が何をやっているのかわからないからよく分からない」という返答。確かに(笑)。うちの練習スタイルが「当たり前」になっている選手にとっては他の学校の練習がどのようなものかは分かりません。基本的に引きこもっているので(笑)。

トレーニングに関してはかなりやります。が、太くするためのとトレーニングはない。「入学当初と比べると足が太くなった」という話をしてました。体型が変わってきたと。うーん。どうなんでしょう。毎年思うのですが最初の段階がよく分かっていないので。

前任校ではかなりウエイトをやっていました。女子でもベンチプレスで45㎏で10回やる。30㎏のベンチプレスができるようになって初めて「スタートラインに立てたね」という会話をしていました。45㎏で10回は投擲選手ではないか?という話もありました。その影響かどうか分かりませんが女子でも普通に「腕立てジャンプ」を10回くらいはやっていました。筋力的にです。記録は飛躍的に伸びていたと思います。

今はウエイトは0。ベンチプレスでどれくらい上がるのは不明。弱いと思います。これも話に出ていたのですが「身体の使い方を考えるようになった」と言っていました。それに伴って体も動くようになってきたと。単純に筋力を上げるのではなくそれをどうやって使うのかを考えています。

「できない」が「できる」に変わることが楽しくなっているのかなという気はします。最初はできないことでも練習を続けていくことで「できる」に変わっていって楽しいと感じる。単純に走れるようになるというのではなくそのような部分から「楽しい」と思えるのかなと。

中学時代に「強い」と言われる選手でも高校ではうまくいかないことがあります。中学時代に陸上をやっていなかった選手が高校で陸上競技を始めて結果を出すということも多々ある。それは中学時代に「様々な動き」をやっていたのも影響しているのかもしれません。走る動きだけをやるのではない。色々な動きをしていた経験が「身体の使い方」などに影響をするのかもしれない。これも明らかに以前の練習とは変わっています。

前任校ではロングスプリント中心。かなり量に頼っていました。mihoが入学した時をきっかけにショートスプリントへ移行。量が劇的に減りました。ロングスプリントの時には「朝から夕方の練習があるというのがストレスだった」と言っていました(笑)。150mを7本3セット走るときもあったのでそれは「憂鬱」になると思います。走り込みという概念がほぼなくなっています。

よく分かっていないのですが「やらされる練習」ではなくなったかなと思っています。自分たちでやっている感覚。もちろん負荷的にはやっています。時間は前と同じくらい。それでも以前は「セット間10分」というような練習もありました。今は「スパイクを脱ぐのが休み」という感じです。道具の準備などの時間が休み。座って休む時間はありません。そこも違うかなと。

「一生懸命やることの楽しさ」であったり「変わっていく自分を感じる楽しさ」を分かってもらえるのかなと。そこは大きい気がします。「やったことがない」という部分が多いと思います。それをやるだけで新鮮さがある。できないことができるようになる。それも楽しい。

私自身、他の学校の練習を見ることはあまりない。学校で引きこもっていますから。他の学校の練習も楽しいのかもしれません。比較対象がないのでどこと比べるのか。うちの選手は「今の練習が良い」と言います。他の学校と一緒に練習をすることも特別望みません。良いことなのかどうなのか。

何を持って楽しいのか。私にはわかりません。それでも「楽しい」と思ってくれるのであればそれでいいと思っています。「これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」。論語の一説です。やっぱり「好きでやっている」人には勝てない。社会人選手が競技をやっている姿を見るとまさにこれだと思います。誰かから強制されるわけではなく「自分のためにやる」というスタンス。だから続けていける。

そういう感覚を持ってくれているのはありがたいなと思います。「型にはめる」という指導とはずいぶん変わってきているのかなと。「自主性を重んじる」という表面的な言葉ではなく、こちらも指示を出す部分はやります。困ったときには手を差し伸べる。そういう関係を作る中で分かってくることがある。そう思っています。

まとまりません(笑)。いいんです。書いているだけですから(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見守る

2019-03-22 | 陸上競技

木曜日。この日は予報通り雨。ここまできたら諦めの境地です。午後からは天気が持ち直すという予報になっていましたが、大幅に予定を変更する気にはならず。グランドが使えないことは変わらないだろうし。そう考えるとできることをやるしかないなと感じていました。

1人体調不良で休むとの連絡あり。少ない人数でやっていますからこういうのは痛い。故障が続いているのも多少影響しているのではないかと思います。気持ち的にもしんどい部分があるでしょうから。限られた人数でできることをやりたいと思います。

室内で地道に練習をする事に。この1週間で何回室内で練習したでしょうか。毎回同じメニューが来る時に室内になるのでメニューを変える事に。ただでさえ室内でやって気持ち的に盛り上がらないのに「また同じメニューか」というマイナスの要因が増えると集中できなくなります。飽きずにやるというのも必要かなと思っているので。

