ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

水月楼 @名古屋市中区・東別院

2024年09月23日 | 名古屋(中村区・西区)

以前から何度も訪れては営業日(時間)に当たらず訪問が果たせていなかった東別院の中華料理店「水月楼」にやっとの訪問。この日は近くの麺類食堂「東京庵」を訪れたがまさかの廃業済み(8月10日閉店)。すぐ近くのもう1軒も少し前に廃業しているので落胆していたところ。じゃあとこちらを覗いたら営業中の看板が出ていた。ヨカッタ―。何度この古い建物の写真だけ撮って帰ったことか(笑)。店に入るなり年配の主人が「注文何にしますかー。」と。ずっと前から決めていたのでカウンター席に腰掛けつつ「鶏球飯(かいこうはん)、ご飯少なめ」と返事出来た。そうでなかったらあたふたしたろう。店内はキャンディーズや立木義弘撮影のヌード・ポスターが飾ってある昭和から時間が止まった内装(笑)。すぐに主人の調理が始まる。

手際が良いのであっという間に「鶏球飯」が完成。事前に知っていたのでご飯を少なめにしてもらったが、少なめでも普通の店の量。指定しなかったら四苦八苦するはず(実際に後客に運ばれた品は普通で大盛の量だった)。若干前に傾斜しているカウンターでスプーンを取り上げ、熱々の「鶏球飯」をいただいていく。いくつもの小さめの鶏のから揚げの他に、白菜、キクラゲ、タケノコ、人参などが中華餡と絡まってご飯の上にのっている。餡は色付きこそ薄いが、ちょうどいい塩加減。旨い。後客が次々と入って来るが、慣れている人は決め打ちで扉を開けるなり注文してから座っている。カウンターの上にピッタリの小銭を置いて勘定を済ませ、席を立った。若い客が多いがそりゃそうだろう、この量でこの値段だもの。また伺いたいナ。(勘定は¥450)

 

 

水月楼

愛知県名古屋市中区平和1-6-13

 

( 名古屋 なごや 東別院 ひがしべついん 平和 へいわ すいげつろう 中華料理 中国料理 カイコー飯 かいこう飯 )

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