いよいよ、夫が被災した親戚へのお見舞いに行く事を決断。
4月4日、夫は東京に住む長男と二人で
朝7時に家をでました。
たまたま、決断したその日は
なくなった姪の三男(高校生)の火葬の日でした。
真っ先に火葬場へ行くことに・・・
11時到着・・・悲しみの中のお見送り・・・・・・・・・・
その後実家に・・・・・今まで広々とした田園風景だったところが
海と化して、母校の小中学校は水に浸かり
停電はまだ続き、いつ復旧するか見通しがつかないという。
自衛隊の方の捜索が続いていて
仮設の道路も、潮が引いている時じゃないと
実家にたどり着けない状態だったという。
幸い兄姉の家4軒は、すぐそばまで水は来ていたが
浸水することなく無事で
沢山の救援物資も届いていて感謝しているとの事でした。
その後、急ぎ、石巻市中心街の方の姉のところへ
そこもまた、満潮時には道路まで水が上がり通れなくなっていて
遠回りして、避難先の知り合いの家にやっとたどり着いたという。
ここもがれきの山にあ然としたらしい。
それから被災地塩釜の姪を見舞って一日フル回転。
予定していた親戚(9軒)の災害見舞いを済ませて
23時、無事帰宅しました。
かなり疲れていた様子の二人でした。
それでも、次の日、朝一番の新幹線で息子は会社に直行しました。
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写真はありませんでした。
「写真を撮るために駐車している車で渋滞を招く」
そんな報道も聞いていたし
故郷のあまりにも衝撃的な景色が目に飛び込んできて
写真を撮る、そんな心境でもなかったようですのです。