皆さんこんにちは。「稼げる!プロコン育成塾」24期生の佐藤真武です。
冒頭、稼プロ!の皆さんにお詫びします。第6回講義の「手紙」ですが、大変な失態をお見せすることになってしまい申し訳なく思っております。
思いを伝えたい人に、ということでしたので、真っ先に亡くなった友人や同僚を思い浮かべたのですが、
「待てよ。前向きな講義で暗い話はよくない」
と思い直し、将来のある孫の話にしました。しかし、いざとなると抑えようのないじじ心が発露してしまい、あのようなみっともない本番となってしまった次第です。
課題が「思いを込める手紙」だったため、何人かは言葉を詰まらせながら、だろうなという自分の想像は甘く外れ、皆さんすらすらと、中には自分の鼻に向かって手紙を読んで笑いを取る同期が現れたりで、なんと自分は場の想定ができないのかと自らを恥じました。
私にはそういうところがあります。けっこうな確率で空気感を読み違えます。あるとき優柔不断で根暗でぼんやりした性格を与えられて生まれてきたのが嫌になり、自らその性格を矯正しようと試みを続けました。その成果があって、根暗なのに陽気、スパッと決めて間違える、眠そうな顔して声はでかいなど、オリジナルを残したままのまだら模様的性格に仕上がってしまっています。
私は今でも、不意に昔の失敗を思い出し、ひとり「うわっ!」とか、「あーあ」とか声を出して悔やむ癖があります。もちろん傍らに誰かいるときにはしません。電車の中で急に「わー!」とか言ったら、私は正真正銘変な人です。そんなことはわかっています。
幼稚園の参観日に木琴合奏をやったが、私一人音を外し切ったこと。親戚一同のバス旅行で、歌を歌わなかったばっかりに母親に泣かれたこと。校庭で一年生が育てた苺を食べて全校朝礼で立たされたこと。転校した初恋の女の子に思い切って手紙を出したのはいいが、返信の封筒に入っていた大人びた写真を見て気後れしてしまい返事をしなかったこと。中3で病気をしてしまい、内申の点数が振るわず希望の高校に行けなかったこと。就職面接用の履歴書の1枚に軽音学部卒と書いたまま送ってしまったこと。徹夜続きのギフトセンター勤務で接客中に寝てしまい、お客様相談室から呼び出しをくらったこと。病院の父を見舞って帰るとき、手を振る父に一言も返さなかったこと。そして父は亡くなった。。
一人でいるとき、本当に突然「うわっ!」とフラッシュバックするのは、いつもそんな昔の出来事です。私の中では、それらすべてが人生で「取り返しのつかないこと」に認定されています。
失敗は取り返せない。だから今日はいい一日を過ごせるようにと願う。しかし、だいたい、何かを失敗する、そんな毎日を続けています。
第6回講義の懇親会の席で、何人かの先輩や同期に、「そんなことない。よかったよ」的な言葉をかけていただきました。「感情を込めながら、伝えるべきことは伝えなければならない」という課題にまったく到達しなかったわりには、別の何かが伝わったと言っていただいたようでした。
志倉先生の講義に、「毎日よかったことを2つ書く」というのがありました。いまだに天気が良かった程度のことしか書けない日が続きますが、その日は自分の気持ちを抑えて「何かを伝えられたかもしれない」と書きました。
守ること。変えること。私は何を変えずに守るのか、未だに明確な言葉で表すことができません。しかし、人生の発点まで遡って失敗を悔いるという態度はそろそろやめようと思います。
自分が好きになれず、自分で考えて変えてきたまだら模様の今の自分。ですが、まだらも進めば多少は整うと楽観し、常に自分の発想、態度を変える努力を惜しまず続けようと思います。
「毎日よかったことを2つ書く」は続けます。天気以外のよかったことを書ける日は近い!と信じて。
早速のコメントありがとうございます。小論文の締め切りが迫る中、昨夜苦し紛れに書きました。今読み返して赤面しております。これも失敗ですね。
軽く自己嫌悪でしたが、失敗は成功の母。これからの成功のための貯金だと思って、まずは稼プロ!頑張ります。ありがとうございました。
想いが伝わることで、人の心は動くことを身をもって学ばせて頂きました。
「根暗なのに陽気ww」私も似たような所があります♪
企業経営も「レジリエンス」が大事と言われます。
失敗は、チャレンジした証、と自分の勇気を褒めてあげて下さい。