火曜日。前日の練習が微妙でした。晴れもあれば雨もある。分かってはいます。以前のように声を荒げることはありません。こちらも我慢を覚えています。直線的に取り組みが変わってくれると良いのですがそれは難しい。そうであれば停滞期を迎えながらもその期間をどれだけ短くするか。
前日の練習後にミーティングをしておくように伝えていました。私が介在しておく必要はないと思います。以前、かなり揉めたことがありました。ミーティングをした時に暴言に近い発言があった。その時に「なぜ、顧問がその場にいて話を聞いていなかったのか」と指摘されることがあった。何かをすれば何かを言われる。しかし、自分達で話し合いをするという行為ができないようであれば困るのでは?全て私がやるのは意味がない気がする。分かりませんが。
練習開始前に少し話をしました。登録のこともあったのでそこにも触れながら。「数は力」です。が、うちにはその「数」がない。20人いるうちの2人が中途半端な取り組みをしていても残りの18人がきちんとできれば組織としての方向づけはできます。薄まるからです。しかし、5人のうちの2人がテンションが低かったらどうなるか。練習自体の質は一気に下がります。
本当に少ない人数でやっています。「少数精鋭」という表現になれば良いのですがそこまでの水準には達していません。本当に人数が少ないだけです。この状態で戦っていく。周りから何を言われようと私は今いるメンバーで過去のチームを越えたいと思っています。不可能だと言われるかもしれませんができると思っています。そのためにもう少し選手が自覚を持ってもらいたい。
15分近く話をしたでしょうか。ここ最近の感じからいえば最長だと思います。どれだけ話を理解してくれるのか。意欲の部分。遊んでいるわけではない。「足が痛い」けど練習を頑張った。それで試合の時に「あなたは努力したから2m前からスタートしてもいい」という話になるのであれば「頑張った」というのは評価されると思います。「頑張った」ことで競技面で利得になるのであれば良いのですが、スタートラインに立った時には全員が平等に扱われます。「頑張った勝負」ではない。
陸上競技はシビアです。どれだけ一生懸命に練習をしたとしても「速い者は速い」のです。練習を適当にやっていても速い者は速い。ここはどうにもならない事実。それでもうちとしては「最大限のことをやって強くなる」ことを目指します。簡単な話ではない。中学時代の実績だけで判断される。そうではなくて高校時代にきちんとした練習をして力をつけていけば良いなと感じています。そのことは絶対に譲れない。きちんと話をしておきたいと考えていました。
話をしながら前進することを考えてもらう。話をすればそれが結果につながるとは思いません。「自主的にやる」という方向性は保ちたい。しかし、それだけではない。ある一定方向へ方向づけするこもは必要だと思っています。進む方向が分からなければ何を言って迷うだけ。しっかりとやりたい。
全国的に見てうちは本当に無名。県内でも同様だと思います。私がこうやってblogを書いているので私個人を知っている人はいるかもしれない。もちろん批判的な見方で捉えられている方もいるという自覚の中で。練習に関してはかなり考えてやっています。一冬越えることで別人のように強くなることだってある。単純に練習していたらそれで良いというのではなく目的を持った練習をしていかなければいけないと考えています。そういう部分だけは強豪校と言われる学校や全国レベルの選手がいる学校に負けたくないなと感じています。
話はしました。こういう機会は貴重。コミュニケーションをとるというのは選手同士もですが指導者と選手も。進みたいと思っています。私だけがそういう想いではできない。もっと選手と話をしながら、想いを伝えながらやっていきたいと思います。
とりあえず記録しておきます。やります。