Ride The Lightning / Metallica (1984)
メタリカ(Metallica)が1984年に発表したセカンド・アルバム。スラッシュ・メタルという音楽スタイルでセンセーションを起こし、それがアンダーグラウンドでの評判のみならず、メイン・ストリームにまで達した勢いそのままに製作されたこの作品。前作から12ヵ月という間隔での発表。当時としてはごく当たり前だったが、あの頃のアーティストは本当に勤勉だった(笑)。ベースのクリフ・バートン(Cliff Burton・86年に死去)がアルバムの多くの曲に関わっており、バンドの重要な部分を担っていたことが想像出来る。当時のシーンをよく知らない自分でもクリフ・バートンの名前はよく聞いた覚えがあるので、よほどバンドに大きな影響を残したのかな。
アルバム冒頭、静かなイントロからいきなりギアをトップにまで引っ張っていく疾走感が気持ちいい。このバンドが当時のへヴィー・メタル・バンドが得意だった悪魔信仰だとか、ある種の様式美の方にばかり偏っていなかったのが当時のキッズに刺さったのかもしれない。当時彼らが歌っていた詞の内容は全然知らなかったが、今改めて読んでみると、より現実的というか身の周りに起こっている出来事を題材にしている曲も多い(もちろんあっちのバンドだからキリスト教的な考え方や表現は沢山出てくるが)。らしさ満載で人気のあるアルバムだから40年経った現在もライヴで演奏される曲が多数。
ネット・ショップにて購入(¥272)
- レーベル : ソニー・ミュージックレコーズ
- ASIN : B00005GB40
- ディスク枚数 : 1
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