Feels Like Home / Sheryl Crow (2013)
2013年に発売されたシェリル・クロウ(Sheryl Crow)9枚目のアルバム。当初は結構買っていたシェリル・クロウのアルバムも、この頃からだんだん買わなくなっていた。ロッキンな彼女が好きだった者にとってはこのフェミニンなジャケ写真だけでも「うーん…」という感じ。彼女はこれより前に私生活で色々あったので、心境というか趣味が変わったのかななんて思っていた。調べてみるとこのアルバムは”カントリー・ミュージック”として制作されたのだとか。彼女の音楽趣味がそちらに傾いたらしいが、そもそもの彼女の音楽にはそういう面も内包されていたので全く驚かない。なので最初に予備知識無しで聴いた時には特にそんなこと意識しなかった。
いつものようにかっこいいギターの音から始まるアルバムは、この1曲を除くと全体的に地に足の着いた落ち着いた雰囲気で、終止大人の女性のロック・アルバムといった感じ。特にカントリーっぽさは感じない。ま、現代のカントリー・ミュージックは、ロックやポップの方に振れている部分もあるし、ミクスチャーも進んでいるのでジャンル分けはあまり意味が無いだろうナ。どの曲のクオリティも充分だし、特に欠点も見つからないが、それ故に何というか…面白味が少ないというか、これといって印象に残りにくい。彼女のように男性にも女性にも人気があって、グッドルッキンで、どんな音楽でもこなすテクニックもあるのに、ロック魂に溢れた曲や新機軸が無いと、”勿体無い”と感じさえしてしまう(←外野がいまごろ勝手な事を言ってるなァ)。
中古店にて購入(¥650)
- Label : Warner Bros / Wea
- ASIN : B00DSTBMMU
- Disc : 1
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