名鉄岐阜駅の道を挟んだ西側には繊維問屋が軒を連ねているが、その手前にある喫茶店「麗芳」へ。平日にこの辺りは通らないので入ったことが無かったが、ある日曜に前を通ったら開いていたので休憩がてら入ることに。繊維問屋街がイベントをやっていたので開いていたのか、それとも日曜も営業の店だったか。いかにも昭和な外観の店舗の中に入ると、これまた素晴らしい昭和の内装。赤と緑のソファー椅子、やや暗めのランプ風の照明器具、壁の意匠などが素敵。こちらには”平成の御代”は訪れなかったようだ(笑)。店内は奥にかなり広く、入っても誰もやってこない。先客もなし。奥に向かって大きな声を出したらやっと給仕の女性が現れた。水とおしぼりは用意されたがメニューが無い。訊いたらランチは表に書いてあるもの、後はドリンクだそう。壁に”自家製・完熟梅ソーダ”と貼紙があったので尋ねると「で、でき…ます。」という心許無い返事(苦笑)。
奥に消えた女性の他に主人らしき男性の声も聞こえるが姿は見えない。しばらくして模様の入った金属製の盆の上にクラシックな脚付きグラスで「完熟梅ソーダ」が運ばれた。大きな梅の粒がまるごと入っている。さっそく飲んでみると炭酸はごく弱めだが、甘くて旨い。爽やかな梅の香り。よくパフェなんかに付いてくる長くて細いスプーンを使って梅の実を取り出し口に入れる。大きいからか外皮は硬かったので中の軟らかいところだけ舐め取ってソーダと一緒にいただいた。他にどんなメニューがあるのかはついぞ分からなかったが、機会があればこの昭和クラシックな雰囲気の中でランチをいただいてみたいなァ。(勘定は¥550)
COFFEE SHOP 麗芳
岐阜県岐阜市住田町1-1
( 岐阜 ぎふ 岐阜駅 名鉄岐阜駅 喫茶 純喫茶 れいほう REIHO コーヒー 珈琲 ランチ レトロ喫茶 )
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