照る日曇る日第1506回
この手紙の書き手であるヤコブについてはいろんな説があるようだが、その内容と語りかけを聞いていると、パウロのようなはったりのない大人しく篤実な性格の信徒であったような気がする。
2章では、金持ちと貧乏人の分け隔てをしてはならないとか、口先だけで実行を伴わない信仰は虚しいと説き、3章では「舌を治めることのできる人は一人もいません。舌は制することのできない悪で、死をもたらす毒に満ちています」と説いて迫力がある。
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国が出す金で旅行し飯を喰う どこか間違っているのではないか? 蝶人