The Essential Miles Davis / Miles Davis (2001)
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)のコロンビア時代のオリジナル・アルバムはボックス・セットで全部持っているので全く必要の無い編集盤だが、同シリーズのジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)のCDを購入した時に同じ出品者から出ていたので、ついでに入札しておいたら落札出来ていた2枚組CD。でもソニー・コロンビア在籍時に限った有名曲のみが収録されているとばかり思っていたら、収録曲にはバード(Charlie Parker)とやった「Now's the Time」をはじめ、彼の30年ものキャリアを振り返るオール・タイム・ベストだったので結果的にはOK。
彼のキャリアは、おおまかに大物アーティストのセッション参加期、クール、ハードバップ、エレクトリック、フュージョン、ポップスと、様々な音楽スタイルの、言わば”ジャズの歴史”でもあるので、到底2枚では俯瞰出来ないだろうし、選曲もあれが無いこれが無いなんてことになるのは分かり切ったことだったろうが、そこを無理矢理押し込んで編集されている感じ。でもファンとしてはそれに対してあーだこーだ言うのが楽しいので(笑)、コンピ好きはいつまで経ってもCDの枚数を削減することが出来ない…。この2枚組もエレクトリック少なめで好きな曲ばかりという訳にはいかないが、マイルスの偉大な足跡をちょっと新鮮に聴くことが出来た。
ネットオークションにて購入(¥465)
- Label : Sony
- ASIN : B00005JA24
- Disc : 2
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます