ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

NME Presents Under The Influence / Various Artists

2022年03月02日 | 雑誌付録CD

NME Presents Under The Influence / Various Artists (2000)

イギリスの音楽誌「New Musical Express(NME)」の企画によるコンピレーション盤CD。これが雑誌付録なのか単体発売なのかよく分からないが、レコード会社が明記してないのできっと付録だろう。「Under The Influence(影響下)」っていうのが何からの影響なのかインナーを見ても書いていないが、収録曲とアーティストがかなり自分好みだったので購入してみた。その収録曲とアーティストは以下の通り。

01 Sex Pistols – Anarchy In The UK
02 The Beta Band – To You Alone
03 Mos Def – Rock & Roll
04 The Miles Davis Quintet – Round Midnight
05 Swell Maps – Read About Seymour
06 Iggy Pop – Fire Engine
07 T-Rex – I Love To Boogie
08 David Bowie – Suffragette City
09 The Zombies – Time Of The Season
10 Noonday Underground – London
11 Captain Beefheart – Orange Claw Hammer
12 Scott Walker – Plastic Palace People
13 Nick Drake – One Of These Things First
14 Johnny Thunders & The Heartbreakers – Chinese Rocks

一番の目当てはイギーの06。この曲に関しては知らなかったので調べてみると、1983年のデモ録音らしくプロデュースはあのカーズ(The Cars)のリック・オケイセック(Ric Ocasek)とのこと。イギーは1984年の映画「Repo Man」に曲を提供しているが、その関係で録音されたのかな(曲調も似ていないこともない)。01のピストルズは荒々しいデイヴ・グッドマン(Dave Goodman)プロデュースのヴァージョン。05のスウェル・マップスは同じくロンドン・パンクのバンド。この曲は何かのコンピ盤(もちろんレコード)に入っていたのでよく聴いた。ジョニー・サンダースは発掘された77年のロスト・ミックス。なぜかこの面子にマイルス(でもColumbiaでなくPrestige)が入っていたり、苦手なキャプテン・ビーフハートの11(←フランク・ザッパがギター担当)があったりと、新旧の珍しい曲、ヴァージョンと、特に珍しくない曲が入り混じった訳が分からない選曲だが自分には楽しめた。

ネットオークションにて購入(¥400)


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