あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

フルトヴェングラーの「独逸鎮魂曲」を聴いて

2021-03-05 11:20:03 | Weblog

音楽千夜一夜第464回

久しぶりにフルヴェンを聴いてみました。旧EМI録音をワーナーが2018年にリマスターしたブラームスの6枚組CDである。中身はウイーンとベルリンフィルを振った4つの交響曲に加えてメニューインのバイオリン、フィッシャーのピアノ協奏曲など。

交響曲はこんなに遅いテンポでいいのか、というくらいおっとりしていて、フルヴェンというてもやっぱり時代物になったかなあ、と失望落胆したが、意外なことには、6枚目の「ドイツ・レクイエム」がとても良かった。

ストックホルムのオケと合唱隊による録音年月不明のCDで音は貧弱だが、この曲を聴いてこれほど感動したのははじめてでしたね。

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