ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Sin After Sin / Judas Priest

2021年04月06日 | ハードロック・へヴィーメタル

Sin After Sin / Judas Priest (1977)

ずっと以前からこのブログを読んで下さっている”ひろし”さんお勧めの、ジューダス・プリースト(Judas Priest)1977年の作品「Sin After Sin(邦題:背信の門)」のリマスター盤CDを購入。オリジナルにボーナス・トラックが2曲追加されている。この作品がメジャー・レーベル(CBS)移籍後の初作品だったのだそう。プロデュースはあのディープ・パープル(Deep Purple)のロジャー・グローバー(Roger Glover)。何でも一度解雇されたが、上手くまとまらずまた呼び戻されたとか。ドラムはバンドにこそ所属しなかったが、腕っこきのサイモン・フィリップス(Simon Phillips)が起用されている。この人、1988年のミック・ジャガー(Mick Jagger)のソロ公演(於:名古屋国際展示場)で観たなァ。

すっかりジューダス・プリーストにハマっている昨今(今頃?…)、色々なアルバムや編集盤を聴いているが、しっくりくるのは80年代前半以前の曲が多い。このアルバムも質感と言うか、雰囲気がいかにも70年代のブリティッシュ・ハード・ロック様式を体現していて、後に出てくるややポップな面は抑えめ。この独特の暗さがいい。当時話題となったろうフォークの女王、ジョーン・バエズ(Joan Baez)のカヴァー「Diamonds And Rust」もしっかりと自分達のものにしていて、すっかり彼らの定番曲になったのはさすが。それにしても大胆な選曲だ。

難儀なのはアルバム1曲目の「Sinner」。自分はこれ、最初に聴いたのが随分昔の「タモリ倶楽部」の空耳アワーだったので(笑)、どうしたってサビの部分がこう聴こえてしまう…。

「(Sacrifice to vice or die by the hand of )the Curse and damn you all you'll fall by the hand of the Sinner!」

 ”母さんは言う「こういうパーマは変だ」と、死のう!”

 

amazonにて購入(¥777)

  • Label : HVM
  • ASIN : B00005OM5H
  • Disc : 1
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Priest In The East : Live In Japan / Judas Priest

2021年02月05日 | ハードロック・へヴィーメタル

Priest In The East / Judas Priest (1979)

着実に所有枚数を増やしている(笑)ジューダス・プリースト(Judas Priest)。今回購入したのは初期の集大成ともいえる1979年の2度目の来日公演を収録したライヴ盤「Priest In The East」。かつてアナログ時代はEP付属だったりしたそうだが、現在は世界的に13曲収録したヴァージョンに統一され、タイトルも「Unleashed in the East」となっているようだ(ジャケも若干違う)。ライヴ・レコーディングされたのは東京公演(新宿厚生年金会館と中野サンプラザ)だそうだが、ロブ・ハルフォードの喉の調子が悪く、後から取り直された部分もあるのは有名な話(らしい)。

のっけから疾走するバンドの演奏に、ロブ・ハルフォードの絶頂高音ヴォーカルが加わって凄いのなんの。実は厚生年金会館のブート音源を持っていて少し比べてみたのだが、曲順は変えてあるし、CDではEPで追加された部分はそのまま後ろに追加されているので、コンサートそれ自体の流れは再現されていない(ブートで聴くとロブのヴォーカルは問題なく凄いのだが…)。オーヴァー・ダブがヴォーカル以外にあったかどうか聴き比べていないし、しっかり編集はしてあるようだが、演奏力も構成力も高くて素晴らしい。この頃のロブの高音の伸びは驚異的。ザクザクと刻まれるギターの音も快感。このアルバム以降はバンドのフェーズが世界規模にシフトするようだが、ここに収録された70年代の曲はどれもしっかりと練り込まれてキャッチーでかっこいい(ベタ褒め・笑)。これ中学生ぐらいの時に聴いていたら絶対ファンになっただろうし、自分の音楽趣味もへヴィー・メタルな方向に行っていたかも(笑)。押し入れに眠っているデカいスピーカーを取り出して爆音で聴いてみたいナ。

70年代って色々なバンドが日本公演を録音してライヴ・アルバムを作っているが、どれも質が高くてびっくりする。それがバンドを代表するライヴ・アルバムになっていることもしばしば(Deep Purple, Beck, Bogert & Appice, Santana, Miles Davis, Bob Dylan, Cheap Trick  etc...)。バンド側の意向か日本のレコード会社の意向か分からないが、実現させるには障壁が多いだろうし、今と違って意思疎通も時間が掛かって難しかっただろうから、当時の日本のレコード会社の熱意と、主に録音を担当した日本人エンジニアのスキルには本当に驚く。ジミー(Jimmy Page)さん、71年と72年に持ち帰ったレコーディング・テープ、もうそろそろ解禁にしてくれないかい?(笑)。

