事務局(23期生)の永岡です。
衛星利用ビジネス検定β(ベータ)版というものに挑戦し、8月にその解説会イベントに参加致しました。この検定は国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)および株式会社天地人、株式会社sorano meが開発しているものです。ビジネス検定の事業化を目指し、プロトタイプとしてβ版が7月22日から1週間インターネット上で行われました。
私は宇宙や衛星データが未来のビジネスに与える影響について興味があり、23期のメンバーチームを組み、情報収集に励んでいます。7月にβ版が開催されるというプレスリリースを読み、門外漢ではありますが挑戦してみました。概要は以下の通り。(株式会社天地人HPより抜粋)
【問題数】50問選択式
【必要時間】60分~60分
【想定受験者】キャリア志向の社会人や新規事業担当、学生まで幅広く募ります。
テキストなどはありませんが、出題範囲などはある程度示されています。
大枠は以下の6分野です。
①歴史と今のトレンド:世界の宇宙機関の概要、民間事業者の台頭など
②人工衛星とは:人工衛星の概要、軌道や運用方法、地上インフラ、作り方など
③地球観測衛星とそのデータとは:光学衛星の波長とそれで見えるもの、など
④社会への価値:衛星データが何に使われているか、公共的な活用、など
⑤ビジネス環境:宇宙事業のバリューチェーン、ビジネスモデル、など
⑥法律、プラットフォーム:宇宙法の概要、法的な制約や注意点、など。
診断士として、④⑤⑥は非常に気になるテーマではないでしょうか。
8月の解説会イベントに参加し、実際に検定を作成にかかわったJAXAや各事業者様によりβ版のフィードバックを頂きました。全受験者数は183名。平均点は58.4点。ちなみにJAXA職員は72点だったそうです。私は42点。相当に精進が必要です。
(※写真はJAXA職員対受験者の得点結果のフィードバック。撮影可の非常にオープンな会でした)
イベントの中でJAXAの方が述べられていた2つの事が印象に残りました。一つ目は衛星データ活用の専門家が圧倒的に不足している。二つ目は宇宙を使うには他の事を知らないといけない事です。β版参加者の業界内訳は、製造業と情報通信業がそれぞれ3割弱で、全体の6割を占めていました。私が所属する金融業、保険業は4%でした。多様な業界に接する診断士は、活躍できる機会が今後増えてくるのではないでしょうか。
正式版がリリースされたらリベンジできるように、今後も知見を広げていきたいです。
私も宇宙のことに興味がありますが、まだガンダムレベルです。アニメとは言え、軌道エレベーターや火星開発等のテーマが出てきてワクワクして見ていました。
私も宇宙ビジネスを勉強してみます。
結果画面が、対戦ゲームみたいで面白いです。
宇宙そのものにもワクワクしますね。昔は国家的なプロジェクトだった宇宙も、ビジネスとして身近になりつつありますね。新しくどのようなビジネスが生まれてくるのか、本当に楽しみです。