地上から地下に降りて朝の一杯に向かったのは伏見地下街(長者町地下街)の創業昭和50年(1975)の喫茶店「伏見珈琲館」。7時半頃だったが、もう明かりが点いて扉が開いていたので中に入ったら、ご夫婦の朝のコーヒータイム中。主人が「ん?」と時計を確認。自分が地下に降りた時にはまだ伏見駅のシャッターが上がっていなかったので客が来るにはちょっと早いなと思ったんだろう。「よろしいですか?」と尋ねたら「どうぞ。」と言われたので腰を下ろした。申し訳ない事しちゃったなァ。「ホット(ホット・コーヒーの意)を」と女将さんに注文すると「モーニングは?」と訊かれたので「トーストサンドをハムで」とお願いした。年季の入った湯沸器が稼働する調理スペースでコーヒーとトーストの準備が進む。洋楽ポップスと動き出した地下鉄のゴーッという音がBGM。
しばらくしてコーヒーとトーストサンドが供された。コーヒーはやや酸味強めの味わい。トーストサンドは1枚分のパンをトーストし、2分割。ハム、レタス、きゅうりを挟んでさらに半分にカットしてある。軽く食べる朝にはちょうどいい分量。自分もほぼ毎朝コーヒーを挽いて淹れているけれど、大ベテランに出してもらうコーヒーは格別に旨い。自分がコーヒーを啜っている間もご夫婦は2人でテーブルに座って新聞記事やらを話題にお喋り。仲がイイんだなァ。きっと毎日こうして仕事前のひと時を過ごしているんだろう。自分が平らげる頃には地下鉄の駅が動き出したと見えて、早速常連客が飛び込んできた。この人達も毎日のルーティーンになっているんだろうな。(勘定は¥410)
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珈琲専門店 伏見珈琲館
愛知県名古屋市中区錦2-13-24 伏見地下街
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