ある休日の昼に愛知県一宮市の萩原商店街の「橋本屋」へ。店内で何か食べようと中に入り、大判焼きを焼いている老主人に「焼きそば下さい」とお願いしたら、「うーん、まだ早いでなァ…。」と断られてしまった(←どういう意味だろう?)。もう”焼きそばの口”になっていたので(笑)、車で北上し、大衆食堂「丸清」へ。店の横に車を停めて暖簾をくぐると、稼働している3つのテーブルのうち2つが先客で埋まっている。手前のテーブルに腰を下ろし、調理場で忙しそうに立ち働いているご夫婦に「焼そば」をお願いした。大きな音のテレビを眺めながら出来上がりを待つ。隣の席に運ばれた「ミソカツライス」を旨そうだなァ…と横目で見ていると自分の「焼そば」も運ばれた。
主人が「ソースどうぞ。」と別にウスターソースを置いてくれる。「焼そば」は8角の皿に盛られていて紅生姜が添えてある。短冊に切られた豚肉とキャベツ入り。焼けたソースの匂いを嗅ぎながら熱々のところを箸で手繰っていただく。麺は軟らかめ。ウン、これが食べたかった。しっかりめに味付けしてあるので余分にソースを使うことはなかった。するするといただいてご馳走様。次は「カツ丼」か「チャーハン」を食べに行こう。(勘定は¥450)
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↓ 渋さ全開の「橋本屋」。次こそは店内で…。
↓ 起(おこし)の路地をウロウロしていて、全く事前情報無しの素晴らしい建物に遭遇(建築詳細不明)◇。玄関周りからいくと商店、あるいは会社の事務所だったようだが現在は一般住宅かな。並んだ上げ下げ窓や軒下の装飾が素敵。
↓ 上の建物をまっすぐ南に下ると、これまた素敵な煉瓦壁が。後から調べてみるとかつては「舛善毛織」(建築詳細不明◇)というノコギリ屋根の紡績工場だったようだ。工場は既に更地になってしまっているが、家屋とこの壁が残されている。予期せずこういう建物に巡り合うと喜びもひとしお。
大衆食堂 丸清
愛知県一宮市萩原町萩原北方684-12
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