あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

長野ヒデ子作「せとうちたいこさん ふじさんのぼりタイ」を読んで

2021-03-17 14:09:51 | Weblog

照る日曇る日 第1549回

この人の絵本を、はじめて手に取りました。
海から見上げてかっこいいと思ったタイたちが、一同うち揃ってその富士山に登る話であるが、やたらデテールを細かく描写してあるんのです。
登山の準備道具のあれこれや、富士山の仲間や頂上にかかる雲のいろいろは、それは確かに上級生のお勉強の材料にはなるだろうが、それがなんとなく知識過剰の「印象を与えるし、面倒くさいしうざったい。
もっと「富士山の本質」にずばり踏み込んだ絵本に挑戦してほしかったなあ。


  昼メシを喰うておれば上の歯が突然バキンと音立て激痛 蝶人
コメント
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