Endless Summer - Donna / Donna Summer (1994)
ドナ・サマー(Donna Summer)のベスト盤。彼女を知ったのは80年代のMTV時代。その頃のヒット曲は「She Works Hard For The Money」だったが、その後何かでかつてのヒット曲「I Feel Love」(’77)を聴いて、そのシンセ初期でありながらエキセントリックな音使いがクセになった。テレビ番組やCMのジングルで彼女の「Hot Stuff 」なんかがよく取り上げられたので曲は知っていたが、しっかり聴いてみる気にはなかなかならず幾年月。最近は「自分の聴くジャンルじゃない…」と思う音楽だって、気になって引っ掛かるのはとりあえず買って聴いてみることにしているのでこれも購入してみた(といっても、思い立ってから実際に買うまでに数年かかっているが)。
件の曲「I Feel Love」をプロデュースしたのはジョルジオ・モロダ―(Giorgio Moroder)。自分は今回調べてみるまで、あのシンセのサウンドからドイツ人だとばかり思っていたが、イタリア人だそうだ。ディスコグラフィーを辿っていくとドナ・サマーのキャリアの最初期から彼が関わっていることを知って驚いた。今となっては懐かしさを感じるアナログ・シンセの音も、自分が再評価した時期(テクノ←デトロイトの方の)にはとても新鮮に感じた。ずーっと喘ぎ声が続く(笑)02や、いかにも80年代のキーボード主体の曲、発売時のハウスっぽい曲など、彼女のキャリアの俯瞰に便利なコンピ。ジョルジオ・モロダ―のアルバムも何か聴いてみようか。
ブックオフにて購入(¥330)
- Label : Mercury
- ASIN : B00005FGJU
- Disc : 1
>話のネタに
そうなんですかー。自分はもう少し後から聴き始めたので、雑誌(多分サブカル時代の「宝島」かと)で
この曲の卑猥さが書いてあって、それから少し経ってから初めて聴きました。こんなの絶対他の人と一緒
だったら気まずいですよねー。もうジャケからしてアウトです(笑)。
「アイ・フィール・ラブ」のシンセ・サウンド、今聴くと新鮮ですね。
こういう音は確かにドイツ人を想像するかも。クラフトワークとか。
「愛の誘惑」は当時、話のネタになりましたね。今聴いても衝撃です(笑)。