ネットにて購入(¥400)

  • Label : エピックレコードジャパン
  • ASIN : B00000719P
  • Disc : 1
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PWR/UP / AC/DC

2020年11月16日 | ハードロック・へヴィーメタル

PWR/UP / AC/DC (2020)

何を差し置いてもこれ。AC/DCのニュー・アルバム「PWR/UP(Power Up)」が発売された。聴覚に問題が出てバンドを離脱していたブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)が復帰、問題(殺人教唆?)で逮捕されてこれまたバンドを離脱していたフィル・ラッド(Phil Rudd)も復帰、引退宣言をしていたクリフ・ウイリアムズ(Cliff Williams)も復帰して、マルコム(Malcolm Young)の死後、めでたく現在考えうるオリジナル・メンバーが揃ってのアルバム完成。前回ツアーではヴォーカルにガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のアクセル(Axl Rose)が代役に立っていたので、すわ、このままバンドに…なんて思っていたので一件落着(→ガンズでのアクセルは嫌いじゃないですが)。

1曲目からもう笑ってしまう程いつもの通りのAC/DC節。その音楽性、金太郎飴の如し。これをワンパターンと言ってしまっては敬意が足りない。こうあることが絶対で、それを裏切らないのがAC/DCなのだ(←ほとんど宗教・笑)。マルコムが亡くなろうが、メンバーが離脱しようが、いつだって全くブレないアンガス(Angus Young)の鉄の意志が凄い。ここ何年かのインタビューを読んでもアンガスだけは自信に満ち満ちていて何も心配していなかった。本作でもアンガスのリフは冴えまくっている。プロデュースは前作、前々作と同様にブレンダン・オブライエン(Brendan O'Brien)。特に新機軸を打ち出す訳でもなく、いつも通りのAC/DCを演出したのは見事。よく分かってらっしゃる。相変わらず07のような曲を挟むのも心憎い。例えばこのアルバムの中の曲を聴かされ、90年代以降の「○✕」というアルバムの曲だって言われても「あ、そうだっけ」と言ってしまいそう(笑)。過去2作でも今作を聴いてみても、AC/DCのアルバムは誰もが知るような強力なヒット・シングルがある訳でなし、豊かな音楽性を誇る訳でなし、ただ”AC/DCを楽しむ”ように出来ているので、いわゆる名盤にはなりにくいけれど、もうチャック・ベリー(Chuck Berry)を聴くのと同じ次元になっているのだと思う(→強烈なえこひいき・笑)。

amazonにて購入(¥1,681)

  • Label : Columbia
  • ASIN : B08KGT79CH
  • Disc : 1
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Edward Van Halen (1955-2020)

2020年10月08日 | ハードロック・へヴィーメタル

エディ・ヴァン・ヘイレン(Edward Van Halen)が亡くなった。以前から重い病気で療養中だと伝えられていたし、ここ何年かはあまり表に出なくなっていたので相当良くない状況なんだろうというのは想像出来た。が、まだ65歳。すでに様々なスタイルが出尽くしていたかと思われたハードロックのギターに革命をもたらし、だれもがエディのギター・スタイルを真似て、彼が易々とやってみせたハンド・タッピングやアーミングを同じように曲に取り入れようと試みた。けど結局彼のように自然に音楽に溶け込ませることが出来たアーティストはいなかったナ。

彼のギター・プレイはウェットな所(つまりブルーズ)を感じさせず、いつもカラッと渇いていて、彼がギターを弾いている時の屈託のない笑顔のように明るいものだった。自分は彼らをずっとリアル・タイムで聴いてきた訳ではなく、初めて意識したのは82年に開催された「USフェスティヴァル」のTV映像からだっただろうか。その後にまだ世に出たばかりのソニーのコンパクト・ディスク・プレーヤーを買い、長姉に資金援助してもらい最初にまとめてレコード屋で注文して買ったCDの中に彼らのファースト「Van Halen」があった。ちなみのその時に一緒に買ったCDは、T・レックス(T Rex)の「Electric Warrior」、ヴェルベット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)の「The Velvet Underground & Nico」、ジェームス・ブラウン(Jame Brown)の「CD of JB」、セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の「Never Mind The Bollocks He're is The Sex Pistols」。今でも全て持っていてずっと愛聴している。

