あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

福田和也著「総理の女」を読んで

2020-04-17 11:05:47 | Weblog


照る日曇る日 第1387回

伊藤博文、大隈重信、原敬、山縣有朋、桂太郎、高橋是清、犬養毅、山本権兵衛、近衛文麿、東條英機の10名の宰相の妻妾を論じて、その人間性の探求に及ぶという下世話にして興味津々たる大企画ずら。

されどいくら探しても「安倍蚤糞の女」が出てこないのが、まことに残念。

しかし山縣とか東條とか、ほんとどうしようもない政治家でも、じつは妻とか情人を溺愛した、なんていわれてもなあ。それにしても近衛って、本当に最低の政治家だったなあ、とそこは共感。

   障害者より自分は偉いと思う人みな植松聖の仲間なり 蝶人
コメント
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