岐阜市京町にある和菓子の「天狗堂」へ。ふと「更科」の方へ目をやると喫茶「ビリケン亭」にまで到達する程の大行列。いったい何人並んでいるんだろう。ま、ここは回転が早いので問題ないだろうが。自転車が何台も停まっている店のガラスにはその時の旬の菓子の名前が貼りだされている。この日は「おはぎ」「栗粉餅」「赤飯」「おまんじゅう」があった。中に入ると何人もがガラス・ショーケースを覗き込んでいる。店員は2人。「秋の味覚・栗粉餅」と「まぜおにぎり」をお願いして包んでもらった。
「まぜおにぎり」は出先でいただく。どの範囲までかは知らないが、岐阜では定番の人参主体の混ぜご飯。うちの祖母は”にんじんごはん”と呼んでいた。中には椎茸を煮たのも入っている。味付けは淡いが、人参の甘さもしっかりと味わえて旨い。「栗粉餅」は家に持ち帰って妻といただく。かの有名な「ベンテンド―」と比べるとやや小さめで、しっとりとした甘い栗粉をたっぷりと纏っている。これも旨いなァ。妻も気に入った様子で良かった。「栗のおはぎ」というのも気になったので次は買ってみよう。(勘定は¥670)
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↓ 岐阜中警察署のはす向かいにあたる鷹見町のにある親柱と欄干(建築詳細不明)◇。橋の銘板は外されているので名前は分からない。水路はもちろん反対側の欄干も見当たらないナと道路を観察すると、暗渠(あんきょ)になっているようだ(写真下2枚目)。
天狗堂
岐阜県岐阜市京町3-18
( 岐阜 ぎふ てんぐどう 餅 餅屋 和菓子 おにぎり 味ごはん 炊き込みご飯 持ち帰り テイクアウト くりこもち 栗粉餅 あんきょ 近代建築 )
>>どの範囲までかは知らないが、岐阜では定番の人参主体の混ぜご飯
一宮市で生まれ育ったウチの母も「にんじんご飯」って呼んでましたわ~懐かしいです。
買いに行こうっと。
>「にんじんご飯」
お、一宮でもそうでしたか。やっぱり食文化って”県境”などではなく物理的な”地域”で
伝播しているんですねー。
この近辺の暗渠道については、CBCの「未知との遭遇」の10/1の放送で紹介されてました。
井桁屋の大将も出演していましたよ。
https://hicbc.com/magazine/cat/?cid=michi&p=3
>「金魚飯」
各務原は人参が特産物ですもんね。この呼び名を聞いたのはごく最近なのですが、
ずっと前からそう呼んでいるんですかね。
>道との遭遇
そうでしたか!知りませんでした。情報ありがとうございます。
>『金魚飯』の誕生は、各務原市でニンジンの生産が盛んになった60年程前に遡ります。
https://hicbc.com/magazine/article/?id=post-13469
>ここ20年ぐらい
そのくらいから”ご当地何とか”と称して自治体などが地域の名物作りに力を入れ始めましたもんね。