北九州市小倉での呑み歩き。何軒も日本酒ばかり呑んでいたが、天気が悪く蒸し暑い日だったので冷たいビールが呑みたくなった。そこで目に付いた店に飛び込むことに。暖簾に大きく”鉄なべ”と書かれた「鉄なべ総本店」。店はまだ真新しい感じの、餃子を鉄鍋で出す店だ。ちなみに鉄鍋で餃子を出すスタイルは製鉄の街・八幡が発祥だとのこと。こちらの歴史はよく分からないが、こちらの他に2店ほどあるよう。中に入ると手前にカウンター席があったのでそちらに腰掛ける。奥にはテーブル席が並んでいて、もう店じまいに近い時間帯だったが客が残っているようだ。うれしいことにサッポロの赤星(ラガー)を推しているようで専用の冷蔵庫にびっしりと。もちろん大瓶をお願いした。メニューには意外や餃子以外にも刺身を始めたくさん揃っており、旅行者向きにとりあえず名物は何でもあるといった感じ。肝心の「鉄なべ餃子」は2人前からと書いてあったので戸惑ったが(もう何軒もハシゴしているので)、店員のアジアのお兄さんは「1人前デモダイジョウブデス。」とのこと。
しばらくして運ばれた「鉄なべ餃子」は8個だったかな。1つは小振りでこんがりと色良く焼けており、いかにも旨そう。早速カリッカリなのをつまんで…、旨いに決まっている。見た目とは違いあっさりとした餃子でいくつでも入っていきそう。パクパクと食べていったが、まだビールが余っているので「炊餃子」を追加。”すいぎょうざ”と発したらお兄さんに「タキギョウザデスネ。」「”たきぎょうざ”って読むの?」「スイギョウザデモイイデス。」(笑)。こちらは白濁した鶏ガラスープに入ってやってきた。ぶつ切りのネギと共に5個ほど。食べてみたけれどこちらも意外とあっさり。そのままいくものなのか、タレを付けて食べるものなのか分からないが、中に歯応えのある肉片もあって悪くない。どちらかというと焼きの方が好みだが、軽く滞在20分で喉を潤すことが出来た。(勘定は¥1,920)
↓ 門司港の近代建築散策。門司港のランドマーク「門司港駅」(大正3年・1914・建造)◇。広い広場の先にある建物は風格あり。6年前に門司港を訪れた際にはまだ修繕工事中で観ることが出来なかったが今年3月に完成。修繕したてで真新しいところが多いが、長く伸びるホームと鉄骨の屋根は雰囲気抜群。国の重要文化財に指定されている。
福岡県北九州市小倉北区魚町2-3-12
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