ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Jeff Beck's Guitar Shop / Jeff Beck

2017年10月17日 | クラシック・ロック

Jeff Beck's Guitar Shop / Jeff Beck (1989)

ヤードバーズ(The Yardbirds)、ジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)の時代からソロに至るまでだいたいの作品は聴いているジェフ・ベック(Jeff Beck)。でもすごいファンかと問われると微妙で、特に70年代のフュージョン時代のアルバムは自分にとってあまり魅力あるものには映らず、結局80年代も単発では聴いたり、ボックス・セットを買ったりはしたものの、あまり気を入れては聴いてこなかった。今年の初めに来日公演があると知って、何とか行けたらなと思い、全然聴いていなかった最近の音を探して聴いてビックリ(特に'01年の「You Had It Coming」収録の「Rollin' And Tumblin'」)。「へー、最近はこんな振り切った音だったんだ」と俄然興味が湧いた(結局ライヴは行けなかったが…)。そこでちょっと前に遡ってアルバムを何枚か購入してみた。

まずは1989年発表の「Jeff Beck's Guitar Shop」。布陣はキーボードとシンセサイザーにトニー・ハイマス(Tony Hymas)、ドラムにテリー・ボジオ(Terry Bozzio)。ほぼ全編インストゥルメンタル。さすがに30年近く前のアルバムとあって音には古臭さも感じられるが、もともと硬質なジェフのギター音がシンセサイザーの音にマッチしていて面白い音空間になっている。個人的にはこういうのであまり感傷的なメロディーの曲は聴いちゃいられないけれど、基本的にはどの曲もハードなのでイイ。あまり多くを語らないジェフだが、ギターに語らせると雄弁で、かなりやんちゃな所がよく出ている。昔はどんなだったかなと久しぶりに1975年の「Blow By Blow」を引っ張り出して聴いてみると…、あれ? あんまやってること変わらない?(笑)。

オークションにて購入(¥350)

  • CD (1997/7/21)
  • Disc : 1
  • Label : エピックレコードジャパン

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知多繁 @名古屋市昭和区・桜山

2017年10月17日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区 老舗)

何か用があるという訳ではないけれど、最近足繁く通ってブラブラしている昭和区の桜山近辺。この日は愛西市の酒「義侠」がどこかに売っていないかと調べてみたら、こちら「知多繁」にあると知って車で向かう。酒屋といっても店は大きく、向かいにも新しい建物がある。創業は大正9年(1920)だとか。店に入ってまず日本酒のコーナーへ。日本酒が置いてある近辺は暗くなっていてセラーもあることから、酒を丁寧に扱っていることが分かる。品揃えは豊富で、名門酒会の銘柄も多く取り扱っているよう。目当ての「義侠」はセラーの中に置いてあった。数種あったが、この日選んだのは錦三の「華雅」でもいただいた特別純米酒「えにし」の4合瓶(写真は1升瓶)。ちょっと前までは2週間に1本ペースで1升瓶を空けていたけれど、最近は体重をコントロールするために自重しているのだ…(これでも)。

持ち帰った「えにし」の封を開けてみる。無濾過では無かったと思うがしっかりと色付いている(3年熟成だとか)。しっかりと熟成香があり、ヘタな例えでいくと「ゴムっぽい」香りも感じられ、強い個性がある。風味は強いので酒肴はしっかりめの味付けの物が合いそう。冷や(常温)でも旨いが、少しだけぬるめに燗をつけて温度を上げた方が好み。その分香り立つので苦手な人も居るかもしれないが。岡山の「平翠軒」で買ってきた「酒宝あかひら」や「ほたるいかのいしる干し」なんかをつまみにいただいたが、やっぱりあっという間に無くなってしまうナ、4合だと…。(勘定は¥1,368)

 


 

↓ 瑞穂区の雁道(がんみち)商店街の近くにある「魚鍵旅館」(昭和初期建築)。名古屋市の登録地域建造物資産にも指定されている。この雁道商店街ももう少し探ってみようっと。

 

 


 

知多繁

愛知県名古屋市昭和区池端町1-18

 

( 名古屋 なごや 桜山 さくらやま ちたしげ 酒屋 日本酒 日本名門酒会 ぎきょう 義侠 愛西市 山忠本家酒造 華雅 日本酒処華雅 かが 近代建築 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする