久しぶりに岐阜県恵那市の岩村城城下町を散策。バイクを役所の駐車場に停め、歩いて古い建物が多く残る通りへ。昼は以前からブックマークしてあった「鳥兵」で摂ることに。以前は通り側の入口(写真下2枚目)しか知らなかったが、路地を入った裏手に暖簾の掛かった新しい建物があった。前は気付かなかっただけかな。暖簾をくぐって中に入り靴を脱ぎ、広い店内のテーブル席に案内された。屋号に”鳥”とあるので、何となく鶏料理を選びたい気分。「親子丼」と迷って「恵那鶏のきも焼き定食」をお願いした。
盆にのった「恵那鶏のきも焼き定食」が運ばれた。メインのきも焼きに加え、こんにゃくとタケノコの煮物、ポテサラ、漬物、それにご飯と赤だしが付いている。濃いたれで味付けされたきもは、レバーだけでなく色々な部位が入っている。味付けはニンニク生姜醤油。照りのあるきもをつまんですぐに後から白いご飯を掻き込む。旨い。この組み合わせで旨くない訳がないわな。きも焼きの皿には千切りキャベツときゅうりトマトの付け合わせ。これだけ濃い味のたれが絡んでいて、下にもたれが溜まっているので、キャベツに直接かかったドレッシングは要らないかな。全部綺麗に平らげてご馳走様。勘定してもらった。(勘定は¥1,230)
↓ 駐車場から町並みまでの細い路地にも風情あるなまこ壁の建物「木村邸」(建築詳細不明・江戸中末期?◇)が。途中生業が陶器関係と思われる民家の軒先に茶碗類が並べてあり、ちょうど欠けて新しいのをと思っていた自宅の小碗と同じサイズの碗を見付けた。色と柄も気に入ったので居間でテレビを観ていたご高齢のお母さんに「これ、おいくらですか?」と尋ねると、「ええよええよ、持っていって。誰かに使ってもらった方が嬉しいで。」と有難いお返事。お礼を言って遠慮なく頂戴する。
↓ 路地を抜けた先、メインの通りに出るとすぐにこんな風情のある建物(建築詳細不明)◇。ここは相変わらず町全体が文化財のようだ。
↓ とても間口の広い「骨董・岩村」(建築詳細不明◇)。何となく手が入れられているような感じもあるし、前は違う用途の建物だったかも。
↓ 何とも可愛らしい建物の「瀬戸石油店」(建築詳細不明)◇。古い町並みを抜けた奥にポツンと建っていた。
↓ とても綺麗な状態の「旧・昭和堂」(建築詳細不明)◇。以前は文房具を扱っていた商店だったようだがその看板は下ろされている。表の建物があまりに綺麗なので看板建築の部分がどれくらい古いのかどうかよく分からない。
↓ 以前にも中に入ったことがある「まち並みふれあいの館(旧・岩村銀行本店)」(明治41年・1908・建造)◇。観光案内所として利用されている。
岐阜県恵那市岩村町本町237
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