もちろん誰もがそうだったように「Eruption - You Really Got Me 」の流れに一発でやられ、近所の迷惑を顧みず何度も何度も爆音で鳴らしたっけ。レコード(CD)で聴いても凄いし、映像で見たらなお凄い。「ん、どうしたの?」と言わんばかりの子供のようなニコニコ顔であの超絶プレイ…。自分はデイヴ(David Lee Roth)のヴォーカルしか受け付けなかったので、サミー・ヘイガー(Sammy Hagar)以降のヴァン・ヘイレンはほとんど聴いていない。なので彼らの活動を振り返るのはいつも「Studio Albums 1978-84」と最近作で完結。ちなみに何度も繰り返し聴いてしまうお気に入りの曲は「Ice Cream Man」「Everybody Wants Some!!」、「Unchained」、「Hot For Teacher」かな。彼らならではの能天気な馬鹿馬鹿しさ満載で、エディのリフやソロ・プレイも飛びっきりだ。復活した彼らのライヴを最後に愛知県体育館で(しかも結構いい席で)観ることが出来て良かった。R.I.P.

 

 

  Edward Van Halen ( 1955-2020 )

 

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Metal Age: The Roots of Metal / Various Artists

2020年09月09日 | ハードロック・へヴィーメタル

Metal Age: The Roots of Metal / Various Artists (1992)

この歳になってからジューダス・プリースト(Judas Priest)を聴き始め、いわゆる”へヴィー・メタル”というジャンルに対しての昔からの先入観が消えつつあるこの頃、ライノから発売されたこんなCDを購入。「Metal Age: The Roots of Metal」と題されて、文字通りへヴィー・メタルの祖と呼ばれてもおかしくない数々のバンドの曲を収録している。気になる内容は以下の通り。

01 Beck, Bogert, Appice - Superstition 
02 UFO - Doctor Doctor 
03 Johnny Winter - Rock And Roll, Hoochie Koo 
04 The Runaways - Cherry Bomb 
05 Ten Years After - I'd Love To Change The World 
06 Bachman-Turner Overdrive - You Ain't Seen Nothing Yet 
07 Robin Trower - Bridge Of Sighs 
08 Angel - Cast The First Stone 
09 Status Quo - Caroline 
10 Cheap Trick - Stiff Competition 
11 Wishbone Ash - Queen Of Torture 
12 Hawkwind - Silver Machine 
13 Blue Öyster Cult - Hot Rails To Hell 
14 Spooky Tooth - I Am The Walrus 
15 West, Bruce & Laing - Why Dontcha 
16 Motörhead - Ace Of Spades

錚々たる面々の有名曲が収録されている。こういうコンピの内容の濃さは流石ライノならでは。へヴィー・メタルの祖は誰かっていうお題は大昔からずっと出されていて、ギターのファズの効いたキンクス(The Kinks)の「You Really Got Me」やストーンズ(The Rolling Stones)の「(I Can't Get No) Satisfaction」だという人も居れば、ビートルズ(The Beatles)の「Helter Skelter」という人、いやいやそりゃツェッペリン(Led Zeppelin)だろっていう人、クリーム(Cream)やジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)だという人も居て、不毛な議論になりがち。そもそもハード・ロックとの境だってほぼ無いので、聴いている人の感覚というか気持ち次第。自分だってここに収録されている曲の半分以上は何らかの形で所有しているか聴いたことがあるが、当然へヴィー・メタル(あるいはその始祖)と認識して聴いたことは無い。なのでここに収録された曲群も全て正解だし、全て不正解なんだろう。でもどの曲も文句なしにカッコイイ。

中古店にて購入(¥550)

  • CD (1992)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Rhino/Wea
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Heavy Nuggets (MOJO Magazine) / Various Artists

2020年09月01日 | ハードロック・へヴィーメタル

Heavy Nuggets (MOJO Magazine) / Various Artists (2007)

おなじみ英音楽誌「MOJO」の2007年12月号の付録CDは、副題が”15 Lost British Hard Rock Gems 1968-1973”とあるように、あまり知られていないハード・ロックのカッコイイ曲を集めた内容。以前に同シリーズの「Vol.2」と「」を購入している。収録アーティストと曲は以下の通り。

01 Terry Reid - Tinker Taylor
02 Pretty Things - Old Man Going
03 The Open Mind - Magic Potion
04 Mighty Baby - Egyptian Tomb
05 Second Hand - Rhubarb!
06 Leaf Hound - Freelance Fiend
07 Atomic Rooster - Night Living
08 The Move - Don't Make My Babe Blue
09 Slade - My Life Is Natural
10 Possessed - Climb The Wooden Hills
11 Procol Harum - Long Gone Geek
12 Blossom Toes - Peace Loving Man
13 Luv Machine - Witches Wand
14 Pete Brown & Piblokto! - Aeroplane Head Woman
15 Warhorse - Solitude

見ての通り、ブリティッシュ・インヴェイジョンに類するバンドから、のちにはプログレッシヴ・ロック、グラム・ロックという分野で語られるバンドまで盛り沢山。自分の好きなスレイド(Slade)も収録。01のテリー・リード(Terry Reid)はツェッペリン(Led Zeppelin)のヴォーカリスト候補だったはず(確か断ったんじゃなかったかな)。この頃の流行もあったんだろうけれど、70年代前半のギター・バンドの音はぶっといのが印象的。映像を見るとみんな長髪に地味なシャツ+パンタロン(←死語)なんだけれど(笑)。

CDをしまおうとして、同じ背表紙が目に入る…。あれ?これ持ってた(←またかっ!)。やっぱりなー、パート2と3を持ってて1を持ってないなんてある訳ないもんなァ…。

オークションにて購入(¥450)

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The Essential Judas Priest (Limited Edition 3.0) / Judas Priest

2020年08月08日 | ハードロック・へヴィーメタル

The Essential Judas Priest (Limited Edition 3.0) / Judas Priest (2009)

オリジナル・アルバムを集めようかな、なんて言いながら(←実際集めているけど)”コンピ盤好き”なもので、安かったからとまたこんなCDを買ってしまった。「The Essential」シリーズのジューダス・プリースト(Judas Priest)版デジパックCD3枚組。”3.0”と謳っているのは、通常の2枚組に加えて1枚ボーナス・ディスクが付いているから(その3枚目のヴォリュームは中途半端だが…)。以前もエアロスミス(Aerosmith)でこの3.0ヴァージョンを購入した覚えがある。

曲順はランダムで、にわかファンの自分には、一部の有名曲を除いて調べないといつの時代の曲か分からないけれど、しっくりくるなァと思う曲を後から調べると大抵70年代の、つまり世界的大ヒット以前の曲だというのが自分でも興味深い。音の感触の違いもあるのかな。バカバカしいまでの様式美を苦手としていたのはいつのことやら、すっかり快感になってドライヴ中に鳴らしたりして楽しんでいる。今頃になってロブ・ハルフォード(Rob Halford)がゲイだと知って驚いている…。トレント・レズナー(Trent Raznor)のプロデュースでアルバム(「Voyeurs」TWO名義)を発売していたことも全然知らなかった…。次はそれかな。

オークションにて購入(¥615)

  • CD (2009/9/14)
  • Disc : 3
  • Format: import, Best of, Limited
  • Label : Sony Legacy
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Screaming for Vengeance / Judas Priest

2020年06月29日 | ハードロック・へヴィーメタル

Screaming for Vengeance / Judas Priest (1982)

順調にディスクが増えていっている(笑)ジューダス・プリースト(Judas Priest)。今回購入したのは1982年に発表された8枚目のオリジナル・アルバム「Screaming for Vengeance(邦題:復讐の叫び)」のリマスター盤。2曲のボーナス・トラック(ライヴ)も収録されている。本国イギリスのみならず、アメリカやカナダでも大ヒットしたアルバムだそうだ。バンドをあまり知らなかった自分でも耳慣れているヒット曲「You've Got Another Thing Comin' 」も収録されている。

これぞという荘厳で思わせぶりなイントロの1から、ガッとギアを入れてアクセルを踏み込み、疾走する2への流れがカッコイイ。なるほど快感。こういうのはまさにへヴィ・メタル的。その礎のひとつをこのバンドが積み上げたのだろう。ロブ・ハルフォード(Rob Halford)のヴォーカルにはハイ・キーでも艶があり、K・K・ダウニング(K. K. Downing)とグレン・ティプトン(Glenn Tipton)のギターはザクザクとリフを刻む。アルバム全体のまとまりも良く、バンドの好調さが見て取れる。オッサンになったので今は小さなスピーカーでチマチマ鳴らしているが、これ大きなスピーカーで聴いたら最高に気持ちいいだろうなァ。倉庫にしまってある大口径のスピーカーを出してみたい欲求が…。学生の頃は若気の至りで平気で鳴らしていたが、田舎とはいえご近所の皆さん、その節は大変申し訳ありませんでした…(笑)。

オークションにて購入(¥580)