バランス系をやってからBDを使ってのスクワット。久しぶりに「補強+動き」を。これは鍛える事に加えて可動域を広げるための動きをするもの。さらにその後に走りに必要な動きを少し取り入れる。そんなに面白いメニューではないのですが観点は間違っていないと思います。全ての練習はここに基づいている。細かいことは言わずに見守る時間としました。

この辺りでハードルを使った股関節補強を入れていた気がします。「補強+動き」の前にやったのかもしれない。失われていく記憶(笑)。久々にやるのでアバウトになっている部分はありました。

男子が奇数になったので長距離からマネージャーを借りてきて手伝ってもらう事に。補強の補助も含めてですね。種目数が多いのでかなりの時間を要します。どうせ走れないんだからいいかなと割り切る。補強をする事が狙いではなく使えるようにしていく事が一番の狙いです。走ることも大切。しかし、それ以外も大切。

そこからセラバンド補強をやってアジリティ。狭いスペースでできる事が限られているので。ワンパターンになりつつあるのが面白くないですね。まだまだ工夫の余地がある気がします。発想が乏しいのかもしれないですね。練習パターンはかなり多くやっているつもりです。それでも飽きさせてしまうのではないかという心配がある。自分自身の指導スタイルを確立する事がまだできていないのかなーと。

股関節を使ってからハードルを使って柔軟性と動きを。改めて文字にしてみると結局同じようなことをやっている気がします。手を替え品を替え「同じようなこと」をやっています。

この辺りで感じたこと。人数が少ない割にはワイワイ言いながらやっているなという部分。そういえば前日にgt先生が「いつもこんな感じでやっているのか?」と言っていました。いまいちどういう意味なのかわかっていない中で「結構自由にやってるかも」という返事をしていました。良い意味の質問だったのか悪い意味での質問だったのか。

前任校や数年前までは結構ガチガチでやっていました。枠を決めてその範囲の中でやっていく。これが良いのか悪いのかは分かりませんが。与えられたメニューを必死でやるという感覚がありました。今でも同じだとは思いますが、考えてやる時間を増やしたりしています。その辺りも影響しているのかも。選手の性格的なものもあるかもしれないですが。

それでもやるべき事は全力でやっている。グダグダ感がそんなにない。気持ちの切り替えも出来るようになっているのかなと。まー、私は常に見守っているだけですが。選手たちの行動が少しずつ変化しているなと思っています。「陸上競技が好き」という感覚の中でやってくれるのは大きいかもしれません。速いとか遅いとかではなく。

ハードルドリルver2を。基本的なことをやる時間を作りました。ここも任せる。補強的な要素もあります。かなり動きが良くなってきた感じがあります。が、どうしても廊下や硬いところで練習をする機会が増えています。「足底が痛い」と言っている選手が多くいました。こちらが予定しているメニューをひたすらやるだけではなかなかそこは伝わらない部分。

選手との距離感。近いとよく言われます。このご時世なのであれこれ言われるのかもしれません。しかし、その都度状況を把握していくというのは必須ではないかなと。まー雑談が多くなっているというのもありますが。こういうその時その時の情報を把握していくというのは練習に対しても必要になります。

アスファルトの上でハードルドリルをやって走ろうかなと考えていたのですが諦めました。この日は走るのをやめよう、と。まーここ数日走れる時に走ろうという感覚の中でやっていたのでかなり疲労感があると思います。完全に落としていくというのは違うかなと思いますが、時として必要な考え方かなと。私が一人でやっているとどうしても練習が増えてしまうので。

ここも難しいところ。選手の意見を聞く。そうすると「キツイことはやらない」という傾向が出てきます。だから型にはめる練習パターンが増えてくる。しかし、最近のうちの傾向としては「やるべきことはやる」という当たり前のことができています。「きついからこの練習をやらない」というのはない。

michiが最後の練習の日に中学校の時との違いを話していました。「中学校の時は隙あれば休もうと思っていた」と。「高校ではやるのが当たり前だったから休まないのが当たり前」だと。私が不在であってもやるのが当たり前。一切種目を削ったりすることなくやっていたと。当然の話なのだと思いますが。こういう感覚の中でやっていくと「やるのが当たり前」になる。

話がそれましたが「キツイからやならない」という選択肢ではなく「無理してやる必要はない」という選択肢の中で走るのを止めました。シャフト補強がメニューに入っているのでそれをどうするか?と聞くと「やる」ということでした。いや、これも結構きついと思うのですが。必要なことはやる。ケアのために走る練習をしないという感覚だけだと思います。グランドの乾いた場所で実施することに。

