「体はひとつしかないのにそんなに持っててどうするの?」なんて妻に責められながらも”鉄馬”をまた1頭増やしてしまったので(笑)、馴らしをするために早朝から郡上八幡まで走らせた。まだ3500回転以上は上げないよう優しく手綱を取る。郡上八幡には何度かバイクで行っているが、着いた先でバイクを停める場所が少なく(市営駐車場は2輪禁止)、この日は山腹にある郡上八幡城の駐車場に停めて、歩いて町中まで下りることに。朝は何も腹に入れてこなかったので、喫茶「チロル」の9時開店を待って店へ。店ではもう地元のお姉さま方の井戸端会議が始まっている。カウンター前の奥の席に腰掛け、給仕のアルバイトの女の子に「ホットを。セットで。」と注文。こちらのモーニングサービスはドリンク代にプラス100円というスタイル。開店したばかりとあって主人は忙しそうだ。
つい「ホット(コーヒーの意)」と言ってしまったので、これがメニュー先頭に載る「アメリカン」なのか「かわさきブレンド」なのか分からないが(※ちなみに”かわさき”は有名な郡上踊りの名前から付けられているはず)、ホットコーヒーが登場。すぐ後に運ばれたセットは、半切りのトースト、ミニサラダ、ヨーグルト、ゆで玉子という内容。コーヒーは色が淡く苦味も少ない空きっ腹に優しいタイプ。ミニといってもサラダは、ポテサラ、ブロッコリー、パプリカと色鮮やか。これに和風ドレッシングがかかっている。ヨーグルトにはブルーベリーソースが。ゆで玉子はまだゆで立てで熱々。まだ涼しい時間に長距離を走った後に、着いた先での朝食って何だか気持ちがいいものだ。(勘定は¥550)
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↓ 足を延ばして長良川鉄道の終点「北濃駅」まで。こちらには国の登録有形文化財にも指定されている古い人力の転車台が残っている。明治35年(1902)アメリカンブリッジ社製で国内で一番古いのだとか。当初は岐阜駅に設置されていたとは知らなかった。昭和9年(1934)に移設されたのだそう。覗きこんでみると転車台の下に用水路が流れている。目に優しい緑と流れる水の音が気持ちいい。
珈琲館 チロル
岐阜県郡上市八幡町新町965
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