ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

喫茶たなか @岐阜県中津川市

2017年10月28日 | 岐阜県(東濃・老舗)

何年振りか分からない位だが、いくつかの近代建築を目指して好天の岐阜県中津川市へ。高速道路には乗らずに白川町方面からバイクで気持ちの良い山道を走り抜けて市内へ。それにしても日本の道路ってどんな田舎を走っても綺麗に舗装されていてスゴイなァ。市内でいくつか目当ての建物を見て何を食べようか思案。まだランチタイムには早い時間だったが、喫茶店なら開いているだろうと、少し調べて寄ったのは新町にある「喫茶たなか」。商店街にある喫茶店で、見た目は真新しいカフェといった感じだが創業は昭和28年(1953)と古い。中に入るとジャズが流れるお洒落な空間でちょっと拍子抜けだったが、目当てはこちら地元で40年以上も前から評判だという「ミートスパゲッティ」。給仕の女性に注文を告げて待つ。

まずは小さいサラダが運ばれた。器もお洒落。そして奥の厨房で調理された「ミートスパゲッティ」が登場。いわゆる”鉄板スパ”だが、玉子液が流されているのではなく、片側に目玉焼きが添えてある。スパゲッティは数多の鉄板スパより細く(つまり普通のスパゲッティの太さ)ピーマンとマッシュルームと一緒に炒めてあるようで、その上からたっぷりのミートソースがかけられている。普通と比べて明らかに挽き肉が多い。早速フォークで丸めて食べてみると、ミートソースは意外とあっさりとしている。なるほど普通のミートソースとはちょっと風味が違って、旨い。通常の倍くらいの挽き肉を使い、牛骨スープで煮込んであるのだそうだ。タバスコと粉チーズが置かれていたが、粉チーズだけ少し使ってみたり、目玉焼きの黄身を潰して混ぜたりして味を変化させて楽しんだ。(勘定は¥700)

 


 

↓ 店の斜め前に建つ「旧・間家倉庫(間家大正の蔵)」(大正6年・1917・建造)。奥まっているのと植木で建物の全体像は見づらいが、綺麗に保存されていて公開されている。鉄筋コンクリート3階建で、県下でも3番目に古いのだとか。

 

 

↓ こちらも同じ並びに建つ「東海業務ソフト株式会社」(建築詳細不明)。地味だが、入口のアーチや、壁面の装飾など、ちょっと遊んであるのが可愛らしい。

 

 

 


 

喫茶たなか(Spaghetti & Crepe Coffee たなか)

岐阜県中津川市新町8-13

 

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コメント (2)
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