  • CD (2001/5/30)
  • Disc : 1
  • Format: Expanded, Original Recording Remastered, Import
  • Label : Sony
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Heavy Metal Hits Of The 80's / Various Artists

2020年05月24日 | ハードロック・へヴィーメタル

Youth Gone Wild : Heavy Metal Hits Of The '80s Volume 1 / Various Artists (1996)

随分とオッサンになったのに今頃になってへヴィー・メタルを聴き出す不思議(笑)。ジューダス・プリースト(Judas Priest)のアルバムを何枚か買った後にはこんなコンピも買ったのだった(安かったからだけれど)。ライノ(Rhino Records)から出た80年代のへヴィー・メタルのコンピ盤の第1弾。この頃のライノの編集盤はどんなテーマであっても信頼度95%。ライノ編集じゃなかったら買わなかったかもしれない。収録されているアーティストは以下の通り。

01 Scorpions - Rock You Like A Hurricane 
02 Poison - Talk Dirty To Me 
03 Dio - The Last In Line 
04 Ratt - Lay It Down 
05 L.A. Guns - Never Enough 
06 Judas Priest - Parental Guidance 
07 W.A.S.P. - Blind In Texas 
08 Motörhead - Ace Of Spades 
09 Accept - Balls To The Wall 
10 Rainbow - Street Of Dreams 
11 Krokus - Screaming In The Night 
12 Y & T - Summertime Girls 
13 Twisted Sister - We're Not Gonna Take It 
14 Quiet Riot - Cum On Feel The Noise

多感だった(はずの)80年代中頃。当時はまだレコード→CDの需要過渡期だったこともあったが、LPは1枚2,500~2,800円、CDは¥3,300位と値段も高く、ガキの小遣いでは到底自分の興味をカヴァー出来なかったので、当時すでに働いていた長姉をそそのかしたり(笑)、”レンタル・レコード”まで利用してせっせとLPからカセット・テープに録音する毎日。当時へヴィー・メタルを聴いていなかったとはいっても観るもの全て貪欲に吸収していたので、雑誌等でここに収録されているバンドの名前は全部知っているし、テレビで見たPV等を通じて曲の1/3くらいは聴き覚えもある。

当時アメリカで滞在していた時には聞いたことがなかったが、現在はこの80年代のへヴィー・メタル勢を総じて「ヘアー・メタル」なんて呼ぶようになった(LA勢が中心)。文字通りヴォリュームのあるロング・ヘアー・スタイルのバンドが多かったからだが(中にはさほど髪の多くないバンドも・笑)、音楽は別としてそういう様式美もあまり自分が得意ではなかった要因だったかも。レミー(Lemmy)率いるモーターヘッド(Motörhead)になんかは、多くのアーティストにまで愛されるバンドだったと知ったのは21世紀になってからだ。興味深かったけれど第2弾も買おうかどうしようかな。

中古店にて購入(¥280)

  • CD (1996/3/26)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Rhino
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British Steel / Judas Priest

2020年04月30日 | ハードロック・へヴィーメタル

British Steel / Judas Priest (1980)

元祖ブリティッシュ・へヴィー・メタルのジューダス・プリースト(Judas Priest)。以前チラッと抱腹絶倒のPVを観てからどんどん気になり出し、遂にはオリジナル・アルバムを買ってしまった(笑)。この歳になってジューダス・プリーストが好きになるとは…。学生だった頃の自分に訊いたら「えーっ!?」と驚くだろうなァ(←実は別のアルバムや編集盤ももう手にしている…)。きっかけになった曲「Breaking The Law」を収録した1980年発表の「British Steel」。こちらは2曲のボーナス・トラックを加えてリマスターされたCD。彼らの歴史にはあまり詳しくないのだが、以降ワールド・ワイドに売れる足掛かりとなったアルバムといった評価でいいのかな。

曲順は英盤に準じていて、のちに彼らの代表曲となった曲も多く収録されているのでとっつきやすい。まだこの頃の演奏はいたってシンプルなロックンロールで、普通”へヴィー・メタル”という言葉でイメージする過剰な派手さや聴き取り難さ、BPMの高さは無いので、自分の大好きなAC/DCなんかを彷彿とさせてすこぶるいい感じ。アイデア溢れるギター・リフと、サビでシンガロン(Sing-along)出来る親しみやすさ。それにちょっとした馬鹿馬鹿しさ(いい意味で)。まさにハードロックの気持ち良さがいっぱい詰まったアルバムだ。

  • CD (2001/5/30)
  • Disc : 1
  • Format: Expanded, Original Recording Remastered , Import
  • Label : Sony
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