西暦2023年文月蝶人映画劇場その3
闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3348~52
1)デクスター・フレッチャー監督の「ロケットマン」
エルトン・ジョンの半生を描く自伝的音楽映画。
2)ゴンザロー・ベンダラ監督の「マッド・プロフェッサー」
重病の妻の手術代を工面するために教え子に保険金殺人を依頼する教授の悪巧みを描く2015年のスペインのサスペンス映画。
3)ルネ・クレマン監督の「鉄格子の彼方」
放浪の殺人犯ジャン・ギャバンと有夫のイザ・ミランダの1949年の悲恋物語で、結末が殊に哀れなり。
4)ジャン・ルノワール監督の「獣人」
ゾラ原作、ジャン・ギャバン主演の1938年の殺人事件だが、どうもこういう遺伝子原因モノは始末におえないずら。
5)丹野雄二監督の「あげてよかった」
タイピストの女子社員が部長に処女を捧げて「あげてよかった」と部長夫人もいるところで告白するという1958年のある意味物凄い映画ずら。
この国に愛想を尽かされるその前にこちらから愛想を尽かしたい 蝶人