三重県津市内を散策。土産にと立ち寄ったのは大門(だいもん)にある「平治煎餅本店」。創業は大正2年(1913)とのこと。軒先に風格ある看板が上がっている。こちらの名物は店名通り「平治せんべい」。阿漕海岸に伝えられた民話に出てくる孝子、漁師の平治にちなんで名づけられた煎餅だそう。店に入ると笠の形をした大中小の煎餅の他、最中やどら焼きなどの生菓子も並んでいた。購入したのは「名物平治せんべい」と直営店限定とポップにあった「中笠」、それに「平治最中」を購入して持ち帰った。
ショップHPより
いつものように家で妻といただく。最初に封を開けたのは「中笠」。笠の形をした煎餅は、原材料が小麦粉、砂糖、鶏卵のみだとのこと。歴史ある和菓子屋に残る甘い煎餅には似たものをよく見かける。しっかりとした硬さでほのかに甘さがくるもの。笠の中の首紐なんかも再現してあるのが面白い。次は通常サイズの「平治せんべい」(写真上)。こちらが一般的な物なのだろうが食感は「中笠」よりサクッとしていて食べ易くいい感じ。ちょっと洋風の焼菓子のようにも感じるのは玉子成分が多いのかな。妻も気に入った様子。「平治最中」ももちろん笠の形を模した丸形の最中。中はしっかり甘めのつぶ餡。どれもお茶請けにぴったりだった。(勘定は¥1,200程)
↓ 市内の旧伊賀街道沿いで見つけた「理容川本」(建築詳細不明)◇。理容店や醫院は手元を明るくするために採光の窓を多く(又は広く)取っているのが特徴。クルクルは残っているものの、もう営業はされていない様子(未確認)。
三重県津市大門20-15
( 三重 みえ 津 つ 平治煎餅 へいじせんべい へいじせんべいほんてん 和菓子 せんべい もなか 近代建築 理髪店 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます