あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

逗子文化プラザなぎさホールで「ぶどうの会コンサート」を聴いて

2019-11-14 15:10:25 | Weblog


音楽千夜一夜第438回& 蝶人物見遊山記第323回



昨日は美容院へ行った妻と待ち合わせて女声合唱団「ぶどうの会」による第11回チャリテイコンサートに行ってきました。

鎌倉市の障害児の保育や福祉活動などに地道に携わってこられた歌うことが大好きなおばさんたち19名による、2年に1度のコンサートの売り上げは、全部福島市の共同診療所の建設基金にカンパされます。

アマチュアのおばさん、というても侮ることなかれ、合唱の基礎をマスターして経験を積んできた彼女たちは、この日杉山範雄選手の指揮と石原朋子さんのピアノにあわせて、ラインベルガーのミサ曲、村上博子作詩、高田三郎作曲「遥かな歩み」、岩河智子編作「中山晋平10のメロディ」(うち7曲)、星野富弘作詩・なかにしあかね作曲「花の風」を2時間にわたって熱唱し、万堂の観衆から万雷の拍手と歓声を受け取りました。

わたくし的にはやはり中山晋平のおとなのための童謡曲集がことのほか身に沁み、吉井勇作詞による「ゴンドラの唄」では涙を抑えることができませんでした。



「フロイデ」を独逸語で歌わぬベートーヴェンの第9を「合唱」とは呼べない 蝶人

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