娘つながりで、こんなこともありました。
手術の当日は大人が5人で、娘の周りをうろうろ、うろうろしてまして
次の日は、看病といっても、手も足も出ない状態の中
婿殿と主人と私の3人で、うろうろ、うろうろ
娘は歩き始め、身の回りのことは全部自分できるし、何もすることもない。
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そんな中
ちょうど札幌では、よさこいソーラン踊りの真っ最中でした。
こんなチャンスもめったにないことと
婿殿が連れて行ってくれました。
それはそれは、にぎやかで
見事な踊り子軍団が
そこらじゅうで踊りまくっている感じでした。
若者がこんなにも燃え、真剣な姿はまぶしいくらいに活気がありました。
いえいえ、若者だけではなく
お子さんやおばちゃんもたくさん踊っていました。
おじさんは?ほんの少し?かも・・・
芸能人やテレビ局のスタッフなどもいて
札幌大通り公園は、病院とは別世界でした。
通りに備えられた、有料の席のチケットは安い料金で空席が
たくさんありましたが、娘のことを考えると、そうはゆっくりしている時間もなく
雰囲気だけを味わってきました。
わざわざ、よさこいソーラン祭りだけを見に来ることはないと思うと
ひょいっと来て見れたことは、とてもラッキーでした。
娘からご褒美をもらった感じで
「あなたのおかげで、いい思いさせてもらったわ。ありがとうねっ」
って言ったら、娘はまんざらでもなさそうに、ニコッとしてくれた。
両親にべったりされているのも、重いものを感じていたのかもしれません。
こんなときの親子関係も、特別な思いがあるものなのですね。
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そんなことを思いながら・・・
それにしても、娘はいい婿殿に恵まれ
ずっとついていてくれた、同居ではない嫁ぎ先の優しい両親にも恵まれ
幸せ者だとつくづく感じてきました。
今回の娘の病気では
家族、親戚の絆が深くなったプラス効果も与えてくれました。
気がつけば、カンレ家の夫婦喧嘩もしていられない状況に気づき
思わぬ波及効果もあったのでした。
このまま、持続したいものですが・・・
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もう一つの気づき
娘は意外にわがままで、頑固が発覚!
夫に似たのか?私に似たのか?定かではないが・・・
これからでも遅くはない、嫁ぎ先の色に染まってほしい。