最後に体幹補強を数種目やって終了。不足する部分だけ実施しました。

やることは明確。比較的明るい雰囲気の中で練習ができています。大きなことかなと。こうやってやっていく中で多くのこと感じてもらいたいと思っています。思うことがあるのでそれはまた別に。多分。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またもN工業来校

2019-03-21 | 陸上競技

水曜日。この日は終業式。そして一番下の息子の小学校の卒業式。結局参加していませんが。3人の子供たち、それぞれ今のカテゴリーから次のカテゴリーに進みます。それぞれのやりたい事をやってくれればいいなとは思います。

練習は午後から。N工業のポールチームが練習に来ました。毎回何を求めて来ているのかよくわからないですが(笑)。いつもの事ですが普通にうちがやる練習を中心にやるだけ。そこに参加してもらう。この日から1・2年生だけの練習になります。こちらとしてはこうやって来てもらえって力を貸してもらえることがありがたいなという感じです。

練習はバランス系から。いつも通りの流れで体幹強化サーキットも。メニューを増やしています。初めてやると結構キツイのではないかと思いますね。前回来てもらった時もやった気はします。記憶違いかもしれませんが。それなりに慣れてくれたらできる種目ばかりです。シーズンに入ったら回数を減らしていこうとは思います。継続はしたい。

セラバンド補強をやってからハードル股関節。鍛えた所をいかにして動かすか。ポール選手に必要かどうかは分かりませんが。この辺りはgt先生と少し話しをしながら。冬季練習ではその辺りのことを意識しながらやって来たとのこと。感覚的に近いならそれでいいかなと。繰り返しになりますがポール選手のための練習ではないので(笑)速い動きも入れながら進んでいく。

縄跳びで膝締めをやってからハードルドリル。ここは地道に。基本的な動きを繰り返しながらですね。そこからはスイッチングとラン。スイッチングランも。ここ最近はこの手練習が多い。というか走れる日が少ないので室内で出来るようなメニューが増えているだけなのですが。随分動きが良くなって来ているかなと。シューズで走るだけはなくスパイクを履くことで随分変わって来ます。できる限りのことをやりたい。

前半マーク、40↑30→を2本ずつ。初めてやるメニューなのでポール選手は戸惑いもあったと思いますが。それでもやり続ける。強制的にやりたい動きをさせるというのもあります。学校では専門練習が中心になるはずなのでこういう時にしっかりと走ってもらいたい。うちでしか出来ない練習を徹底したいと思います。

そこから120-90-40↑30→。追いかけ走の形で。少し差を広げすぎていたのでなかなか追いつけません(笑)もっと詰めるように言ってたのですがなかなか。N工業は女子が1人だけ。普段はなかなかそういう感じにはならないと思います。うちに来たら特別扱いはしません(笑)。女子だから出来ないという感じにはしないので。ひたすら追われると精神的にもしんどいとは思います。多分ここを求めて来てるはずなので。

休まずに補強。腸腰筋をやってから車系。久々ですかね。身体の軸を保ったまま動く。倒立歩行もやりました。これもなかなか新鮮だと思います。普段やらない動きをやる。ポールの男子が一人自立して倒立歩行をやっていました。まーうちのToもできますけど(笑)。ポール選手はこの手の部分がしっかりとできると良いのかなと思いますね。「やっとshokoに勝てる種目があった」と言っていました。逆にうちがN工業のメニューをやれば出来ないモノが多くあると思います。普段と違う練習をしているのだから仕方ない部分はあるのかなと。

バリエーションSSを。少し省略しながら。走るメニューだけではなく膝の引き出しで進む。スキップとシザース。これが走りにつながっていく。その感覚が作れるかどうかだと思いますね。普段やらない練習だと思います。その部分が本人の感覚につながるかどうか。うちの練習はあれこれやります。そのメニューがどういう意味を持つのか。そこが分かってくれると違うのですが。もちろん、直ぐに分かる話ではない。それでもやる事に意味があると思います。

最後に走る事に。140-120-90、120-90-40↑30→。うちでは最大の走練習かもしれないですね。負荷的には最大かもしれないですね。他の学校ではこれ以上走っているのではないかと思いますが。うちとしてはかなり良い動きをしてきました。gt先生が「あの子かなり速くなったね」と評価してくれていました。短距離に興味がないのでその評価はどうなのか分かりませんが(笑)確実に走れるようになっています。本気で戦う気でいますからね。

特別な練習はしません。私からすれば常に「普通の練習」です。それでもこうやってうちに来てくれることは本当にありがたいことです。感謝しなければいけないなと思っています。来てくれることでうちにもプラスになることが多くある。うちにきてやりたいと言ってれる人がいるというのはかなり珍しいですからね(笑)

少し時間がかかりましたが走りが良かったので問題なし。良い感じでした。感謝!、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする