あけましておめでとうございます
車で出掛けていたある晩に、前から入ってみたかった岐阜市殿町の「やまさ」へ。ひっそりとした通りにある店に明かりが灯っていることを確認してから近くのコイン・パーキングに車を停めた(店の駐車場の有無は不明)。暖簾をくぐると詰めて6席程のJ字型カウンターがある。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる。先客はサラリーマンと近所のおばちゃん。どちらも1杯やっていらっしゃる。羨ましいなァ。グッと我慢して「みそかつ定食」をお願いした。上品な女将さんが「今日まだちょっと味噌がゆるいんやわ。もうちょっと煮詰まらんと…。ええかね?それともソースにする?」と訊かれたので構わない旨伝える。休業日明けの日はこういうことがあるらしい。
テレビと上品な女将さんの所作を眺めながら出来上がりを待っていると「みそかつ定食」の出来上がり。平皿にしっかりめの揚げ加減のかつがのり、付け合わせは千切りキャベツ、トマト、きゅうり、カットレモン。これにやや大きめの飯碗のご飯と赤出汁、たくあんが付く。女将さんが心配していた味噌だれの粘度は特に緩い訳ではないが、味わいは確かにあっさりめ。本当はもう少し煮詰まってから出したいんだろうな。でもこれも悪くない。中サイズのかつは脂身のあるロース肉。かつを頬張ってはご飯を掻き込み、茄子にオクラにしめじなど具材の沢山入った味噌汁をいただきながら平らげた。酒肴はさほど多くないが、次は呑みで使ってみたいナ。(勘定は¥900)
とんかつ・えびフライ やまさ
岐阜県岐阜市南殿町2-6
( 岐阜 ぎふ とのまち やまさ食堂 トンカツ 海老フライ 居酒屋 酒場 定食 揚げ物 )
この辺り、何もなくて夜になると真っ暗なんですよね。ここだけポツンという感じ。
品書きも席数も多くないのでやはり呑みに使う人が多いんでしょうね。