蝶人物見遊山記第322回 & 鎌倉ちょっと不思議な物語418回
キャッチィ?なタイトルがつけられ、5つの国宝、15の重文が並んでいるが、私が盗んで持って帰りたいほどの魅力的な「名宝」が出品されているわけでもない。
いつもガラガラの室内で、珍しくも美貌の女性学芸員が7,8名の老齢者を率いて展示品の解説をしているのに出喰わしたが、いかんせん声が小さすてよく聞き取れない。携帯マイクで歯切れよく喋る文学館の山田さんを見習いなさい。
帰ろうとしたら、下らないことで館長を呼び出して居丈高に叱りつけている、アソウとアベを足して2で割ったような後期高齢者を見かけたが、人間、ああはなりたくないものだ。
なお当展は来る11月17日まで開催ちう。
面白くなき世をいかにも面白く飾り付けるが天皇制か 蝶人