最近の報道で医師不足がどこの地域でも起きているのはわかっていても
なかなか、具体的な方策が見当たらないでいるようでしたが
この頃は、それへの取り組みが
各地域で具体的に動き始めた感じがします。
とは言っても、お医者さんが増えたのではなく
受診する側が「地域ぐるみで、お医者さんを守る」そんなニュースです。
29日の下野新聞には我が地域、黒磯那須地区でも
相談は→?0287・63・1100 も載っていました。
「昼間は込んでいるから
どうせただなら大きい病院へ」
そんな理由も
わからないではないですけど・・・
あるとき婦長さんの講話を聞いたときも
「これは病院に連れてこなくても・・・といった患者が増えている」
新米ママさんたちにしてみれば、これもわからないではないですね。
かつての私もそうでしたから・・・
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ですが、下の子がよちよち歩きの頃
確か咳が出る?、そのくらいの症状のときだったと思うのですが
近くの医院に行き、院内は込んでいるからと医院前の路上で遊ばせていました。
よちよち歩きの息子は、転倒して側溝の角に頭をぶつけて
それはそれは、大きなたんこぶができてしまったのでした。
「病院へ行って怪我させてくるバカがいるかー!」と、夫は大怒り
その後一週間夫は私と口をきいてくれませんでした。
(子どもの病気怪我、すべてが私のせいと考える夫にも問題ありと思うのですが・・・)
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そのとき、確かに、たいしたことのない症状で、病院に連れて行き
自力で治せるくらいの症状だったかもしれないのに
余分な薬をもらってきて、怪我までさせて
なんておろかな母親だっただろう・・・と、かなり反省をしたのでした。
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それからは、咳が出はじめたくらい
鼻水が出始めたくらい、微熱があるくらいの時は
手洗い、うがい、食事のバランスを考え
大根飴を作って飲ませたりなどの、民間療法でようすをみたのでした。
こんなことでも、ずいぶん病院に行く回数が減ったのです。
あの頃は、小児の医療費はただありませんでしたから
それなりの医療費も、削減できたって訳です。
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でも、医師不足の問題は
小児科だけの問題ではなく、大人、老人にも同じことが言えると思います。
せいぜい私も
「冷静な判断をして病院にいくことにし、日ごろの健康管理につとめたい」
そう思ったり
昔の出来事を、思い出したりしていた日でした。